Jun
4,
2021
あなた自身の「ビジョン version1」を思い描こう!
会社経営や組織運営には、それを支える企業理念やビジョンが必要である、とよく言われます。確かにそんな気がしますが、でも翻って
「ビジョンとは何か?」
と訊かれても、明確に、簡潔になかなか説明できないですよね?
そんな折、ビジョンというものを真正面から、かつ、分かりやすく解説した書籍に出会いました。
この本はビジョンを学問的・学術的に解説したものではありません。経済小説のように、登場人物がビジョンというものの重要性に気付き、色々な人と協業しながら、ビジョンを打ち立てて行く物語になっています。
従って、ビジョンというものの枠組みや、どういう要素を組み入れるべきか?
その際に、どういう点に配慮したら良いかについて、2人の主人公のやりとりを通じて我々に分かりやすく伝えてくれます。
ほんの一部だけエッセンスをお伝えすると、
「説得力あるビジョンを生み出すための3つの基本要素」は、
①有意義な目的
②明確な価値観
③未来のイメージ
とあります。
でも「ビジョン」って、企業とか組織のためのものでしょう?我々一人一人の個人にはあまり関係ないんじゃない?
そう思われる方も多いかと思います。
しかし、この本のストーリーを読み進めていくと、それが企業・組織であろうが、一個人であろうが、考え方の基本は同じである、ということが伝わってきます。
まずはこの本の物語に沿って、軽い気持ちで自分のビジョンについて考えてみませんか?
そして最初は、いきなりカッコいい(?)ビジョンではなく、「ビジョン version1」をスケッチするような気持ちで!
ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ
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