ソフトクリームを店内で食べていて、見つけたのが、源氏かち餅と書かれ義経が馬上で采配を振るう絵柄の紙製箱です。昔良く食べたお菓子であったのが思い出されます。紅白の砂糖餅で、岡山の吉備団子の菓子と味は似ていますが、こちらは紅白に彩りになってます。砂糖が入った餅でグラニュー糖がまぶされていますが、さほど甘いという事はなく、お茶受けにピッタリの和菓子です。
浜川製菓三寿堂は1897(明治30年)創業の老舗製菓店で、店主に聴いた所による「源氏かち餅」の由来は、その頃、屋島寺(四国84番札所)ではお茶の接待をしていた様で そのお茶受けに添える茶菓子として考案されたとの事です。その後 源平合戦の古戦場 屋島のお土産品として 紅白の「源氏かち餅」になったそうです。餅を仕切る木製の仕切り板を作ってもらっていた人が亡くなったりしていてこの箱も在庫限りになってるそうです。
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