- Hashtag "#本" returned 120 results.
光文社 (2017/1/17)
◇内容◇
どうにもならぬほど縺れ、
おぞましいほど歪な、思わず息を潜めてしまう、因縁の二人。
心に虚空を抱える同心、木暮信次郎。
深い闇を抱える商人、遠野屋清之介。
深紅の牡丹を口から溢れさせ、
妾に怨み殺されたと噂される怪異に挑む。
1月に新作が出て、2月に蔵書に加えられていたのを見逃していました。
気が付いたのは、5月の半ば。早速図書館に予約しました。
ようやく順番が回ってきたので、借りに行って一気に読みました。
今回もゾクゾクする面白さ。
シリーズ第7弾。ここまでくると、マンネリ化しそうですが、素直に面白かったです。
本の装丁が以前と比べると今一つでした。
石原慎太郎・著
幻冬舎 (2016/1/22)
4月頃、朝のテレビで紹介されていて、面白そうだったので図書館に予約していました。
4月に予約して、順番が回ってきたのは、年を越した2月のはじめ。
図書館で新刊本を借りるには、長い月日が必要です。もはや新刊とは呼べなくなっています。
読んでみると、つまらない作品でした。
本文よりも、長いあとがきを読めば、全てが語られている感じでした。
『魔法の言葉』コルネーリア・フンケ著
WAVE出版 (2013/2/22)
魔法シリーズ三部作をようやく読み終わりました。
闇の世界(インクハート)を描いた物語なので、暗い物語です。
ちょうど、家族が病気に罹ったりと、私の気分も暗い世界を彷徨っていました。
結局、闇の世界に留まる登場人物たちでしたが、最後はハッピーエンドでした。
読み応えのある作品でした。
◇内容◇
再び物語の世界に舞い戻ってきたメギー一家。
父モルティマは夜ごと、黒王子たちと連れ立って秘密の行動をしていた。
同じ魔法の声をもつオルフェウス、「闇の世界」の残虐王スネークヘッド、母レサ、ヴィオランテ、ホコリ指、ヤコポなど個性豊かな登場人物が集うスリリングなラスト、
読みだしたら止まらない「本」をめぐる冒険ファンタジー。
魔法の文字 コルネーリア・フンケ著
WAVE出版 (2006/12/7)
先日読んだ『魔法の声』の続編です。
最初は、続編を書く予定はなかったようなのですが、次第に物語が続きを要求してきたようです。
三部作になりました。
これは、第二部です。
とても厚い文字の小さい作品なので、面白いのだけれど、読むのに時間がかかりました。
最後は、えっ尻切れ蜻蛉じゃない!!と思いました。
本日、早速続編(第三部)を借りてきました。
◇内容◇
朗読すると物語が現実になる魔法の声を持つ少女メギーと父モー。
物語の世界に閉じこめられた母親を無事取り戻してから、平穏な毎日を送っていた。
一方、火噴き師ホコリ指は、望郷の念に押され再びその世界へ帰ってしまう。
自ら物語を書き換え朗読し、危機が迫っているホコリ指を助けに物語の世界へ入り込んだメギーとファリッドは…。
新装版 魔法の声 コルネーリア フンケ 著
WAVE出版; 新装版 (2006/12/7)
本の紹介メルマガで気になった本を図書館で借りました。
この本が出版された頃、
ファンタジーをたくさん読んでいたのに、何故か巡り合わなかった本です。
内容は面白いのですが、分厚く、小さな活字の本なので、完読するまでに5日間かかりました。
この続きも2冊借りています。
◇内容◇
少女メギーの父モーは、物語の登場人物をこの世へ呼び出す魔法の声を持っていた。
9年前、その声に呼びだされてしまった登場人物と引き替えに、母親が物語の世界に消えてしまったのだ。
物語から飛び出た悪者に、父と叔母とともに連れ去られたメギーは、悪と立ち向かうはめに。
名作冒険小説がたくさん出てくる「物語」をめぐる冒険ファンタジー。
目こぼし歌こぼし 上野瞭作
息子たちが小学生の頃、童話館から毎月本を取り寄せていました。
久しぶりに届いた通信に復刊の本として紹介されていました。
早速、図書館にリクエストすると、絶版になった本が手元に届きました。
本には、貸出ポケットと貸出カードが存在しています←懐かしい!!
