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日常のつぶやき~この庭と草木

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『アンと幸福』

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2023/10/30 2023/10/30
 
和菓子のアンシリーズ第4弾。
 
2023年10月末に新刊が出ていたのに、気付いたのは12月に入ってからでした。
 
すぐに図書館に予約したけれど、手元に届いたのは3月13日でした。
 
◇内容◇
「みつ屋」以外にも目が届くようになってきた今日このごろ。
別れと出会いと「なんで?」を乗り越えて、アンちゃんも新しい扉を開きます。
東京デパートの食品売り場から、たくさんのはじめての場所へ……。
アルバイトから正社員になり、はじめての出張を経験します。
甘酸っぱい謎と和菓子の世界が、あなたをお待ちしています。
人の転機は十人十色。甘いお菓子で一息いれて、さあ進みましょう。
 
面白いのだけれど、なんとなく四角四面の窮屈感がある作品です。
 
生真面目なんです。
 
【本】
#本

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『野火、奔る』

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2023/10/30 2023/10/30
◇内容◇
小間物問屋『遠野屋』の主・清之介は、生国嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。
その紅餅を積んだ船が突然消えた。
さらに奉公人のおちやを亡き伯父に代わって大店『八代屋』を継いだ長太郎が、
今頃になって無理矢理連れ戻そうとすることに、
北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。
『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。
ニヒルな同心・木暮信次郎、元刺客の商人・遠野屋清之介。
尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!

これで、今年の楽しみの本を読み尽くしました。
毎年愉しみにしている本のひとつの弥勒シリーズ第12弾。
今回は、遠野屋の奥座敷がほとんど使われず、事件は様々な展開を見せました。
ぞわぞわぞくぞくとした展開に引き摺られるように読みました。
今回も面白い!!

最後が完結しなかったのにまた一年以上待たされるとは・・・続きが早く読みたくなります。

【本】
#本

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『102歳、一人暮らし。』

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2023/1/10 2023/... 2023/1/10
2023/2/20 第五刷

◇内容◇
よく寝てよく食べよくしゃべる。
こんなかわいいおばあちゃんになりたい!

尾道市の山あいの町で畑仕事をしながら一人暮らしを続ける哲代おばあちゃんの日常を追いながら
「長生きできる八つの習慣」

「生き方上手になる五つの心得」
一. 物事は表裏一体、良いほうに考える
二. 喜びの表現は大きく
三. 人をよく見て知ろうとする
四. マイナス感情 笑いに変換
五. 手本になる先輩をみつける

「私らしくいるための五カ条」
一. 自分を丸ごと好きになる
二. 自分のテンポを守る
三. ひとり時間も大切
四. 口癖は『上等、上等』
五. 何気ないことをいとおしむ

などを紹介。
哲代おばあちゃんの名言やチャーミングな写真がてんこ盛りで、
読めば「うまいこと老いる」極意がわかり、元気がもらえます。
哲代おばあちゃんの「おいしい長生きレシピ」もカラーで掲載!

「老いるとできないことは増えるし、心がふさぐ日もあります。
でもね、嘆いてもしょうがない。
私は自分を励ます名人になって、心をご機嫌にしておくんです。
人を変えることはできませんが、自分のことは操作できますけえな。
そんなおばあさんのひとり言を集めたような本でございます。
あの世で夫も大笑いして読んでくれとることでしょう」(はじめに より)

◆長生き時代の教科書的な読み物です。
生命線が長い私は、110歳まで生きそうです。
まだまだ先は長いので、愉しく生きるコツを学びます。
夫だった故良英さんのことが大好きだったのでしょうね。
手本になる先輩は姑さんってところも素晴らしいです。
#本

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『そこはかさん』

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2014/5/18 2014/5/18
『そこはかさん』とは「あるかないか、わからないもの」
見える人には、それぞれ違う見え方をするらしい。

◇内容◇
舞台は京都にある種麹屋・築百五十年の旧家。
その古くて暗い台所には竃神が祀られたおくどさんがあった。
そして、代々女性にしか見えず、見る者によって形や姿が異なるといわれる”家霊・そこはかさん”なる存在が―。
はたして娘の美代ちゃんの目に映ったそこはかさんとは…。
その謎を巡って舞台は、友人から招待された夏の家の富山から、
英国に住む叔母と一緒に過ごすクリスマスの大邸宅へ!
美代ちゃんの旅は続く。

