今世界で原子力発電は良くないという話をする人が多い。確かに事故を考えるとそういう考えになるのは仕方が無いことだ。しかし、今の状態では電気の必需性は増えることはあっても減ることがないことも事実です。そして安全に運営されていいるのであれば原子力発電は非常にクリーンなエネルギー源です。
今回の福島第二原子力発電所の事故は、原因が人災ではありません。原因は震度9という地震とそれによって発生した津波が原因です。この地震と津波とは原発だけではなく、日本の東北が全く想定していなかった規模の災害なのです。これが原因であるということを忘れて原発自体を批判するのは良くないと私は考えています。
本当は震度9や20mの津波を想定して原発は作るべきだったと言うべきでしょうが、それは考えていなかったのだからどうしようもありません。今後は震度10や30mに耐えられるように作るべきですが、そうしてもそれを上回る災害が起こらないという保証はありません。
今、私は災害による事故が発生したときの対応が悪かったことが問題だと思っています。水を送り込む機材がない。海水以外に冷却に使える真水の備蓄がない。電気がなければ何も出来ない施設である。
例えば、発電所を全てプールのような構造にして。問題が起こったら発電所ごと水に沈めてしまうようような構造にするのも手段でしょう。それがコスト的に高過ぎるのなら原発はやめれば良い。事故は何をしても起こります。起こった事故の対策が今回の問題であって、原発自体を云々言う時ではないと私は思っています。
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Posted at 2011-05-02 18:04
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Posted at 2011-05-03 03:45
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