学生の頃、”信念”という言葉が苦手で
出来るだけ使いたくありませんでした。
「信念を持って取り組む」
「信念を貫く」
信念を持って行動してる人はカッコよく見えるし、
自分にもそういうのがあったら何かが変わるかも、と期待したりもします。
が、その一方で、耳触りが良いせいか、
人を動かそう、人に押し付けよう、という思いが透けて見える人ほど
都合よく使ってるな、なんて思ったりもしてました。
信念 = それが正しいと堅く信じる自分の考え。
思い込みと紙一重だなと。
正しい信念の持ち方をしないと、
その考えにとらわれて視野が狭くなったり、
融通の利かない頑固者になってしまいそう、と思ってました。
じゃあ、正しい持ち方って?
松下幸之助氏の言葉に
「強固な信念がなければ価値ある生き方はできない。
柔軟な融通さがなければ心豊かな生き方はできない」
というのがあります。
それを知った時、「あぁ、そこです!」と腑に落ちました。
信念があるのはいいけど、
それを自分で冷静に客観的に見る目や
周りの意見・情報に耳を傾ける柔軟さとセットが良い、と。
信念あるのみ、ではなく、バランスですね。
信念を持つ時には
同じくらい柔軟さ、寛容さも持ちたいものです。
”信念”もいいけど
私は
”志”の方が好きだな。
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馬場 美穂(ばば みほ)
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Posted at 2020-11-08 14:17
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Posted at 2020-11-08 15:53
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