1984年6月第七刷あかね書房刊・・・第七刷とは素晴らしい←最近では珍しいことですね。
装丁はそのままです。
◆本の内容◆
少年侍・足柄七十郎は殺人事件に巻き込まれ、父親も殺される。
父親の仇討を命じられ藩のはずれの三の庄へ向かう。
余所者から見れば美しい眺めのむらだが、そこは砂金掘りの集落だった。
巧妙につくられた藩の支配の仕組みを知った七十郎、危うし。
一人の少年侍が藩の闇の仕組みを解明して行くおはなし。
正義はどこに?
御伽噺のようでした。
最後はめでたしめでたしで終わらないところは、浦島太郎ぽいでしょうか?
武士の時代のおはなしですが、現代にも通じています。
ワンダー Wonder R・J・パラシオ (著)
ほるぷ出版 (2015/7/18)
先日、遠方から来た司書をしている友人からのおすすめの本です。
「課題図書だったので読んだのだけれど、興味深い本だった」と。
早速、図書館にリクエストして読みました。
最近、読みたい本がなく、読書からは遠ざかっています。
◆内容紹介◆
オーガストはふつうの男の子。ただし、顔以外は。
生まれつき顔に障害があるオーガストは、10歳ではじめて学校に通うことになった。
生徒たちはオーガストを見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて……。
物語は主人公のオーガストだけではなく、同級生や姉など多数の視点から、それぞれの立場、それぞれの感じ方がリアリティを持って語られています。
読者はその中の誰かに共感し、誰かの想いを感じ取り、自分の中の何かを変えていきます。
そういう力を持った、言葉と物語の力を感じる傑作です。
それぞれの視点から見る世界は、私の見た地獄を他者の視点から見せてくれました。
私が見た地獄もあれば、その時、生きていた他者のそれぞれの地獄。
結局、生きていくことは、それを乗り越えることだと思いました。
乗り越えていく力を養うことが生きていくことなのでしょうね。
光文社 (2016/3/17)
春に『和菓子のアン』読んで、続編があることを知り、図書館に予約していました。
3ヶ月くらいかかりましたが、ようやく手元に届きました。
相変わらず、理屈っぽいけれど、そこそこ面白い作品でした。
『飴細工の鳥』や『甘酒屋の煮(荷)』・・・謎解き多しです。
この続きも読みたいと思いました←出るのか?
【内容】
デパ地下の和菓子屋『みつ屋』の美人で頼りがいのある椿店長。
「乙女」なイケメン立花さん。
元ヤン人妻大学生の桜井さん。
そして、食べるの大好きアンちゃん。
未来に迷う女子にも、夢に押し潰されそうな男子にも、和菓子はそっと寄りそいます。
ある日、アンちゃんの手元に謎めいた和菓子『秋の道行』と『はじまりのかがやき』が残された。
これは、何を意味するんだろう──
春に図書館に予約して、半年くらい待ってようやく順番が回ってきました。
ある日突然持て囃されて、瞬く間に地獄に落とされた人。
この本を読んで、割烹着の謎が解けました。
祖母の桐箪笥から出てきた割烹着だったのですね。
「心正しく、一日一日頑張りなさい」という祖母の言葉を忘れないようにという想いがあったとのこと。
なるほど・・・。
昨夏、私は、地獄を見ました。
少し、落ち着いては来ましたが、今でも引き摺っています。
完全に自信を無くしました。
全否定された感じです。
私にとっても「あの日」はありました。
こうして、毎日生存証明を綴るのがせめてもの救いかもしれません。
- If you are a bloguru member, please login.
Login
- If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account