頭の中は宇宙で 自由にその空間も操れる あっと言う間に 月だって行けるし 彗星を追いかけることも 簡単にやってのける 僕らはそんな自由を知っている 誰かの自由も知っている 言葉にのせて表現すれば 不可能が消えていく 僕らは生まれた時から そんな人間元素を持っているのさ
最近は投稿が滞っています。 パソコンで同人誌、個人詩集のデータ入力、レイアウト、 製本作り等の紙媒体での作業に時間を費やしてしまい 詩をアップできずにすみません。 完成次第、アップさせていただきますので 今後とも『詩は元気です☆』を宜しくお願いします!
ひとりでは たいしたことはなく たいしたことのないを 知りつつも燃やしていく それしかなくて それがあればを垂らし ひとりのちりちりにも 微笑んでいたい そして ひとりのちりちりが ふたつになり、みっつになり それぞれの ひとりが集まれば こんなに心強いことはない ひとりでは たいしたことはなく たいしたことのないが 和になり励みを垂らし それしかなくて それがあればを微笑んで
嫌いな人がいる 許せない人がいる ジョンレノンの イマジンのような世界感を どうしたら持てるだろう 今のところ 少し距離を置いたり 同じ土俵に立たないとか 姑息なところで治める 人間だもん? 人間とは を考えてみる
頬の汗を手で拭い 刺さっている鉄片に触る サンダーで削れば弧を描く火花 押し付けた力に手が痺れ 缶コーヒーの中身が揺れていた 腰巻を斜めに付け ハンマー、ペンチ、ドライバー 最初はそれがカッコいいと感じていた 室内での工事 電気屋が座り込み昼メシを食っている 俺はひとりゴンドラの棚を組み立て続けた おっさんらがこっちを睨んでくる メシの時間だからホコリたてるなよ そう言いたいのだろう 俺は十八歳、おっさんには負けねえ 売られた喧嘩は買ってやる しかし、売られもしない喧嘩 陰険なクソ野郎だ 夜になり電気屋は配線を外し 電気を消して行きやがった 俺は窓からの月あかりに目を擦り 感を働かせてハンマーで叩き サンダーで鉄柱を切る クソ野郎が、みんなクソ野郎だ 最後の一本を切り終え 誰かが忘れた缶コーヒーを握った