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誰でも、
損をするより、得する方がいい。
多くの人たちにとって「損」とは、
物、お金、地位、名誉など、
持っているものを失うこと。
それらを得られないこと。
多くの人たちにとって「得」とは、
それらを得ること。
もっと増やすこと。
私は家という高額資産に関わる仕事をしているため、
この観点での「損得」に毎日接している。
長年の経験を通して、
多くの人が考える「損得」とは、異なる「損得」
が見えてきたような気がする。
本人が「得」を追求している状況で、
私から見ると大きな「損」へ突き進んでいることがある。
それは何か?
人生を踏み外し、大きな観点から「大損」する最大の要因は、
“Greed(強欲)”
物やお金や地位へ盲目になり、
お金で買えないものを失っている。
そして、それを失っていることすら気付かない。
売買の最中に“Greed”によって、
夫婦関係が悪化し、離婚の話しになったり
親子関係に大きな亀裂が入ったり
契約相手や関係業者と揉めたり
私から、お手伝いを辞退したケースもある。
「損得」の基準を
どこに置くか?
自分が息を引き取るとき、
人生を振り返り「得」だったと思えること。
そこに“Greed”はないはず。
「どういう人生を過ごしたいですか?」
お金持ちになりたい
健康で長生きしたい
スポーツで活躍してオリンピックに出たい
仕事で成功したい
素敵なパートナーと出会いたい
趣味や好きな分野の勉強に打ち込みたい
愛のある家庭を持ちたい
「何故ですか?」
と問い続けると、
物も、地位や名誉も、欲も通り超えて、
「幸せになりたい」
へたどり着くそうです。
一国の独裁者や傲慢な政治家も、
テロリストや犯罪者も、
気難しい上司や無気力の同僚も、
あなたが人生で出会うすべての人たちが、
「幸せな人生を過ごしたい」
と心の底で思っている。
不幸になりたいと思って毎日を過ごしている人はいない。
この当然のことに気付かされたとき、
目から鱗。。。
みんな幸せになりたいのだから、
みんなの幸せを願うことが、真の幸せを得るための最善の方法ではないか!
と思った。
人間は、一人だけで幸せを感じることはない。
幸せな人たちは、周囲にそれを共有する人の和を持っている。
みんなの幸せを願わない人に、
真の幸せは存在しない。
私たちは毎日の生活で、
サービスを受ける側
サービスを提供する側
双方の立場にいます。
「We reserve the right to refuse service to anyone.」
という表示をレストランで見かけたことがあるはずです。
あなたがサービスを提供する側で、
「このお客さんは、ちょっと遠慮したい。。。」
と感じたこと何度かありますよね?
私は、サービスを提供する側も受ける側も、
お互いへの尊重が大切だと思っています。
サービスを依頼する側は、
自分が必要なことへ専門家の力を借りる上で、
「お願いします」という尊重。
「使ってやっている」と言わんばかりの態度は、サービス提供者に対する侮辱。
サービスを提供する側は、
同業者がいる中で、自分へ依頼をいただいたことへの感謝と尊重。
そして、その依頼へ責任を持ってお答えする姿勢。
人間は感情の動物です。
尊重されている、感謝されている、期待されている、
と感じれば、報酬とは別にその気持ちへ答えたい、と誰でも努力する。
サービスを提供する側が絶対に忘れてはいけないことは、
プロ意識を持ち、お役に立つための切磋琢磨を日夜継続すること。
「尊重」の無い方からのお話しは、丁重にお断りする勇気を持つ。
サービスを受ける側が絶対に忘れてはいけないことは、
尊重に値する専門家を見つけ、お願いすること。
尊重できない人へは頼まない。
あなたは、毎日双方の立場に立っている。
双方平等であり、神様ではない。
やるべきことなのに、
つい面倒で後回し。。。
誰でもありますよね。
しなければならないこと。
必要なことなので、消えてなくならない。
それをしないことで、毎日マイナスが蓄積されている。
なぜ後回しにするのか?
それは、
1)緊急性がない
2)それをしない実害を認識していない
が二つの大きな原因なのでしょう。
“大切なことなのに後回ししていること”
をひとつ挙げてください。
そして、
それをせずに1年、5年、10年と蓄積された取り返しのつかない実害
それを今することの素晴らしい効果や想像を超える実益
をじっくりと比較してください。
その巨大な違いをイメージしてみてください。
その場に自分を置いて、五感すべてで実感してみてください。
自尊心、達成感、充実感、
その上で、まだ
「後回し」
にするのであれば、
“うっかり”ではなく、
わかった上での選択です。
だから、
後に待っている苦痛や損害を、今この場で受け入れてください。
後悔や言い訳は絶対にしないと公言してください。
健康管理、人間関係、仕事、勉強、夢や希望、などなど。
「Later」を「NOW」に転換できる人は、人生で勝つ人。
あなたも勝ち組の仲間入りができる。
それを止めているのはあなた以外の誰でもない。
「後回し」
をあなたの“選択肢”から除外できますか?
約束は、
する人、そして、してもらう人
の二つの立場がある。
「来週末にデズニーランドに連れて行ってあげるよ」
“えっ、やったー!すごく楽しみ!”
約束は、相手に近未来に起こることを期待させる効果がある。
まだ起こっていないことへ、喜びを与えるという快感がある。
そして、その約束が守られないと、
失望、落胆。
それを何度も繰り返すと、
不信感。
約束をする前に、
まず、それを守れなかったときのダメージを冷静に考える。
そして、リクスがある場合、約束はしない。
私も過去に何度も失敗をしてきた。
(今でも?)
