自利利他の精神
Oct
14
今日は、「自利利他の精神」について考えたことを掲載します。
「自利」は自分が幸せになること
「利他」は他人を幸せにすること
「自利利他」というのは、自分が幸せになると同時に他人を幸せにするということ
仏教の精神だそうです。
私は京セラの稲盛和夫氏の著書からこの言葉を知りました。稲盛氏曰く、
自分が利益を得たいと思ってとる行動や行為は、同時に他人、相手側の利益にもつながっていなければならないということです。
自分が儲かれば相手も儲かる、それが真の商いなのです。
常に相手にも利益が得られるように考えること、利他の心、思いやりの心を持って事業を行うことが必要です。
この言葉は事業(商い)の世界だけではなく、相手が存在する場面・状況において全てに共通して大切な精神のように感じます。
企業での上司と部下の関係ではどうか?一例を挙げると(対価については除外)
上司の幸せは「部下(チーム)をマネジメントして結果を受け取ること」
部下の幸せは「結果を承認してもらうこと」
結果が良い場合は、幸せ度は大きくなりますが、結果が悪い場合はどうでしょう?
価値観は人によって違うので幸せの大きさを考えてはいけないかもしれません。
大切なのは、やっぱり稲盛氏が言っている「相手が幸せになるように考えること、思いやりの心を持つこと」なのでしょう。
皆さんはどう考えますか?
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