freespace
それぞれの終わりには、
必ず新しい始まりがある
本を読みたい!!
最近の心境。
では、何の本を・・・?
これを読みたいと思う本はありません。
長男が置いていった本棚に文庫本がありました。
『水の時計』初野 晴・著 角川書店
【内容】
医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。
生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自分の臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった―。
透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。
第二十二回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
書き出しは、不朽の名作 オスカーワイルド作 『幸福の王子』ではじまります。
この名作を小学生の頃に物語で読みました。
(不朽の名作といっても、今どきの子どもが読んでいるかといえば疑問に思います)
『幸福の王子』をモチーフに展開していく作品です。
暗い。
途中で本を閉じそうになりましたが、そこを超えると一気に読めました。
★4つ。
最後が僅かに救われた気分になり、長男に「なかなかの作品だったよ」とメールしました。
彼からの返信は・・・「あの小説はくそだった。ワーストに入る」
なるほど、故に持っていかずに家に残していったのだと納得しました。
彼とわたしの好みの違いがよく現れた作品でした。
彼の世代では、すでに『幸福の王子』は死本なのか?
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Posted at 2012-09-12 19:15
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Posted at 2012-09-13 12:57
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Posted at 2012-09-13 02:14
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Posted at 2012-09-14 04:08
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