Boeing 737 Max 8
Boeing 737 800
現在、全世界の Boeing 787 Max 8 は飛行禁止になっています。
これが5ヶ月間で2機が離陸時に操縦不能な状態になって墜落したことが原因になっています。
これがどういう問題なのかを飛行機好きの私が理解した範囲でお話させてください。
今回問題になっている 737 Max は、737 のネーミングはしていますが、737 シリーズのバージョンアップを超えた変更がされいます。開発当時から地上に近い場所に機体が置かれた 737 には、口径の大きなエンジンを付けられないという問題がありました。写真を見ていただければわかるのですが、737 800 は口径の小さなが長細いエンジンが両翼の下の収められています。
でも 737 Max 8 (上の写真)を見れば、今までにはなかった大口径のエンジンが付いています。このエンジンを搭載するために Boeing は機体を高くしたのではなく、エンジンを翼の前に、しかも欲に近づけて配置するように変更をしたのです。これが原因で飛行機は、エンジンの出力を上げると自然にノーズが持ち上がるようになってしまいました。そう離陸時には今までの 737 よりもノーズが持ち上がるのです。
この現象は Boeing でも知っていたために、この状態が起こらないように機体を制御するプログラムが MAx には導入されました。今回の事故は、飛行機の特性の変化と、制御プログラムの原因しているのではないかということが言われています。(現時点では原因は不明です。)
また、これだけの改造がされた 737 Max 8 なのに、パイロットは 737 の資格と経験だけで Max を飛行できる事になっています。ですから Max のパイエロットは、飛行機の特性が変わったことと、制御プログラムが走っていることすら知らないのです。これが FAA の Boeing への癒着が問題視されている理由でもあるのです。
これが現状です。少しは皆さんの理解のお役に立てれば幸いです。
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