“雑木林の秋(1)”《襍草・/・拈華微笑40》


マルバフジバカマ(丸葉藤袴) キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Ageratina altissima. ;Eupatorium rugosum  E. urticaefolium
別名:ボタンザキフジバカマ、ウラジロアザミ、シロバナフジバカマ、
英名:White snakeroot

フジバカマは、古い時代に中国から渡来したものらしい。
このマルバフジバカマは、明治中期(1896年頃)小石川植物園で栽培されていた。
のち箱根の強羅植物園で栽培されていたものが1916年ころから逸出したとある。
北アメリカ原産の帰化植物。白花のフジバカマに似る。
フジバカマの葉は3裂するが、こちらは丸くはないが一枚。
花の色は白く、花冠が5つに分かれた多数の筒状花からなる。
葉には柄があり、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。 葉の先は尖る。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見える)。
林縁などに生え、地下に太くて長い根茎があり、横走し群落を形成する。
各頭花の筒状花は白色で10~25個と多い。
同科同属のフジバカマ、ヒヨドリバナなどの筒状花は5個である。
筒状花の先端(花冠)は5裂し、
2本に割れた白い糸状の雌しべ(花柱)を花冠の外に長く伸ばしている。舌状花はない。

ヒヨドリバナ、フジバカマ、ヨツバヒヨドリ、マルバフジバカマの区別
ヒヨドリバナ:葉が裂けておらず対生し細長い。筒状花が5個。
フジバカマ:葉が2~3つに深く裂けている。筒状花が5個。
ヨツバヒヨドリ:葉が3~5枚輪生する。筒状花が5個。
マルバフジバカマ:葉が裂けておらず対生し、幅広の卵型、長い柄がある。筒状花が10~25個。

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お決まりの散策路を歩いていると集合花が見えた。
しろっとびして、綺麗に見せられないのがいただけない。
日々悩みの種、未熟・技量不足m(._.)m(^з^)。

「緑の森2015・10・17」



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