かつて私も思春期の子供と度々衝突していました。
夜遅くまで帰宅しなかったり、やって欲しい(やったら成功するだろう)
スポーツを辞めたり、何で普通の生活ができないのか?何で親の言って
いることを理解しようとしないのか?
色々、心配することが多かった時期がありました。もちろん今でも心配が
全く無いわけではありませんが、コーチングを勉強して学んだマインドと
スキルを意識して子供と接することでより良い関係を構築することができ
ました。その経験から気付いたことを掲載します。
まずは、子供の気持ちを受け入れる準備から
1.思春期の子供の特徴を調べてみたら次のようなことがでていました。
・思春期の子供はうまく自分の思いを言葉にできない
できたとしても大人には伝えてくれない時期である
・行動や言葉にできない悩みやストレスは行動として現れる
・自分は自分であるという感覚を獲得していく時期
・子供から大人へ、家庭から社会へ変わる時期
2.私なりに考えたコミュニケーションの方法(一例)を記載します。
(1)親の考えを言う前に子供の考えを聴くこと
できるだけ沢山話させてあげて下さい。進路等の大切な話ほど時間を
掛けて話させてあげて下さい。
(2)そして一旦、受け止めて下さい。すぐに親の思いや考えを言わな
いでください。その考えを認めてあげて下さい。
(例)「よく話してくれたね。ありがとう。他にどんなこと考えた?」
(3)次にどうして、そう考えたのか聴いてあげて下さい。きっと何か
子供にとって大きな出来事があって、その経験が現在の思いに結びついて
きていると思います。
(例)「その考えはどんな経験が関係していそう?」
「それが実現したらどんな良いことが起きそう?」
(4)その重要な出来事について、色々、親子で話してみると、子供は自ら
偏った感情から決意していないか?別の選択肢があったのでは?と
柔軟に考えることができるかもしれません。
(例)「お母さんだったら、その時はこんな風に感じたかもしれないね」
「お母さんが大切にしてきたことは○○だったからね」
「貴方はこれからどんなことを大切に生きていけたら一番幸せ?」
親も子供が現在考えている理由に気付き、冷静になって、これからの相談や
支援について考えることができるようになると思います。
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