Search Bloguru posts

ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://en.bloguru.com/zumix

freespace


■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

宝幸 ライトツナフレークを食べたレビュー

thread
宝幸 ライトツナフレーク きは...

宝幸 ライトツナフレーク
きはだ油漬フレーク・普及品

 

驚くほど「普通」のツナ缶


 宝幸というとサバ缶やオリーブオイルツナの存在感が大きいが、普遍的なスペックの油漬缶も存在する。あまりに地味すぎて自社HPにすら出てきていないが、パッケージが練り金色になっているものも、製造と流通が続いている

 国産ツナ缶を俯瞰的に見たとき、このような製品は多い。極洋にも同じようなやつがいる(No.39)し、マルハ(あけぼの)にも同じようなやつがいる。決して歴史の表舞台に立つことはないが、こういった製品はそもそも目立つ必要がない。企業としては「標準品」と呼べる普通のツナ缶はあるに越したことはないだろう。水産企業として大きい所であればなおのこと。
 
 本品は伊藤食品のOEMで、OEM品ながら台湾製の缶が活用されている。これは伊藤食品の自社ブランド(No.103)が発端になったもので、国産缶と同様の品質を担保しつつコストダウンに寄与している。
 製品スペックは特筆点のない標準的な油漬けだ。
 静岡松坂屋の解体ギフト即売会で買った記憶がある。2016.12製。

☆缶を開けたところ


  
 標準的な身の大きさ。下味も標準的。どのくら標準的かというと、シーチキンLフレークとの利きツナが困難なレベル。
 悪い点がないのもまた事実で、どの料理であれ悪い相性のものはないと思われる。常用向け。

 すべての製品が個性的である必要はない。「普通」とは何か、「普通」であり続けることとはどういう意味なのかを一考させられた。
 地味に入手性が悪く販路も不明なため、持っていると貴重……なのかもしれない。


☆各種評価
・グレード ★★★☆☆ 3.0
・価格   ★★★☆☆ 3.1 #160円/個
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.0 #ふ・つー…
・入手性  ★☆☆☆☆0.8 #メタルスライムみたい
・原産国  国産

☆スペック
内容量 70g
217kcal/缶 食塩相当量0.4g
原材料 まぐろ、大豆油、食塩、野菜エキス、調味料(アミノ酸)
JAN:4902431021721 製造固有記号 /F ITO
販売者 株式会社宝幸(東京都品川区大崎2-1-1)
(製造所 伊藤食品株式会社(静岡市清水区幸町2-67)
Tuna canning review No.110
#きはだまぐろ #伊藤食品 #油漬

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
This user only allows bloguru members to make comments.
If you are a bloguru member, please login.
Login
If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
Request Account
ファルコン
Commented by ファルコン
Posted at 2018-08-01 16:19

9月から「サバ缶」がねあげされるようですが、「ツナ」のほうに影響がなければいいですね。

People Who Wowed This Post

長井ずみ
Commented by 長井ずみ
Posted at 2018-08-02 03:19

ツナ缶は2018年の鯖缶値上げより早いタイミング(2012~)で値上げが続いています。
主に原材料マグロ、缶の価格が高止まりしている点に起因します。スケールメリットで安値を担保してた輸入ツナ缶がもっとも苦境に立たされているのではないでしょうか。
いずれにせよ内容量を減らす、定価を上げる等で吸収していますが、今後も値上げ基調が続くものと思われます。値下げに繋がりそうな良い材料がはごろも移転に伴う清水区島崎町の工場化くらいしか思いつきません。

サバ缶は(上記缶の値上げを鯖のグレード調整や仕入れ時期の固定化等で)ずっと堪えていましたが、ついに耐えられなくなったという見方をしています。いずれ値上げは避けられないという情勢でサバ缶バブルが起こり、ついに価格維持の命脈が絶たれたのではないでしょうか。
ツナ缶の動向からして、今までが安すぎたと考えるのは自然です。

People Who Wowed This Post

Happy
Sad
Surprise