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ツナ缶レビュー zu-mix3.0

https://en.bloguru.com/zumix
  • Hashtag "#味付" returned 30 results.

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■初めての方は、国産ツナ缶の面白いとこをつまみ食いできる #めずらしいツナ缶 がおすすめです。
ゴースト「ツナ缶にしき」にご用の方は、←からどうぞ。

 おしらせ
 ・zu-mix3.0自家通販でツナ缶解説本を手売りしています。クレカ対応。
 ツナ缶レビューに大ボリュームの解説を交えた「ツナ缶の本 The Unlimited」が人気です。

188缶 実食、カルディで売ってた「かけるツナ缶」、大昌貿易行(DCH)まるごとかける旨サラダツナ レモン&ブラックペッパー

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188缶 実食、カルディで売っ... 大昌貿易行(DCH) まるごと...

大昌貿易行(DCH)
まるごとかける 旨サラダツナ
レモン&ブラックペッパー
きはだまぐろ油漬けフレーク・廉価品


こんなツナ缶です


おねだん
激安の一歩手前(3缶321円)
魚の種類
キハダマグロ(ライトミート)
液汁の種類
レモン味のドレッシング
身のほぐし方
細かいほぐし肉

おすすめの食べ方
落ち着いてカットサラダに使おう。そのまま食べるのは鬼門



解説:カルディで見かけた妙なツナ缶


 3缶300円の安い輸入ツナ缶。「まるごとかける」ってことは、ドレッシングツナを現代的な解釈でよみがえらせたものってこと? でいいのかな。タイ製造、スチールふた。よくある輸入廉価品のパッケージ。2021.7製造。
 


 開けたとき独特のにおいがする。液汁はとろみがついててひたひた、身の量は他の輸入ツナ缶(80g)より少ない印象。オリーブオイルの自己主張は皆無だが、副題通りレモンとドレッシングっぽい味がして、サラダにかけるだけと銘打つだけある。百円のカットサラダに混ぜたらおいしいはず。和食やごはんに合わせたり、単体で食べるというユースケースには相性が悪い。
 カロリー低くて水煮よりは味気あるし、サラダとの相性をよく考えて設計してあるのは確か。アスリートがツナ缶選ぶときに味変の選択肢として組み込むのにはベストではないのだろうか。
 
 カルディで売ってなかったら見向きもしなかったと思う。
 
・グレード ★★☆☆☆ 2.0
・価格   ★★☆☆☆ 2.5 #107円/個(3缶321円)
・味覚評価 ★★☆☆☆ 2.4 #味変にどうぞ
・入手性  ★★☆☆☆ 2.0 #カルディで見た
・原産国  タイ

☆スペック
内容量 80g
109kcal/缶 食塩相当量1.49g たんぱく質12.3g
原材料 きはだまぐろ、オリーブ油、レモン果汁、砂糖、胡椒、食塩、野菜エキス、蒸留酢/増粘剤(加工澱粉、グアーガム)、調味料(アミノ酸、核酸)
JAN:4961439073101(3連シュリンク)/49614390077267(単品) 製造固有番号GYB5108 VG29
輸入者 大昌貿易行(東京都港区六本木5-18-2)
Tuna canning Review No.188

■ツナ缶スーパーリンク!!



(No.117)東遠 唐辛子ツナ

→しっかりした味のついたツナ缶といえば。

(No.92)トンナートソース

→目的の限定された、味のついたツナ缶といえば。

(No.87)サスナ・ガーリックツナ

→やっぱ万能型だよね、という結論を教えてくれる。
#きはだまぐろ #味付 #哲学

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185缶 マグロの王様!クロマグロの国産ツナ缶 信田缶詰・本まぐろステーキの実食と解説

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まぐろの王様と呼ばれる“本まぐ... まぐろの王様と呼ばれる“本まぐろ”使用!肉厚にカットした本まぐろをやさしい甘さの醤油だれに煮付けました。

信田缶詰(SIK) 本まぐろステーキ
本まぐろ煮付け・高級品


こんなツナ缶です


おねだん
けっこう高い(500円前後)
魚の種類
クロマグロ(ライトミート)
液汁の種類
甘い醤油ダレ
身のほぐし方
ぶ厚いかたまり肉

おすすめの食べ方
そのまま食べる。あぶらっこいから、リーフレタス添えるといいかも



解説:珍しい国内製本マグロ(クロマグロ)ツナ缶


 青魚の缶詰に定評のある銚子の缶詰会社、信田缶詰の2021春新商品。輸入した本マグロを四角く切って、マグロ味付缶みたいに醤油で漬けたもの。
 本マグロツナ缶について、2021年初めに輸入品が、それより前に味付缶で国産品のものがごく僅か出回っていたことを観測している。本品は、百貨店やヨドバシなど比較的広い販路で流通した点で、それら先発品と一線を画している。
 
 青色のスリーブに、(普通のP4号缶とくらべ)細くて高いT3号缶が入っている。原材料の品目が非常に少なく、缶詰ならではの引き算の美学を体現している。
 味付缶でカロリーをおさえているが、脂質がやや高い(9.3g)ように思える。2021.6製造。

