大晦日 アメリカ
Dec
31
アメリカのホリデーシーズンは、サンクスギビングから始まりクリスマスで締めくくられるイメージがあります。しかし、大晦日は祝日ではなく、多くの会社が通常通り営業しています。さすがに元旦は祝日としてお休みをいただきますが、1月2日からは平常運転となります。一方、日本では多くの会社が1月6日頃から仕事始めとなる印象があります。アメリカでは、年末年始の花火で新年を迎え、すぐに通常の生活に戻るという感覚ですね。
今年もスタッフの皆さんには本当に頑張っていただきました。また、マネージャーの皆さんも一生懸命取り組んでくれたと思います。アメリカでは物価の高騰が続き、生活が厳しいと言われていますが、それは個人だけでなく、中小企業にとっても大きな負担です。2025年1月1日から、シアトルの最低賃金が時給20ドル79セントと、全米でも最も高い水準に引き上げられます。この変更により、政治家は庶民の生活が楽になると考えているようですが、この水準になると、人を雇う余裕がなくなる企業も増えてしまうのではないでしょうか。
さらに、アメリカの企業は最低賃金以外にも健康保険の提供が義務付けられています。この保険料は場合によっては、1時間あたり3ドルから5ドルの追加コストを伴うことがあります。週30時間以上働く従業員には保険を提供する義務がありますが、これを避けるために、フルタイムの従業員をパートタイムに切り替える企業も増える可能性があります。こうした政策は、庶民の生活を支えることに重きを置く一方で、雇用主や事業者の負担を無視しているように思われます。結果として、人件費の増加が物価高の一因となり、企業も家庭も厳しい状況に置かれているのが現状です。
少し愚痴っぽくなってしまいましたが、こうした厳しい環境の中でも会社が存続し、成長を続けられているのは、社員一人ひとりの努力の賜物だと心から感謝しています。本当にありがとうございます。来年も、皆が働きやすい環境を整えながら、さらに会社を成長させていきたいと思います。また、お客様の皆様にも、今年1年のご愛顧に心より感謝申し上げます。来年もより良いサービスを提供できるよう、全力を尽くしてまいります。
どうぞ良いお年をお迎えください。
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内倉憲一(うちくらけんいち)
PSPINC の提供するインターネット関連サービスで
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