悪意は無くとも、
一時的に相手を喜ばせ、後でガッカリさせるのは大きなマイナスである。
安易に約束はしない。
安易に約束をする人は、責任感が欠如していることが多い。
本当に大切な約束は、
他人とはではない。
「自分自身との約束」
を守れない人は、
他人との約束をしないほうがいい。
物事において、
学業や、スポーツや、仕事などで、
人より秀でることは決して簡単ではない。
それでも、
状況や環境にたまたま恵まれたり、
ちょっとした努力がいきなり結果につながったり、
思わぬチャンスが巡ってきたり、
一時的に人より秀でる、
という体験をした人は少なくないと思う。
“一時的”な成功は、
実はそれほど難しくない。
私ですら、
学業、スポーツ、仕事など、
一時的な成功は何度か体験している。
本当のチャレンジは,
それを“継続”させること。
周囲の人たちが浮き沈みする中で、
継続して高いレベルを維持するのは並大抵のことではない。
それを成し遂げるために、
新しいテクニックを求めるのは愚かである。
すべては不変の
「原理原則」
この原理原則を理解し、実行することで、
“不変の基盤”が備わる。
時代を問わず不変=当たり前のこと。
「当たり前」をしている人は、非常に少ない。
それをできる人が、
“継続”を手に入れる。
故マザーテレサ女史は、沢山の素晴らしい言葉を残されています。
今日は、その中のひとつを紹介します。
> 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
> 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
> 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
> 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
> 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
正しく、”引き寄せの法則”そのものです。
私が心から尊敬する故マザーテレサ女史も、
同じことを言っておられたのですね。
思っていることは言葉に出る。
いつも言っていることは行動へ大きな影響を与え、
その行動を無意識に繰り返し、習慣となる。
そして、それはその人の人柄となり、
気付いたら、それが自分の人生を作っていた。。。
すべてが「思考」に起因する。
思考=運命
本当なんだなぁ、とつくづく感じた。
この言葉を心に刻もうと思う。
この大切さは誰でも理解している。
コミュニケーションの基本は、
自分の言いたいことは横に置き、
まず、
“相手の話しを聞く”
こと。
“相手の話しを聞く”
とは、どういうことか?
私を含めて、ほとんどの人は、
自分の主観からの言いたいことが沢山あり、
それを我慢して、
話しを聞いている“フリ”をする。
相手の目を見て、
相槌を打って、
なるほどぉ、そうですねぇ、、、
その間、
実は、相手の言っていることを理解しようともせず、
頭の中で自分の言いたいことを考え、
相手の話しが終わり次第、すぐに発言したくてウズウズしている。
“相手の話しを聞く”とは、
> 自分の主観も価値観も常識も、すべて横に置いているか?
> 相手の異なる思考へ興味を持って聞いているか?
> 自分をその人に当てはめて、理解しようとしているか?
コミュニケーションは、
私生活でも、仕事でも、
人生の明暗を分けるほど重要な要素である。
それなのに、その理解や認識がほとんどない。
相手を本当に内側から理解しようとする姿勢、
それには勇気と辛抱がいる。
相手の話しを聞くとは、相手を受け入れること。
受け入れられて初めて人は心を開き、
本当のコミュニケーションが始まる。
これらがわかっている聞き手は、
「受け入れる」と「同意する」
は、別であることを明確に心得ている。
自分の中に“軸”を持っている人だけができること。
「人生は短距離走ではなく、長距離のマラソンである」
誰でも聞いたことがある話しである。
それなのに、
この世の中には、
“一時的なダッシュの仕方、
いかに楽をしてすぐに結果をだすか?”
という話しで溢れている。
そして、そういったその場しのぎの方法でも、
短期的な成果がでたり、一時的に目立つこともある。
だから、
みんなそれに飛びつく。
地道な努力を軽視し、
基盤作りを忘れ、
すぐに結果を求める、
一時的なダッシュが続かなくなると、
次の旨い話し、楽な方法を探そうとする。
地道な努力、基盤作り、すぐに結果がでなくても持続する辛抱、
私はそういった、
一見効率のとても悪い、
長距離走ランナーを目指している。
それら無しには、何も得られないことに気付いたから。
実は、その面倒を愚直に行うことが唯一の近道。
「長距離ランナーになる決意と覚悟」
それがスタート地点。
それが無い人は、スタート地点にも立っていない。
“旨い話し”
の先にゴールは存在しない。
I have to do this…
I have to do that…
実は、
「しなくてはならない」
ことは何も無い。
「どうしてもミーティングへ出なければならないので、今日はあなたと時間を過ごせない」
> そのミーティングへ出なかったらどうなるのですか?
「とても大切なミーティングなので、もし出席しなかったら職を失うことになるかも知れない。。。」
> ということは、職を失いたくないので、私と時間を過ごすのではなく、そのミーティングへ行くという選択をしているわけですよね?“しなくてはならない”のではなく、選択ですね?
みなさん、
この違いがわかりますか?
この世の中、「しなくてはならないこと」は存在しない。
すべてが“選択”です。
だから、
「I have to…」
という表現を辞めて、
「I choose to…」
という習慣をつける。
そして、
自分で選択している以上、
そのことへ責任を持つ。
人のせいにしない。
“やらされている”
のでは無く、
“自分の意思でやっている”
私を含めて、
多くの人たちは、この意識が低い。
だから、
うまくいかないとすぐに人のせい、 周囲のせい、状況や環境のせい。
結局は、自分で決めている
ここを理解できたごく少数の人だけが、
次のレベルへ上がって行く。
自分の選択、
自分の責任。
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