図書館の書架で、本を探している時に偶然見つけた本です。
題名に惹かれました。
ただ、読めるのかな?と心配ではありましたが、借りることにしました。
ああ、面白かった!!    
昨夜は、家の中で一人でした。
外では、雨音がして、時折、家の中で音がします。
本を読みながら、背筋がゾクゾクぞわぞわしました。

【本】
#本

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青瓜不動 三島屋変調百物語九之続

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青瓜不動 三島屋変調百物語九之... 2023/7/28 2023/7/28

年に一度のお愉しみ♬

今年も愉しく読めました。

また来年の十巻目が愉しみです。


◇内容◇
おちか、ついに母となる。
第一話 青瓜不動 
 洞泉庵のいねが語る行く当てのない女達のため青瓜畑の土から生まれた不動明王。
第二話 
 だんだん人形 文三郎が語る悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ家族を守る鉢金と胸当てをつけた武者の土人形。
第三話 自在の筆 
 古田庵の店主が骨董屋で語る描きたいものを自在に描ける不思議な筆。
第四話 針雨の森 
 人ならざる者たちの里で育った門二郎が語る物語。

恐ろしくも暖かい百物語に心を動かされ、富次郎は決意を固める。

だんだん人形より
「悪がどれほど幅をきかそうとも、善は滅びない。だんだん人形はその証だ」
読みもの、物語は、そういう証を人の心の目に映すために紡がれる。
書物は、この世のあるべき証を載せる船みたいなものですよ。

【本】
#本

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田舎のポルシェ

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2021.4.15 2021.4.15

以前、よく読んでいた篠田節子さんの作品を検索するとこの本に出合いました。

気軽に面白く読めました。

◇内容◇
「田舎のポルシェ」・・・実家の農家を飛び出した女性が、実家の米を引き取るため大型台風が迫る中、
強面ヤンキーの運転する軽トラで東京を目指す。
波乱だらけの強行軍。

「ボルボ」・・・不本意な形で大企業勤務の肩書を失った二人の男性が意気投合、
廃車寸前のボルボで北海道へ旅行することになったが――。

「ロケバスアリア」・・・夫に先立たれた介護士は「憧れの歌手が歌った会場に立ちたい」。
女性の願いを叶えるため、コロナで一変した日本をロケバスが走る。

それぞれ秘めた思いを抱いて、トラブル連発のロングドライブが展開する。

続きが読みたくなる三作品でした。

【本】
#本

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教養としての着物

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教養としての着物 教養としての着物 教養としての着物

フリーペーパーで、この本が紹介されていて、興味が湧いたので、
図書館で借りました。

◇内容◇
1000年の歴史ある着物を着てグローバル社会に踏み出そう。
海外から注目されている着物の知識をわかりやすく解説します。
-----目の前にある一枚の着物が、どうやって着物になったのか、
どれだけの人の手がかかっているのか。
そうした背景がわかると、
私達人間の手に貴重なモノを生み出す無限の可能性があることを感じます。-----


二月に生家仕舞いをした時に
母の着物を処分しようと思い、着物の買取を謳っているお店に買取を依頼しました。
仕付け糸が付いたままの着物や一度も締めたことがない帯など、
担当の方がいうには「全て中古品になります」とのこと。
「着物の買取を売り」にしているのに、結局、金(GOLD)やブランド物のバッグが目当てのようでした。
何だか日本の伝統衣装の着物が可哀そうになりました。

仕方がないので、桐の箪笥ごと、持ってきました。
その後、着物を洋服にリメイクする本を読んだりと・・・。

嫁入りの時の桐の箪笥にも着物がぎっしり。
涼しくなったら、久しぶりに着付けを始めたいという気分になりました。
これからの趣味は、着物への回帰です。

【本】
#本 #着物

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染めものがたり

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2023/6/1 2023/6/1 今夏によく使ったストール(自宅... 今夏によく使ったストール(自宅で染めたもの)
左からコチニール染、栗の渋皮染、藪虱染
藍・桜・栗・ピーマン・貝紫・柿渋・日本茜・マリーゴールドその他の草木染
それぞれの染色家さんの思いが表現されます。

