小学校で学習参観がありました。
授業は学習活動の時間割で、「防犯について」でした。
このテーマは以前から決まっていたのですが、ちょうど広島の小学1年生の事件があったばかりだったので、まさにタイムリーだったわけです。
不審者に声をかけられたらどうするか。
「車で送ってあげるよ」とか「キャンディーをあげるよ」など、いろいろな場面でどう答えるかなどを考え、それぞれの意見を話し合いました。
そして、最後は先生が不審者の役をやり、子供たちが襲われたとき大声が出せるかどうかを、実際にやってみました。
遊んでいるときは大きな声を出している子供も、いざとなると大声は出ないものです。
防犯ベルも、クラスで何人かが持っていました。
その中で、次男が、ベルのついたランドセルを背負って、実際に鳴らせるかどうかをやってみました。
すぐに手の届くところにベルがついていましたが、先生がとてもすばやくベルをつかんでしまったので、次男は何もすることができず、あっけなく捕まってしまいました。
防犯ベルを持っているから安心というのは、間違いでした。
大人なら護身術などを身につけて、身を守ることもできるでしょう。
しかし、子供が襲われたらどうしようもないのだなあ、とつくづく思いました。
子供を守るにはどうしたらいいのか、結局のところ、何も分かりません。
とても心配で、すごく怖くなりました。
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