☆缶を開けたところ


  
 タレの良い香りがする。キハダより濃い色。
かたまりの肉がサバ缶のように詰められていて、ステーキの名前から期待できる通りの見た目になっている。身は第一印象より柔らかく、オーシャンプリンセス鮪とろ・炙りビントロといったやわらかツナ缶筆頭を凌駕するほど。そのかわり、これらのツナ缶以上に「あぶらっこい」。カロリーの値からは全く想像できなかった。タレや魚のしょっぱさは気にならない。

 前例がないほどやわらかく、前例がないほどあぶらっこい。料理で使うとなると、この特質をうまく乗りこなす経験と技術が求められる。筆者個人としてはそのまま食べるのをお勧めしたい。
 
 たとえ本マグロでも、ツナ缶としての扱いはライトミート。
 魚体の価格に反して品質を上げづらいことから、多くのプロダクトが企画段階でこけて、うまくリリースできても凡退して、市場に根付くことができなかった。このクオリティを見るに、過去製品とは異なり一定以上のポジションで根付いてくれるだろう。というか根付いてくれ。そうすると「本マグロのツナ缶もあるんだ」って説明しやすいから。おねがいします。
 
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 4.2 
・価格   ★★★★★ 4.5 #449円 ヨドバシ・ドット・コム
・味覚評価 ★★★★★ 4.5 #
・入手性  ★★☆☆☆ 1.7 #自社通販、ヨドバシ、百貨店など
・原産国  国産

☆スペック
固形量65g / 内容総量85g
198kcal/缶 食塩相当量0.9g タンパク質14.0g
原材料 本まぐろ(輸入)、砂糖、醤油(一部に小麦・大豆を含む)
JAN:4907982051203 製造固有記号BTC/A SIK
製造者 信田缶詰株式会社(千葉県銚子市黒生町7400-7) 製品ページ
Tuna canning review No.185

☆参考資料
・「クロマグロを缶詰に/信田缶詰が新発売「本まぐろステーキ」」日刊水産経済新聞 2021.5.26
https://www.suikei.co.jp/?p=82603

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☆補遺


 めざとい方はお気づきかもしれないが、本品は蒸煮(加工前にマグロの肉を蒸す)の是非を明言していない。ゆえにツナ缶の定義から若干ずれた製品だが、マグロを調味液に漬けて密封・加熱殺菌しているため、便宜上味付ツナ缶の仲間に入れた。この若干のレギュレーション違反に目をつぶることで、当ブログは木の屋石巻水産(No.116)黒潮町缶詰製作所(No.89)といった隠れた日本の名作缶詰を収録・網羅できている。狭義のツナ缶のみを取り上げたほうが正確性に長けるのは事実。それはそう。でも、
 
 "ツナ缶(マグロ・カツオの油漬、味付)"

 にして、ツナ缶やツナ缶っぽい水産缶詰、ツナ缶の駅弁まで載ってたほうが、面白いじゃない。(補遺ここまで)
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ツナ缶スーパーリンク!!



(No.44)[EOL]Lily きはだまぐろのとろハラス

→横長の缶にキハダマグロの肉厚たっぷり。そういうツナ缶だ。終売。500円くらいした。

(No.111)FÁBRICA DE CONSERVAS:Filetes De Atum Em Azeite Virgem Extra Bio

→海外ツナ缶。横長の缶にビンナガマグロの肉厚たっぷり。そういうツナ缶だ。入手困難。800円くらいした。

(No.105)伊豆川飼料 とろつな

→丸い缶にキハダマグロの小さいとろ肉。そういうツナ缶。箱付きでありながらスーパーリンクの中で一番安い、実売400円弱が魅力。とにかくカジュアルなお土産に便利。

(No.173)炙りビントロ(2020)

→ツナ缶・オブ・ツナ缶。毎年ロット違いのコレを缶詰の日に合わせて開けるのが恒例だったが、今年は趣を変えて本まぐろステーキになった。600円くらい。
#みなみまぐろくろまぐろ #めずらしいツナ缶 #味付

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183缶 バラ売りないぞ! モンマルシェ・オーシャンプリンセスホワイトツナ マグロフレーク味付の実食レビュー

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モンマルシェ オーシャンプリン...

