失敗か成功かは始める前に決まっている!?セルフトークの使い方
May
18
失敗するか成功するかは始まる前に概ね決まっていると言われています。何もしていないのに結果が決まるなんてありえない、そう思っていませんか。
◆セルフトークとは
セルフトークとは、心の中のつぶやき、独り言のことです。私たち人間は、1日に6万回くらい心の中でつぶやいていると言われています。そのつぶやきは無意識的に行われているものなのです。無意識(潜在意識)と顕在意識の比率はおおよそ90:10だと言われていて、圧倒的に無意識が優勢。その無意識から出るつぶやきが自分のイメージを作り、そのイメージ通りに自分が行動しているとしたら、どうでしょう。
◆失敗する人のセルフトーク
失敗する人の多くは、出来ていないこと、足りていない部分ばかりに目を向けてネガティブなセルフトークをくり返しがちです。
そうすると体に無駄な力が入ったり、萎縮してしまうために本来出せるはずの力も出せなくなります。それどころか目線は下がり、表情は暗くなり、自信が失われていくことで、相手に与える印象もネガティブなものになっていきます。
◆成功する人のセルフトーク
成功する人のセルフトークは、とてもポジティブで前向きなものです。たとえ自信がないものであっても、「これはきっと自分の素晴らしい経験になる」など前向きな言葉を自分にかけているのです。
だからこそ、前をしっかりと見て、前向きな表情やしぐさ、態度になり、それが成功を呼び込むのです。
セルフトークを変えるには
ここまで読んでくださった方は、セルフトークを変えたい!と思ってくださっているのではないでしょうか。
そして同時に、無意識のセルフトークを変えるってどうするの?とも感じているかと思います。
◆セルフトークを変える一歩目は
それは自分のセルフトークに気付くことです。例えば、今何を考えていただろう。どんな気持ちになっていただろう。という風に自分自身に問いかけながらどんなセルフトークが行われているかを観察します。
◆セルフトークに気付いたら
自分がなりたい姿だったらどうするだろう?という視点から自分にかける言葉を考えます。そしてそれを改めて自分に向かってつぶやきます。
ネガティブな思考をしていたとしてもそれを瞬時に言い換えることで脳は簡単に書き換えることができるのです。
◆脳の可塑性を利用する
可塑性というのは粘土のようにある力を加えたときにその形から変わらず固定される性質のことを言います。脳は可塑性があり、インプットしたことを書き替えることができると言われています。事実、自分の習慣や性格などは子どものころからずっと同じという人はいなくて、皆さん環境に応じて変化してきていますよね。
それをセルフトークでも応用して、ネガティブなセルフトークに気付いたら、ポジティブなものに変換する。これをくり返すことでセルフトークが変わり、セルフイメージまで変えることができるようになります。
まとめ
セルフトークがセルフイメージをつくるからこそ、セルフトークをポジティブに。
まずは自分のセルフトークに気づき、それを修正して自分に伝えるところからスタートすることで、次第にセルフトーク、セルフイメージがポジティブになり、成功に近づいていきます。
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