“シーチキンの中で最も多くの方に親しまれている商品です。” 日本の需要を総ナメした、「ツナ缶」のデファクトスタンダード。 はごろもフーズ シーチキンLフレーク きはだまぐろ油漬けフレーク・普及品 ☆コメント 1970年代、はごろもが「シーチキン」(びんなが油漬け)によって国内のツナ缶勢力図を埋めたころ、あまりの需要の多さに 国内で水揚げされるびんながまぐろの過半数がシーチキンによって消費されるという、異常な事態となっていた。 そのため、びんなが以外のまぐろを使う製品でバランスを取ろうと1981年に発売されたのが「シーチキンL」「シーチキンマイルド」である。 流通量の多いきはだまぐろを用いたシーチキンLと、さらなる価格対抗のためにかつおを用いたシーチキンマイルドは、瞬く間にはごろもの主力商品になった。 発売から22年が経った今、本家を凌いで日本の食卓に根付き、本家を高級品の座に押し上げた。 製造固有記号G2は本家と同じはごろもの自社工場であり、タイ産のものはシーチキンNewLフレークとして販売されている。 肉質、やわらかさ、油の量などすべての点で「標準」と言っても過言ではない。 他社製ツナ缶のようにクセがある、油が多い/少ない、肉が荒い/細かいなど一切なく、どこまでも普通で、ありふれたツナ缶に仕上がっている。 その普遍性こそがこの製品の強みであり、大ヒットを飛ばした理由なのだ。 どの料理にも合う、そのままつまんでもおいしい、火を通してもおいしい。 味のバランスと、日本全国どこででも入手できるという二つの「使い勝手」を両立している。 ・グレード ★★★☆☆ ・価格 ★★★☆☆ #138円/個 ・味覚評価 ★★★★☆ ・入手性 ★★★★★ #コンビニ・スーパーのほとんど ・原産国 国産 ☆スペック 内容量 70g 206kcal/缶 食塩相当量0.6g 原材料 きはだまぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸等) JAN:4902560012409 製造固有記号G2 製造者 はごろもフーズ株式会社(静岡県静岡市清水区島崎町151) 製品ページ Tuna canning review No.08 ☆参考資料 ・COMZINE ニッポンロングセラー考 シーチキン http://www.nttcom.co.jp/comzine/no063/long_seller/