モンマルシェ オーシャンプリンセスホワイトツナ
マグロフレーク味付
びんながまぐろ味付・高級品

ひっそりローンチされたM社ビンナガ味付


 いよいよツナ缶イコール高いものという認識を消費者に浸透させたモンマルシェ。本品マグロフレーク味付缶は、2021年6月の店頭限定ギフトセット(6缶3千円)にこっそり紛れ込んでいた。
 予告もなくいきなりパルシェ店の公式LINEにだけ本品が載っていて、本品のみの解説もなく、本当に「ひっそり」その存在を現したのである。
 
 なにげに、醤油で甘じょっぱく煮つけたビンナガ味付缶は同ジャンル品がとても少ない(STIサンヨーのびん長まぐろ味付や、JF和歌山のまぐろ醤油煮(No.157)くらいしか思いつかない)。たいがいの味付缶はキハダカツオ等のライトミートを用いる。
 (2021年7月現在で)製品情報ページがなく、今後単品販売するかどうかも不明だが、その出自からして特筆性のかたまりなので執筆とあいなった。エンボス加工で箔押しのないラベル。2021.1製。

☆缶を開けたところ
  
 醤油と生姜の香りが広がる。味付缶によくある斑点のついた身はほとんどなく、油漬等で使う白身の肉をそのまま味付缶にしたような趣だ。
 モンマルシェを愛用する顧客を念頭に入れてか、あまじょっぱいファクターの部分は他の味付缶にくらべさっぱり薄味に仕上げてある。生姜は香りづけ程度。
 ごはんにあわせるのが定番でおいしい。おにぎりの具にもちょうどいい。
 
 単品販売か、ラインナップ常駐してくれたらいいのだけど…

各種評価・スペック



・グレード ★★★★☆ 4.4
・価格   【N/A】 #単品販売なし
・味覚評価 ★★★★☆ 4.0 #
・入手性  【N/A】 #単品販売されたらいいな
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
118kcal/缶 タンパク質17.7g 食塩相当量1.9g
原材料 びんながまぐろ(国産)、しょうゆ(小麦、大豆を含む)、糖類(砂糖、水飴)、しょうが粉末/調味料(アミノ酸等)
JAN:なし 製造固有記号BTC・ /X8
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7)
製造所 株式会社ミヤカン(宮城県気仙沼市元浜町2-102-1)
Tuna canning review No.183

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.41)ふつうのラベル 国産赤唐辛子ツナ

→モンマルシェのフレーバードでは定番の赤唐辛子ツナ。どこのモンマルシェでも購入可能。筆者は綿実油フレークと赤唐辛子ツナを組み合わせて差し入れギフトを作って重用している。

(No.59)いなば まぐろ味附

→味とパッケージの雰囲気が似ている。こっちはライトミートの味付缶。

(No.157)JF和歌山 まぐろ醤油煮

→数少ないビンナガ味付の同志。身を大きくしたチャンクタイプで、こちらのほうがインパクトは大きい。

(No.127)ブラックレーベル

→  食 う が よ い  モンバルリッツ・ロンゲーナ大佐によるおねだんの暴力。レビュー文字数も4000文字オーバーと相成った。6缶ギフトセット一箱をたった1缶で凌駕するツナ缶がギフトセット以上のコストパフォーマンスを持つなどあり得ないが、そんな賛否両論を無制限級の品質でねじ伏せる。
#びんながまぐろ #モンマルシェ #味付

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157缶 和歌山の贅を詰めたツナ缶 JF和歌山・マグロ経済学 まぐろ醤油煮の実食レビュー 

thread
“まぐろの身を紀伊勝浦の本醸造... “まぐろの身を紀伊勝浦の本醸造しょうゆでじっくり炊きました。ほっくり優しい味わいです。”

和歌山漁業協同組合(JF和歌山)マグロ経済学
紀州の味 まぐろ醤油煮
びんながまぐろ味付けチャンク・高級品

157缶 和歌山の贅を詰めたツ...
 

本州の果てで造られる生マグロの味付缶



(本記事の「勝浦」は、特記ない限り和歌山県の「那智勝浦」です)

 本場静岡県から西に450km弱。和歌山県、那智勝浦町。国産ツナ缶の97%は静岡でつくられている(2018年)が、わずかに別の地域でも製造されている。
 読者にとってなじみ深い宮城県が数パーセント、他に高知県、和歌山県。この風光明媚な場所でごく少量製造され続けているツナ缶がある。
 筆者は過去二度にわたり勝浦へ出向き、このツナ缶を購入しているが、JF和歌山に移管したあとの製品はまだ購入していなかった。そのため、またツナ缶のためだけに勝浦まで足を運び、本缶を手に入れた。しかも今回は日帰り。
 なお、兄弟品に(No.29)オイル漬(No.46b)水煮がある。レビュー当時製造元がJF勝浦だが、現在も中身は変わっていない。
 
