エドガー・H・シャイン著「問いかける技術」を読み進めながら(Day8)「コミュニケーション・モデルの紹介」」

ジョハリの窓 ジョハリの窓
ORJIサイクル ORJIサイクル
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしおです。

昨日に続けて今日も、エドガー・H・シャイン氏の著書

「問いかける技術」

を読み進めて行きます。

今日はコミュニケーションの複雑さを単純化したり、分析のためにプロセス化するモデルを紹介します。

「謙虚に問いかける」は、良好な人間関係を構築するツールです、

しかし、この役割を十分に理解するためには、コミュニケーションの複雑さについて考察を深めておく必要があります。これを助けるツールは以下の2つである。

章立て
1.ジョハリの窓
2.知覚と判断のサイクル:ORJIサイクル


1.ジョハリの窓

この「ジョハリの窓」という考え方はつと有名なので、詳細の説明はここでは省きます。

簡単に言ってしまうと、自分と相手のそれぞれが、「見えている・知っている」、「見えていない・知らない」という切り口で合計4つの象限に分けて、コミュニケーションの内容や視点・焦点を捉える際に活用するツールです。


2.知覚と判断のサイクル:ORJI

我々の知覚と行動がどのような流れで行われているのか、を4つの段階に分けて捉えるツールである。以下の4つの段階の頭文字を連ねて「ORJI」と言います。

(1)観察し:Observation (O)

(2)そこで見たものに対して感情的に反応:Reaction (R)

(3)それを分析・処理して、判断:Judgement (J)

(4)そして何らかの行動を起こす、介入:Intervention (I)


取り急ぎ、今日はツールの紹介でした。


ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」コーチ、砂村よしお

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