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中学受験とチック症

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中学受験とチック症
写真はイメージです。

次男が春休みにはいってチックが出始めた。
明らかにまばたきではない、目をぱちぱちとさせる仕草。

幸か不幸か、私はチックの症状を色々とみてきたから、
身体的な心配は全くしていないのだけれど、
心のケアはしていかないといけないサイン。

長男も小学校5年生でチックが出始めた。
長男は首を振る形で出て(北野武さんみたいなかんじ)
学校の先生やお友達も気づいてて言われてたみたい。
先生からは学校ですれ違った時に呼び止められて、
話したから結構心配してくれていたんだと思う。

チックって無意識に出ちゃうし、
本人も症状に気付いてるし
止めようとすると余計に負荷がかかるから
やめなさいとか言うのは逆効果。

でも本人も気にしちゃうから、ちゃんと説明した上で
そっとしておくしかないんだよね。

長男は小学校6年生の夏休みくらいに治まったし、
私の友人のお子さんも中学受験でチック症状が出てたけど
受験が終わったらチック症状はでなくなった。
結局ストレスの緩和行動なんだよね。

次男はこれまでは宿題すらしなくても
先生も親も見逃してくれていたのに
中学受験をするとなったら
学校以外にも宿題がでて(しかもそれなりのボリューム)
宿題のやり直しの方が大事だと言われて、
宿題の提出がなかったら親に電話がかかってくるという
そんな初めて味わう緊張感がストレスになっているのだろうなぁ。

そんな感じでそっと見守っていたら
「なんか目がぱちぱちするねん」と言ってきた。

次男を呼んで、チック症候群と言って
ストレスたまったりしたら
そのストレスを逃がすために起きる症状なんだよ。

だから、もしかしたら今のあなたは
自分が思ってる以上に頑張っている時で
それを中和させるために
身体がストレスを逃してくれてるんだよ。

ストレスに慣れたり、ストレスがなくなったら
自然とぱちぱちしなくなるから安心していいよ。

と長男の時のチックの話もすると安心したみたい。

大人になるにしたがってストレス耐性ができて
チック症状がなくなることもあるし
私の妹のように大人になってもストレスがかかると
チック症状が出始めることもある。

けど、変に止めるんじゃなくて
ああ、今頑張ってるんだなって
自分も周りもバロメーターにして
上手く付き合っていくのがいいんだよね。

長男はきっと次男のチックに気づいても
そっとしておいてくれると思う。
夫にも長男の時に先に説明をしておいたから、
きっと注視はするもののそっとしておいてくれるはず。

私はいつも以上に次男をしっかりと見守りながら
寄り添っていこうと思う。



最後に、いつも私が大切にしている言葉を。

~ニーバーの祈り~
神よ、変えることのできるものについて
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては
それを受け入れるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと
変えることのできないものとを
識別する知恵を与えたまえ。
(ラインホールド・ニーバー)



今日もお読みくださってありがとうございました!

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