 今回の旅程はお礼参りでもある。2016年夏に命を吹き込んだ同人ツナ缶No.1を、十分に熟成させ、生誕の地に巡らせてやりたい。そういう気持ちがあった

 製品に着目しよう。白缶にラベルとJANコードを手貼りしてて、賞味期限は平成表記から西暦表記に変わった。当ロットは2022.6.28(令和元(2019)年6月28日製造)と、製造からまた四ヶ月程度の若い缶詰だった。
 トレードマークの「マグロの身にマグロ経済学という表記」だが、このマグロが細身で、ビンナガのような気がするが、定かでない。
 味付の材料を地場素材にこだわって、
 ・勝浦魚市場で揚がった新鮮な生まぐろ
 ・新宮市・尾崎酒造の酒
 ・那智連峰の伏流水で仕込んだ藤野醤油のしょうゆ
 ・同じく那智の伏流水で仕込んだ醸造酢
 ・海水から煮詰めた熊野黒潮本舗の食塩
 ・海南市・中野BCのみりん
 ・和歌山県産のはちみつ
 と、主要原材料はすべて和歌山県産で固めてある。これらの社名はすべてラベルに記載されているが、その社名を頼りにWebページを探し当て、フレーズを添えた。
 今回購入したのは紀伊勝浦駅から5分の「にぎわい市場」。2017年にまぐろ体験CANの隣に新しくできた観光施設で、ワンストップに勝浦の生まぐろ・お菓子・ツナ缶などを買って食べて帰れる。ただしツナ缶の人気がアツいため、品切れの際は同館の奥まったところにある酒屋さん(堀忠酒店)や、漁港の近くにある木下鮮魚店にも足を運んでほしい。なお、2019年11月現在熊野市駅前のお土産店(熊野市駅前特産品館)にも取り扱いがあったことを付記しておきたい。2019.6製造。
 
 

缶を開けたところ



 サイコロ大にカットされた身が詰められている。味付缶だが、他社普及品のような強いしょっぱさ・甘さはなく、説明文通りのゆるやかなあまじょっぱさに抑えてある。
 この大きな身からくる豊かな食感と、ご飯にも酒にもいける程度の味の濃さが魅力的。ごはん255杯も夢ではない。1杯以上やるにはちょっと少ないけど。
 
 全ラインナップ非常に完成度が高く、ご当地性も強いJF和歌山のツナ缶たち。個人的には、味とリピートしたさでオイル漬と醤油煮が突出して高い。その入手には困難をきわめるが、それだけの価値があるツナ缶である。
 

☆各種評価・スペック


・グレード ★★★★☆ 4.3
・価格   ★★★★☆ 4.5 #280円/個 にぎわい市場直売コーナー 
・味覚評価 ★★★★★ 5.0 #超高級品クラスに比肩する味付缶
・入手性  ☆☆☆☆☆ 0.2 #現地か熊野市駅前
・原産国  国産

内容量 90g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 ビンナガマグロ、みりん、しょうゆ、砂糖、はちみつ、片栗粉、酒、醸造酢、食塩、甘味料(ステビア)、調味料(アミノ酸等)
JAN:4580525740040 製造固有記号なし
販売者 和歌山漁業協同組合連合会まぐろ体験CAN(和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地7-12) 製品ページ
Tuna canning review.No.157

ツナ缶スーパーリンク!



(No.29)オイル漬

→枯れたはずのびん長綿実油漬に新たな芽吹きを与えたツナ缶。同人ツナ缶1の源流となった。

(No.46b)水煮

→原材料:ビンナガ、塩、以上。ストイックにマグロを愉しむ大人の味。





~~本文ここまで~~

冬コミ(C97)で手に入れたCDの中ではこれが一番よかったです。Ashmint*のmeteor。

https://ashmint.booth.pm/items/58790
 創作女性ボーカル、疾走感のあるロック、この辺のフレーズが好きな方にはハマるはず。私はハマった。
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #味付

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黒潮町缶詰製作所 トマトで煮込んだカツオとキノコ

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“一本釣りカツオと、黒潮町産「... “一本釣りカツオと、黒潮町産「ブナシメジ」をトマトソースで煮込みました。 ”


  黒潮町缶詰製作所 トマトで煮込んだカツオとキノコ
  カツオとキノコのトマト煮・高級品

一本釣りカツオを使った洋風おかず缶


 高知県の果て、足摺岬の手前にある缶詰会社「黒潮町缶詰製作所」。高知の特産品カツオを使った独自のツナ缶を作っている。会社に関する詳しい解説は黒潮オイルのごろっとカツオ(No.85)を参照されたい。
 
 本品はイントロ通りカツオをブナシメジとトマトソースで煮たおかず缶で、カツオの和だし生姜煮こごり風(No.89)と共に、同社の定番品となっている。
 ツナ缶の定義からは外れて……何の問題もない。ツナ缶ブログを標榜している本ブログだが“原材料の一番最初が「まぐろ又はかつお」で、開けてすぐの実食ができるものなら普段通りのレビューは可能”と定めた前例と、“ツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け)や【その関連商品】”という但し書きがあるので、このくらいまでは十分許容範囲だ。このルールを濫用した悪しき前例もあるのだ。たとえ原材料の一番最初がブナシメジだったとしても、きちんと油は入ってて、黒潮町缶詰製作所はカツオを主としたツナ缶を多く輩出している実績があるのだ。何の問題もない。

 

ここでは私がルールだ。



 2017.6製造。7大アレルゲンを含まない。
 

缶を開けたところ



 トマトの香りが広がる。カツオが見えない。だが安心してほしい。
 

 キノコの下に、大きなカツオのかたまりが3つ入っていた。
 液汁の都合上さっぱりした味で、液汁もとっつきやすい。キノコのぷりぷり感とカツオのしっかりした食感がよく調和している。トマトソースの酸味も厭らしくない。
 パスタを50gだけ茹でて、ソースとしても使っても良いだろう。