自然と向き合い、美しい色を生み出す草木染めを生活にさりげなく取り入れて。
環境への関心が高まる中、四季の移ろいに寄り添い、植物の持つ色や力強さを染める「草木染め」。
ジャパンブルーと呼ばれ世界的に人気のある藍や、夕暮れの色に例えられる茜など、その美しい色は古来より愛好されてきました。
従来の渋いイメージを一新するような、モダンな染め作品をつくる染色家を訪ねます。
同じ植物でも年や季節によって色のゆらぎがあることや、経年変化があることもいとおしみながら作品づくりをする様子、
染めた作品を生活の中にさりげなく生かす方法などを紹介。
また、自宅のキッチンでできる、身近な材料で染める手法や、端切れを生かした小さな作品づくりも学びます。

NHKテレビで「趣味どきっ!染めものがたり」を見て、
タイミングよく開催の草木染講座に参加しています。

自宅で、材料から準備して、採取して、煮込んで、染めて、媒染・・・
一人で染めるのも愉しいのですが、
準備された染液で、みなさんと染めるものまた愉しいです。
楽ですしね♪

売るほどあるストールが増えてしまうのですが・・・(苦笑)

【本】【草木染】
#本 #草木染

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ファミリーランド

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2019/7/25 2019/7/25
フリーペーパーで紹介されていたSFの『ファミリーランド』。

家族を描いた短編集なのですが、
紹介者が「ずっと報われないお話が続いて、最後だけハッピーエンドでよかった」みたいな感想を書いていたので、
気になって読みました。

2019年夏に出版された本で、コロナ禍はまだ未知の世界でした。
コロナ禍で変わってしまった世界がこの本に感じられました。

◇内容◇
家族をテーマに描いた、新感覚の家族小説。
いつの時代も「家族」は、やさしく、あたたかく、いびつで、おそろしい。

コンピューターお義母さん・・・スマートデバイスを駆使して遠方から家族に干渉してくる姑と水面下で繰り広げられる嫁姑バトルの行方。
(息子と孫は血縁なのでやはりそうなるんだと未来になっても変わっていない)
(介護施設の恐怖も露わに)

翼の折れた金魚・・・金髪碧眼のデザイナーズチャイルドが「普通」とされる世界での子どもの幸せのかたち。

マリッジ・サバイバー・・・次世代型婚活サイトでビジネス婚をしたカップルが陥った罠とその末路。

サヨナキが飛んだ日・・・自立型看護ロボットによって育児の負担が減った一方で、隔たれる母と娘の関係。

今夜宇宙船の見える丘に・・・技術革新によって生み出された、介護における新たな格差。

愛を語るより左記のとおり執り行う・・・対面しない葬式が一般的な世界で、二十世紀型の葬儀を希望する死者の本当の願いとは。
(これって、本当にハッピーエンドだったの?)


ここ3年、介護と看取りと葬儀を経験したので、身近な話題でもありました。
以前から「生命線が長いので、天寿を全うしますよ」とよく言われます。
私を看取るのは誰なのでしょうか?
その頃には、おひとり様専用の看取り~墓場までのサービスが構築されているのでしょうか?と時々考えます。

【本】
#本

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アンと愛情

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2020.10.30(2020... 2020.10.30(2020.11.18・2刷)

2020年に第三弾『アンと愛情』が出ているのに気付きませんでした。

おはなしは、まだ続きそうです。←『赤毛のアン』と同じくらい続くのかな?

◇内容◇
成人式を迎えるアンちゃん。
大人になるには、まだ早い気がするけど、
それでも時間は進むし、世の中は待ってくれません。
おいしいおやつを食べて、前を向いて。さあいきましょう。
デパ地下から着物売り場、催事場に金沢旅行。
少しずつ拡がる世界。さらに深くなる和菓子の謎。
お待たせいたしました。たっぷりお召し上がりください。

様々な説明は、少々くどく感じますが、

登場する和菓子は、美味しそうで美しいし、それなりに愉しめました。


鈴木大拙館『水鏡の庭』が登場します。
この方の本は、読んだことがありません。
家には、義父の古い鈴木大拙全集があるのですが。

【本】
#本

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