May
29,
2022
娘と読み解く「就職四季報」(Day5)「焦っても、焦らずじっくりと!」
「ねえ、お父さん、会社ってどんな風に選んだらいいの?」
という問い掛けから始まった娘の就活。
今4月に大学院へ進学した末娘。建築学を大学で専攻して、同じ大学の大学院へ進んでいる。
「え、まだじゃないの?まだ大学院1年なんだから....」
「就活」というもの自体に不安を感じていることに加えて
「会社って何か?」
という疑問を感じているらしい。
ということで、一緒に「会社研究」を始めることになったのだ。
今どきはずいぶん便利になったものだ。
「就職四季報」
なる書籍まで用意されている。
娘はざっと目を通したらしい。しかし、
「この四季報って、どう使ったらいいの?」
と泣きついてきた。それはそうだね!
今朝のテレビニュースで
「就職戦線6月1日、選考解禁!」
という内容を小耳にはさんだ。
そして一方、学生の既に65%が一社以上の内定を得ている、とも。
うちの末娘は実際の就職が再来年、2024年なので何ら焦ることはない。
しかし。
「そう言えば、就活は今、どんな感じで進んでいるの?」
プレッシャーを掛けないように、娘にさらっと話題を振り向ける。
「今、授業やグループプロジェクトで、それどころじゃないの!」
少し表情はくぐもったように見えたが、切迫感は無い。
「でも、ちゃんと知っているよ、お父さん!6月1日からインターンシップの受付が始まるんだよね!」
世の中の動きは、取り敢えず把握しているようなので、私は少しほっとした。
「いくつか候補の会社は考えている。第一希望の業種、と恐らく希望しない業種と。」
「え、希望しない業種もインターンシップの候補なの?」
これは私の素朴な疑問だ。
「うん。業種をある程度絞るために、絶対に志望しない業種にもインターンシップへ参加するの。外から見ても良く分からないから。そして、志望しないことを自ら確認したいの。」
なるほど!
娘は娘なりに考えているようだ。
「なるほど。時間はあるのだから、まあ、じっくりやってね!」
そう言って娘との会話は終わった。
しかし、今年通りのスケジュールだと来年、2023年の5月くらいには、うちの娘も一社くらいは内定をゲットしていることになるのだが。
まだまだ道のりは遠い気がした。
ではまた明日!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
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