 とっても和風なカツオの和だし生姜煮こごり風、その対となっていた。
 高級品の価格なのだから美味しいのは当然かもしれないが、
 
 \デメリットは値段と入手性ですね!/
 
・グレード ★★★★★ 4.5 
・価格   ★★★★★ 4.8 #410円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.3 #
・入手性  ★☆☆☆☆ 1.5 #本社通販、高知アンテナショップで取扱い
・原産国  国産

☆スペック
固形量66g / 内容総量 90g
90kcal/缶 食塩相当量1.2g
原材料 ぶなしめじ、かつお、トマト・ピューレーづけ、トマトケチャップ、玉ねぎ、食塩、塩麹、砂糖、菜種油
JAN:4571301674543 製造固有記号カツオトマト62610927
製造者 株式会社黒潮町缶詰製作所(高知県幡多郡黒潮町入野4370番地) 製品ページ
Tuna canning review No.130

■「ツナ缶スーパーリンク!!」



(No.89)カツオの和だし生姜煮こごり風

→対をなす和風おかず缶。これも定番。個人的にはこっちのが好き。

(No.85)黒潮オイルのごろっとカツオ

→高知のカツオパワーを全力で味わいたい人へ。

(No.117)ドンウォン 唐辛子ツナ

→韓国のおかず缶。もちろん辛い。値段は手ごろ。
#かつお #味付 #缶つま

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DONG WON(東遠) 唐辛子ツナ 辛かったぜ…お前は…

thread
”トマトソースをベースとして、... ”トマトソースをベースとして、たまねぎ・にんじん・じゃがいもと、野菜がたっぷり入ったおかず感覚の味付けツナです。”


DONG WON(東遠) 唐辛子ツナ
かつお味付・廉価品

韓国産のおかず系ツナ缶


 韓国の水産企業・東遠(동원)が1980年代頃から製造販売しているツナ缶。マーケティングにはシーチキンめいたメディア戦略が用いられ、現在は韓国を代表するツナ缶製品고추참치として広く浸透しているようだ。その評判が評判を呼び、東遠に続けといくつかの企業が唐辛子ツナを製造している。
 現地で言うところの「白飯喰らい」。兵士にも強く支持されるものの、栄養価と腹へのダメージから正式な戦闘糧食ではない。
 ※日本語の情報に乏しく、本節がおおむね韓国語の解説からの意訳になっている点に留意願いたい。
 日本国内では東遠ジャパンが輸入卸となり、パッケージをローカライズしたうえで一部の輸入食品店で取り扱っているようだ。日本ではカツオ使用の唐辛子ツナ(マイルド)のみが流通する。流通期限2020.10。ロット横の까지は「~まで」を意味する。
 ※うっかり外観の画像を撮り忘れたため、メイン画像=缶を開けた画像に代えさせていただく。

缶を開けたところ・味


  真っ赤な液汁の中に、角切りされたジャガイモとニンジンが入っている。身を含め3~4辛くらいには辛いのだが、ミヤカン(No.40)などの国産勢とは全く異なる質の辛さを持っている。現地で白飯喰らいと呼ばれる理由も理解できる。
  身はチャンク程度のかたまり肉とフレーク肉が混ざっている。どちらにもしっかりコチュジャンベースの味がしみ込んでいて、生臭さは感じられない。今まで食べた海外勢の味付け缶の中ではトップクラスに食べやすい。
  
  手軽に韓国のズボラメシ──もとい、韓国料理を日本で再現できる、という点は大いに評価できるだろう。
  お上品な辛さが好みなら前出のミヤカンピリ辛ツナ、さらにお上品ならモンマルシェの国産唐辛子(No.41)で、よりストイックに辛さを求めるなら東遠唐辛子ツナやAyamのカレー系ツナにつながっていく。辛いツナ缶の開拓は(筆者が辛いの苦手で)遅々として進んでいないため、新たな求道者のエントリーを期待したい。
 

☆各種評価


・グレード ★★★☆☆ 2.5 
・価格   ★★★☆☆ 3.0 #165円/缶
・味覚評価 ★★★☆☆ 3.5 #画期的な味
・入手性  ★☆☆☆☆ 2.0 #コストコにもあるらしい
・原産国  韓国

☆スペック


固形量50g / 内容総量100g
125kcal/缶 食塩相当量1.5g タンパク質14.0g
原材料  カツオ、唐辛子ソース(トマトペースト、砂糖、唐辛子粉、にんにく、酵母エキス、食塩、玉ねぎ粉末、胡椒、でん粉、唐辛子、乳酸菌)野菜(じゃがいも、にんじん、玉ねぎ)、食用なたね油、甘味料(ソルビトール)、調味料(アミノ酸等)
(原材料の一部に小麦粉を含みます)
EAN:8801047621164 製造固有記号F4
輸入者 東遠ジャパン株式会社(東京都新宿区大京町23-3 四谷オーキッドビル10F) 製品ページ
Tuna canning review No.117
#かつお #味付 #海外ツナ缶

