《 雅羅・/・襍録〝雑草!?!〟❖ ’24-134 》

オニウシノケグサ(鬼牛の毛草) イネ科(Poaceae)
Lolium arundinaceum (Schreb.) Darbysh.
 synonym Festuca arundinacea Schreb.
オニウシノケグサ(鬼牛の毛草);
帰化植物で多年草。路傍や草地などに生育し、群生する。
茎は叢生,直立,高さ50~200cm,無毛。
葉は線形,長さ10~60cm,幅5~12mm,無毛。
茎頂に円錐花序を形成,被針形~卵形,10~50cm。
直立~やや傾斜,緑色~紫色。
花軸の節より二個の枝を斜め上に出し,
その先に小穂を1~多数つける。
小穂は楕円~長楕円形,10~18mm,3~10小花がでる。
余り知られていないが、花粉症の素でもある。


オオスズメノカタビラ(大雀の帷子) イネ科(Poaceae)
学名:Poa trivialis
オオスズメノカタビラ(大雀の帷子);
帰化植物で多年草。畑地等に見られ雑草と呼ばれている。
細い根茎を引いてまばらに群生する。
稈は細く、基部で伏してその上部で直立して高さ1mになる。
葉は線形で無毛、葉舌は高さ6mmほどある。
4個ほどの小花からなる長さ4mmほどの小穂を、
細かく分岐した穂に多数つける。
穂の枝の基部には小穂がつかない。(日本帰化植物写真図鑑より)


カニツリグサ(蟹釣り草)  イネ科(Poaceae)
 学名:Trisetum bifidum 
多年草で各地の海岸に面した丘陵地に生育し、散生だが群生もする。
茎は高さ60〜80cm、根茎は短く匍匐根茎を欠く。
葉は長さ10〜20cm、幅3〜5mm、線形、軟弱で両面に毛がある。
円錐花序は長さ10〜20cm、淡黄褐色で光沢があり、上部は傾斜する。
小穂は長楕円形で2〜3個の小花からなり、長さ6.5〜7mm。
護穎の先は深く2裂し、への字形の長さ6〜10mmの長い芒をつける。
(日本イネ科植物図譜より)
トボシガラ (唐法師殻・点火茎)  イネ科(Poaceae)
学名:Festuca parvigluma Steud.
多年草で北海道〜九州の山地の疎林や林縁・林道などに生育している。
茎は高さ30〜50cm、細いが直立または斜上し、光沢がある。
葉は長さ8〜20cm、幅1.5〜3mm、柔らかで下垂する。葉鞘は平滑、無毛。
花序はまばらな円錐形で長さ10〜15cm。
小穂は披針形で長さ7〜9mm、平滑・無毛で3〜5小花よりなり、長さ3〜15mmの少梗をつける。
苞穎は卵形で鈍頭。第1苞穎は長さ0.8〜1mm。第2苞穎は2〜2.5mm。
護穎は4〜6mmで5〜12mmの芒を頂生し、竜骨は明瞭。(日本イネ科植物図譜より)
《 泉の森・森のはらっぱに見られた草〝5月草花Ⅵ~Ⅸ  5/10〟》
外出する時、泉の森を通るのを常としている。
気分良く通り抜けるのだが、数日間で様変わり。
あっという間に草茎が高くなっている。
一般的に“雑草”と呼ばれれ、嫌われる草達。
そんな地味な草を観察している人々に教えを頂けた。
イネ科の草は、どれも同じ様に見え判別が難しい。
 
こうした植物を”雑草”と呼び卑下する。
しかしながら強く生きている姿に教えられることもある。
自然界の共存共栄だ。
稲、小麦、等々イネ科の植物が人類の食を支えている。
見た目は地味だが雑草の花にも華がある。
野菜の花も綺麗だし・・・。
 
「令和陸年(皇紀2684年)5月13日、記」
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