今宵の宵月は、十二夜。
小さな雲が出ていますが、ほぼ晴れた月夜です。
今日の母は、正気に戻っていました。
血圧が高くなったので、パッチを貼っていました。
今日から御粥になりました。
花園で
変わり種の薔薇が咲いています。
行く度に違う薔薇が開花しているので、楽しめます。
珍しい花を写真に撮りました。
十一夜の宵月は、時折薄雲がお月さまの前を横切ります。
お月さまが次第に丸くなり始めています。
母は、術後せん妄らしく、今日もおかしなことを言っていました。
昼夜が逆転しているらしいです。
重湯が食べられるようになりました。
術後、顔が変わったように感じます。
散歩道で
荻の花が咲いています。
穂が生まれるところも面白いです。
今日も、少し風がありましたが、秋晴れの一日でした。
すっきりとした空には、十日月。
少しずつふっくらしてきています。
ICUから出た母は、病院関係者の結婚式と披露宴に出席したそうです。
以前にも見たことがある情景。
誰かが邪魔をして、灯篭を将棋倒しにしたとか。
白い壁にたくさんの雲が浮かんでいるとか、
迷彩服を着た人が無限に雲の中に浮かんでいるとか・・・
止めどなく話していました。
私が高校生の時に全身麻酔をしたときは、お花畑に行ったらしいです。
今回もまだ麻酔からはっきり醒めていない感じでした。
散歩道で
虎杖の花が咲いています。
子どもの頃は、見かけなかったのですが、
最近では秋の定番の花になりました。
秋晴れの一日。
夕方の青い空に九夜月が望めました。
本日は、実母の癌疑いの手術でした。
術後は、細胞腫かもしれないということで、少し安心しました。
テレビドラマでは、手術室の前でずっと待っているものですが、
一旦帰って所用を済ませて、終わる頃に再び行きました。
ICUに入ることになり、会えそうになかったので、そのまま帰ったら、
後から「まだ病院内ですか?」と電話がかかってきました。
面会できたようです(笑)
まぁ、大丈夫そうなので、面会できなくても構わないのですが。
返り咲くシリーズの3番目。
花園で
春に咲く石楠花が返り咲いています。
朝日新聞出版 (2019/5/30)
図書館の棚でみかけた梨木さんの新しい本。
借りてみました。
『f植物園の巣穴』の姉妹編とありました。←購入したのにあまり面白くなかった。
今回も小難しい感じでしたが、読むにつれて少しずつ面白くなりました。
◇内容紹介◇
自然、人間の体、こころの入り組んだ痛みは
家の治水、三十肩、鬱と絡み合い、主人公を彷徨えるツボ・椿宿へと導く。
皮膚科学研究員の佐田山幸彦は三十肩と鬱で、
従妹の海子は階段から落ち、ともに痛みで難儀している。
なぜ自分たちだけこんな目に遭うのか。
外祖母・早百合の夢枕に立った祖父から、「稲荷に油揚げを……」の伝言を託され、
山幸彦は、鍼灸師のふたごの片われを伴い、祖先の地である椿宿へと向かう。
屋敷の中庭には稲荷の祠、屋根裏には曽祖父の書きつけ「f植物園の巣穴に入りて」、
明治以来四世代にわたって佐田家が住まいした屋敷には、かつて藩主の兄弟葛藤による惨劇もあった。
『古事記』の海幸山幸物語に3人目の宙幸彦が加わり、事態は神話の深層へと展開していく。
歯痛から始まった『f植物園の巣穴』の姉妹編。
本文より
誰にもわからないだろうと思われるような、個人の深いところで、
私たちはつながっているのかもしれないと、今、ふと思ったところです。
全体とつながっている、
つながっている―死者も生者も、過去も未来も。もしかしたら。
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