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ふくや BIGBANGかんかん(めんツナかんかんプレミアム)を食べたレビュー

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ふくや BIGBANGかんかん...
“BIGBANG×明太子の「ふくや」 福岡限定コラボかんかん”


  ふくや めんツナかんかん(プレミアム)
  コラボレーション商品「BIGBANGかんかん」
  びんながまぐろ綿実油漬けフレーク・高級品



 有名な韓流アーティスト・BIGBANGが、2016年11月に福岡でドーム公演を行うことを記念して、ふくやとタイアップして作ったツナ缶。
 (めんツナかんかんを先に解説するが、由比缶詰所の高級ツナ缶に明太子汁や明太子の一部を入れることで明太子おかずを最短ルートにした、新たな福岡土産である。市場から広く受け入れられ、現在はにわかせんぺいに並ぶ福岡土産として盤石を築いていると筆者は思っている。今回のBIGBANGかんかんは、高級グレードのめんツナかんかんプレミアムをベースにしている)
 ライブグッズがツナ缶という前代未聞のコラボレーションで、ふくや直営店(福岡)のみで販売という激狭ルートだった。東静岡発の深夜バスで福岡まで買い付けに行こうともしたが、スケジュールの都合で泣く泣く断念した。
 現在はキャンペーンが終わり、入手不可能。このコラボが先陣を切る形で、「忍びのかんかん(忍びの国)」「レシピのかんかん(ラストレシピ)」といった様々なコラボレーションが行われるようになった。
 
 もちろん、筆者の住む静岡でも入手不可能だったこのツナ缶。昨冬開催されたコミックマーケット91の折に九州在住のフォロワーが差し入れてくれたことにより、レビューができるようになった。受け取った瞬間思考がショートして、頭の中でカノンコードを重ねたハレルヤが流れたことは言うまでもない。その後一年以上しっかり熟成させ、このツナ缶レビュー99缶目の壇上に上がったのである。
 単品バーコードの上にavexの証紙が貼られている。2016.10月製。由比缶詰所製造ではあるが、自社ブランドではないため半年間の熟成は省かれて販売されたようだ。 その貴重な中身を紐解くとしよう。
 
  
 缶の上に明太子の粒が躍る。ツナの身ともうまく共存しており、さながら異母兄弟という形だろうか。これもまたツナ缶という舞台がなければ出会うことがなかったはずだ。
 液汁は明太子を模した非常に辛いものとなっており、まぐろの身と味の化学反応を起こしている。
 
 お土産のバリエーションをさらに発展させた、ツナ缶史に名前を残した一作。筆者も6つ星のT.O.Pを惜しまない。
 なお、缶の中身は通常のめんツナかんかん(プレミアム)と変わらないので、美味しい明太子ツナ缶が食べたい読者には、こちらをおすすめしたい。今BIGBANGかんかんを買おうとすると、高価な個人取引を使わなければならない……

 あ、そうそう。

今冬のコミックマーケット93 3日目(12/31)に、ツナ缶の総集編同人誌「ツナ缶の本 The Unlimited」を出します。
 東5ホールのピ13a「zu-mix3.0」です。128ページ・1,000円。自家通販や委託については、在庫のこったら実施する予定なので、しばらくお待ちを。

~~

☆各種評価
・グレード ★★★★★★ 6.0 #これ以上の高級品は稀
・価格   ★★★★★☆ 5.5 #500円(単品)
・味覚評価 ★★★★★☆ 5.6 #明太子そのままの味と食感
・入手性  【EOL】     #終売品!現在は入手不能!
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
314kcal/缶 食塩相当量1.1g たんぱく質17.4g
原材料 びんながまぐろ、綿実油、たらこ(すけとうだらの卵、食塩、その他)、辛子明太子漬込液(唐辛子、すけとうだらの卵、その他)、調味料(アミノ酸等)、酸化防止剤(ビタミンC)、ナイアシン、着色料(赤102、黄5、赤3)、発色剤(亜硝酸Na)
JAN:4517384087191 製造固有記号AC゚ ツブイリ
販売者 株式会社ふくや(福岡市博多区中洲2-6-10) 製品ページ
製造者 株式会社由比缶詰所(静岡県静岡市清水区由比429-1)
(原材料の一部に魚卵を含みます)
Tuna canning review No.97
#びんながまぐろ #めずらしいツナ缶 #めんツナかんかん #味付 #由比缶詰所 #綿実油漬

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三洋食品 トンナートソース風ツナフレーク(プロトタイプ)発売前の実食レビュー

thread
三洋食品 トンナートソース風ツ...


三洋食品 プリンス(Prince)印・トンナートソース風ツナフレーク
まぐろ味付けフレーク・プロトタイプ!



