昨日、7月15日、父の誕生日を向かえることが出来ました。
往診の先生、看護師さん、母、私とで密かなお誕生日会でした。
看護師さんと父と二人で、85歳分のロウソクを、ふ~っと、消しました。
先生たちは、私達と一緒にケーキを食べて下さり、本当に支えになって下さっています。
誕生日まで誕生日までと指折り数えてきましたが、念願が叶えられて感謝です。
まな板の音や、テレビの雑音、話し声が安心できるようで、父を速く病院から帰してあげて本当に良かったと思っています。
先生は、「お父さんは、もうじき旅立つ準備を体がしていますので、体に触れたり、問いかけてあげたりすると、ご本人が安心しますよ。あわてないで何時ものように生活を送ってください。」と言われました。
思わず、顔を被いましたが、受け入れるしかありません。
父はもう微かな声しか出ませんが、「ありがとう。」と言ってくれました。
私も父に「ありがとう。」と返します。
傷みがあるのでしょう、しかめ面をするので、「薬をしようか。」と言うと、首を横に振ります。
「お父さん、強いね、我慢はいらないよ。」と言うと、か細い手でガッツポーズを見せてくれます。
お父さんはまだ戦士です。
明日からずっと父のそばにいたいと思っています。
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Posted at 2011-07-16 10:54
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