何とも・・楚々と咲く笹葉銀蘭と静かに数分・対話した(画像1)(^_^;)。
意識して観ているからだろうか??
今年は、銀蘭・金蘭共に沢山の茎を拝めた。和やかな春、2014。
ササバギンラン(笹葉銀蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera longibracteata Blume
自然分布:北海道・本州・四国・九州・沖縄/朝鮮・中国(東北)
山地樹林下に生育し高さ30-50cm。茎は直立し、6-8葉つける。
葉は卵状披針形、葉脈が多く、長さ7-15cm、幅1.5-3cm、基部は茎を抱く。
苞は線形か広線形、唇弁の基部は筒状の距となる。
銀蘭に似ているが、葉の裏面、縁、茎の稜上、花序に白い短毛状突起がある。
肉眼で確認するのは困難だが、ルーペで確認できた。
ギンラン(銀蘭・画像2) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cephalanthera erecta (Thunb. ex Murray) Blume
自然分布は、笹葉銀蘭と同じ。
茎の先に 3 ~ 6 個の白い花をつけるが、花は完全には開かない。
金蘭・銀蘭・笹葉銀蘭、かつては、身近な里山等、都市林で極普通に見られた。
近年、身近な自然環境が宅地化し、生育地が減少している。
山地や丘陵の木陰に生育。茎の先に3 ~6個の白い花を付けるが完全には開かない。
野の花達、輪唱してるやに見える。
今年ほど、かつての里山って感じにこれ等の蘭が咲き誇っているのを見たことがない。
里山自体がより良い環境になっているのかもしれない。じつに喜ばしい。。!
5月10日誌「大和市泉の森5/04」