 焼津水産高校すぐ近くに立地する、三洋食品。
 11月に取材へ赴いたのだが、担当者Y氏からお土産として試作品のサンプルをいただいた。11月下旬プレ発売開始する品で、レビューを公開しても構わないということだったので、公開させていただく。
 
 トンナートという言葉を初めて聞いたので調べたが、おおざっぱに言うと「肉にツナを混ぜた白いソースをかけるイタリアの料理」で、トンナートソースはその「ツナを混ぜた白いソース」のことを指す。
 そのレシピ自体に大きな差異があり、オイルヒーターとか作ってるデロンギ社の解説では「ツナにゆで卵の黄身やアンチョビ、ケーパーを混ぜたもの」となっているが、純正ごま油で有名なかどやの解説では「ツナとマヨネーズとケッパーと香味を混ぜたもの」となっており、とりあえず「冷やした肉にかける用の、ツナとケーパーを使ったすっぱくて白っぽい液体」という認識で合っている。はずだ。たぶん。
 
 なぜこんなあいまいな書き方かって?
 
 「これはプロトタイプのツナ缶!」
 
 つまり白缶にこのラベルが貼ってあるだけで、製品ではない。したがって、原材料名等も書いていない。
 わからないのだ。開けるまでどんなツナなのかわからないのだ。トンナートで調べても、イタリア料理に明るくない筆者は更に混乱してしまった。
 やむを得ない。答えは目の前にあるのだ、開けよう。2017.10製造。ツナ缶ブログ初「発売前のツナ缶レビュー」の瞬間。

☆缶を開けたところ
  
  …ん? この香りは? たまねぎとマヨネーズの混ざった……この香りは覚えがある。

  
 中身を箸でほぐした。なおのことマヨネーズの香りが広がる。
 口に含むと、マヨネーズのすっぱさとツナのフレッシュな塩味、ちょっとの苦みがある。このピクルスめいた色をした実、ケーパーが隠し味程度の苦みを付与しているものと思われる。まぐろはびんながまぐろと思われる。
 思いついた使い方として、マカロニを混ぜてチーズ載せてオーブンで焼けば「トンナート風グラタン」が出来上がる。酸味の強い個性的なグラタンだ。
 味のディティールを一行で言えば:
 

レベル高いツナマヨ!


 トンナートの名前通り、イタリア料理風の白いツナ入りソース。そして、ツナマヨにない味の重厚感。
 おそらく三洋食品はこの重厚感を出したくて、そして単なるツナマヨで終わらせないようトンナートソース風という名前で差別化をはかったのだろう。
 
 イタリア料理を日本の家庭で手軽に再現できる、普段使いのツナマヨをパワーアップできる、日本人好みの和食にも適性があるという点で、小売の新しいレーンを切り拓けるかもしれない。
 赤缶のようなオーソドックスで高品質な製品を作るさなか、このような挑戦的ツナ製品を作って世に送り出す姿勢。その姿勢はかっこいいのだが、フルーツナ同様にうまくプロモーションを打てるか……という課題が残る。個人的には味の想像がまったくつかなかったし、それはバイヤーも消費者も同じだろう。
 スーパー等で試食ができるよう展開して「パンにも合う」「ごはん三杯いける」ということを消費者に訴求できれば、より販路を広げられるのでは…と思った。

※これは試作品の提供を受けて執筆したものであり、実際に発売する製品と仕様が異なる可能性があるため、注意されたい。
 


☆各種評価
・グレード 【試作品】
・価格   【試作品】
・味覚評価 ★★★★☆ #ツナマヨのレベル高い版
・入手性  【試作品】
・原産国  国産

☆スペック
内容量 --g
---kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 (試作品のため、表記なし)
JAN:なし 製造固有記号なし
製造者 三洋食品株式会社(静岡県焼津市焼津5-7-3)
Tuna canning review No.92
#びんながまぐろ #三洋食品 #味付 #気合の入ったツナ缶レビュー

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黒潮町缶詰製作所 カツオの和だし生姜煮こごり風を食べたレビュー

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黒潮町缶詰製作所 カツオの和だ...
 “日本一の一本釣りカツオ船団の町「黒潮町」の一本釣りカツオと、日本一の生姜の産地「四万十町」の生姜をじっくりコトコト甘辛醤油の出汁で煮込みました。”

  黒潮町缶詰製作所
  カツオの和だし生姜煮こごり風
   かつお生姜煮ソリッド・高級品



☆コメント
 高知の果て、黒潮町で第三セクター方式の運営をおこなっているベンチャー缶詰会社、黒潮町缶詰製作所。非常食のローリングストックに普段使いできるおいしさを求め、「日」常食を掲げた。これもツナ缶をそのまま和食のおかずにしたような製品だ。
 ツナ缶ブログでは以前「黒潮町のごろっとカツオ(No.85)」を取り上げ、製品と記事の両方で高い反響があったが、今回有難い機会を得て変わり種のツナ缶をレビューできる運びになった。

