《 囈(1)“2021年干支 丑”❖21-2❖》

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国宝、葺き素木の五重塔

今年もやって来ました“箱根大学駅伝”TVで観戦するも楽し!
往路の今日、ドラマが繰り広げられた。それぞれが“青春”。
己の青年期を思い出したりもする。
今年の干支は『丑』。丑歳と言うと“出羽三山”を思い出す。
出羽三山(湯殿山・月山・羽黒山)の丑年御縁年に参拝した事があった。
1973(昭和48)年、私事だが躯体復調を願っての初参りだった。
"神々の峰(出羽三山)"、羽黒山(現世利益)、月山(死後の体験)、
湯殿山(生まれ変わる)、三関三度(さんかんさんど)の霊山信仰。
三山を参拝するのが最良だが、冬期の月山と湯殿山は閉鎖。
一年中参拝できる羽黒山に現世利益を祈願しに詣でた。
参拝の前に身を清めるために山麓で精進料理を頂いた。
山菜や茸、木の実、野菜、米、果実等、山の恵みがふんだんに。
そして個性ある胡麻豆腐、胡麻の代わりにクルミを使った豆腐。
更には、片栗粉の代わりに葛を使ったりしていた。味わい深かった。
詣でた「出羽三山神社三神合祭殿」(羽黒山・月山・湯殿山の三神合祭)
大社殿で、ここを参拝すれば三山をめぐったこととされる。
三神合祭殿の参道途中、木立の中に杮(こけら)葺き素木の五重塔が、
脇の樹齢1000年ともいわれる巨杉「爺杉」ともに厳かに佇んでいる。
神仏習合の形態だった羽黒山は今は、出羽神社となってしまった。
山内寺院や僧坊は廃されたが、五重塔だけ残った、言葉を持てない。
神仏分離は、日本の歴史上、最悪の政治判断と悔やまれる。
「五重塔」が国宝に指定されているが、どことなく寂しく映る。
丑年の今年、再訪したい。鶴岡周辺は、工芸もあるし・・・!!



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