介護事業にとっての費用はどこに一番かかっているかご存知でしょうか?
費用の多くは、いわゆるハード面の建物や食事の提供にかかわる食材費があります。
その中でも介護事業においては人件費が6割を占めています。
つまり、介護事業にとって「人」とは費用でもあり、財産でもあるのです。
もちろん、他の業界でも一緒だとは思いますが、他の業界に比べても人件費がかかっていると思います。
そんな大切な「人」を財産にするか、費用にするかはマネジメントにかかっています。
これはかの有名なドラッカーが言っていることでもあります。
ですが残念ながら指導する現場にはその概念は浸透しておらず、人を長期的に育てる視点が欠如している現状があります。
もちろん人材不足やら指導の経験不足などの課題はありますが、人を資産にするので有れば、管理者やリーダーは今に投資するのでなく、
未来に投資することが大事だと考えます。
今に投資とは、とにかく誰でも良いから紹介会社に頼んででも良いから人を入れるということです。
ですがこれでは定着できるようなマインドで関わっていないので、結局、離職してしまい、また人員不足になる負のスパイラルになります。
介護事業は人員換算で定められた人数の配置なので、離職や異動があれば、一時的に人数は足らなくなりますが、そこを今いるメンバーで乗り越える必要があります。
そして新しいメンバーが定着して将来活躍できるように未来に時間をかけて投資することが大事になります。
指導のポイントは中長期的視点で未来に投資することだというのを意識していただけると良いと思います。
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