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ゆうこ新聞制作日記

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苦悩・痴漢えん罪西武池袋線小林事件

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今、ひとりの強皮症患者がとても苦しい立場におられるのだという。

5年前の2005年、東京の西武池袋線の車内で事件が起きた。
「こいつが犯人だ」と逮捕されたのは、当時62歳の小林さんだ。

小林さんは、膠原病の一種である「強皮症」と、狭窄性腱鞘炎を
患っており、手・指が痛くて曲がらない。
事件当日も痛みに耐え、自分の腕を抱えるようにして乗車して
いたという。(テレビ朝日・スーパーモーニングインタビューより)

しかしまったく身に覚えのない「痴漢」という罪で、彼は今、収監されている。
無実を訴え、小林さんの奥さんも必死に闘ってきた中、そのストレスから自身も体調を崩し、
同じく難病である「サルコイドーシス」を発症。

手が痛くて曲がらない、足をふんばって満員電車に乗っているのが
やっとという気持ちは私自身、SLEを発症した時を思い出せばその気持ちが分かる。

電車に乗るどころか、自分の家の冷蔵庫を開けて牛乳を取り出すだけの
行為が本当に地獄の苦しみなんだ。

話は戻るが、その痴漢事件の目撃証言によると
「逃げた犯人は、お尻が隠れる位の丈の、ハーフコートを着ていた」
とのこと。

そして小林さんは、当日着ていたと見せてくれた上着は、
「ウエストまでしか丈がない、ジャンパー」
だった。

なんで?なんでそこまで分かってて、それでも犯人?
冷たい牢屋で、壁を見つめていなくてはならない?


「冤罪判決」とか「誤認逮捕」とかそういう類のものは深い闇の中に葬り去られることが多い。
何かで読んだけど、それは裁判官やら検事やら警察やらの人達の「大事なものに傷がつくから」なんだそうだ。

その「大事なもの」っていったいなんなんだ。ふざけんな。

無実を訴え続けた小林さんは、その後脳梗塞で倒れたり、
本当に大変だったようだ。

そして今も、冷たい牢屋の中にいると思われる。
何よりも問題なのは、収監されていることにより「強皮症」の適切な
治療を受けることが出来ず、症状がどんどん悪化しているらしい。

病院での注射が必要不可欠だった小林さん。
無罪を訴える小林さんご夫婦と、仲間の方たち。

私は、小林さんという人をよく知っているわけではないけれど、
膠原病から来る関節の痛みとか、いろんな薬からくる副作用の辛さは分かるよ。

電車に乗って無事に出かけて帰ってくることが必死、ぶっちゃけ性欲どころじゃないんじゃないかな。
言い方悪いかもしんないけど痴漢するほど、他人に気持ちを持って行ける余裕なんてないんじゃないかな。

だから私も、小林さんは無実だと思うよ。

「ゆうこ新聞」次号は、まだまだ先で「患者さんへのお楽しみ」とうたって発行している新聞に載せるには
関係者の方に失礼にあたるかもしれない(これに関しては苦悩中・・)ので、
あえてこのブログにて紹介させてもらいました。

状況が良い方向に変わって行くのを祈ります。

ツイッターでkoyabashiinochiフォローすると小林さんを応援する行動に参加出来ます。
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Toshiaki Nomura
Commented by Toshiaki Nomura
Posted at 2010-11-24 21:51

こういう痴漢の類の冤罪は後を絶ちませんね。
仕事を辞めざるおえない状況に追い詰められたり、
夫婦離婚になってしまったり・・・。

とにかく確たる証拠もなく被害者の自己申告だけの状態で起きるので、
性質が悪いですよね・・・。

小林さんはやっていないと断言できます。
しかし、それを証明することができないのが、
こういう冤罪の厄介なところです。

粘り強くあきらめずに戦うしかないですね。
健康を損ねたら負けです。
常に健康に留意して長期戦で臨むことですね。

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