 この「カツオの和だし生姜煮こごり風」は、生姜やあまじょっぱい調味料で液汁ごと固めたものである。
 煮こごりという言葉を初めて見たので辞書で引いたが、要は出汁も魚のうまみも全部寒天で固めたものということらしい。原材料の寒天でシーチキンアスリートの記憶がよみがえるが、先入観は捨てておこう。自社通販サイトの製品ページでも、ひじきにコレを乗せたアレンジレシピが紹介されているため、コテコテの和風おかずといった印象だ。
  ちなみに、ツナ缶ブログを標榜している本ブログだが“原材料の一番最初が「まぐろ又はかつお」で、開けてすぐの実食ができるものなら普段通りのレビューは可能”と定めた前例と、“ツナ缶(まぐろ・かつおの油漬け、味付け)や【その関連商品】”という但し書きがあるので、このくらいまでは十分許容範囲だ。このルールを濫用した悪しき前例(No.52)もあるのだから、何ら問題はない。
 販路は本社直売+本社通販、一部の高知県アンテナショップなど。2017.6製造。7大アレルゲンを含まない。

☆開けたところ
  

スライスした大切り生姜とカツオがドーン!


 二連続でドーンしてるが、実際これでもかと缶詰の中でインパクトを放つように入っているのだ。仕方があるまい。
 生姜は原材料本来の甘みと香りを持っていて、かじっても辛くない。また、液汁は寒天で固められているわけではなく、寒天でとろみをつける程度の硬度になっている。その液汁も生姜味とあまじょっぱさを持っていて、これ自体が優秀なタレになり得る。
 かつおの身は前回のごろっとカツオ程のインパクトはないものの、しっかりとかたまり状をしている。一般的なかつお缶と一線を画す十分なボリュームはそのままに、おかず缶詰としての適性が増している。
 しいてデメリットを挙げるなら価格と、生姜の味が苦手な人には向かないことだろうか。よくある生姜ペーストと異なりスライスしょうががそのまま入っているため、味や食感がどうしてもダメな人には厳しいものがある。
 
 日本酒と白飯がいくらあっても足りないかつお缶。これ一品で十分なおかずになるクオリティがあり、筆者の寒天に対する偏見も払しょくされた。

 なお、本記事は黒潮町缶詰製作所の好意によってサンプル提供を受け執筆した。当ツナ缶ブログ・ツナ缶本の理念に賛同してツナ缶・自社缶詰製品サンプルを頂いたことに深く感謝を申し上げるとともに、本記事公開をささやかな御礼としたい。
 「ダイレクトマーケティングだから褒め倒してるんでしょ?」と思った諸兄にこそ試していただきたい和食ツナ缶だ。ほんとにごはんに合うから。合わなかったら私に文句つけていいから。
 
☆各種評価
・グレード ★★★★☆ 4.6
・価格   ★★★★☆ 4.8 #450円/個
・味覚評価 ★★★★☆ 4.9 #「足し算」の可能性
・入手性  ★★☆☆☆ 1.5 #本社直売、本社通販
・原産国  国産

☆スペック
固形量55g / 内容総量95g
102kcal/缶 食塩相当量-g
原材料 カツオ、米発酵調味料、黒糖、生姜、料理酒、合わせだし、おろししょうが、寒天、食塩、増粘多糖類(加工でんぷん)
JAN:なし 製造固有記号カツオショウガ
製造者 株式会社黒潮町缶詰製作所(高知県幡多郡黒潮町入野4370-2) 製品ページ
Tuna canning review No.89
#かつお #めずらしいツナ缶 #味付 #気合の入ったツナ缶レビュー

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最速レビュー! モンマルシェ オーシャンプリンセス・国産にんにく入りツナの食レポ

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最速レビュー! モンマルシェ ...
“ほのかな甘みがある青森「鬼丸農園」のにんにくを使用したフレーバーツナです。”


  モンマルシェ オーシャンプリンセス ホワイトツナ
  国産にんにく入りツナ
  びんながまぐろ調味液漬けフレーク・高級品



☆コメント
 新発売ツナ缶の最速レビューだ。
 モンマルシェが昨日10/19にリリースした新製品、国産にんにくツナ。エンボス加工された白いラベルと箔押しのストライプ・製品ロゴが目を引く。
 味付きツナとしては去年の国産唐辛子ツナ(No.41)をルーツとしており、青森県の元りんご農園鬼丸農園でつくられた高級品種「福地ホワイト」を原材料に採用している。
 要は国産唐辛子ツナと一緒でフレーバー相手の薬味にもこだわっているのだ。製品イントロダクションにも「お酒の美味しくなるこれからの時期にぴったり」としており、良い酒には良いツナをという思想が読み取れる。
 製品名の似ているサスナのガーリックツナ(No.87)を先日取り上げたが、類似点はほとんどない。向こうはにんにくをペーストにしてあって、スライスではないし、向こうはライトミートで価格帯もまったく異なる。
 入手性は比較的良好で、自社ネット通販でも静岡駅パルシェの直営店でも調達できる。2017.8製造。製造から二か月の若いロットだ。

 ☆開けたところ 
  
 

「まぐろと一緒にニンニクがドーーーーン!」


 大根みたいな色のコレがにんにくスライスだ。これでもかとにんにくスライスをちりばめてあり、香りに響いている。
 まぐろの味は、一般的なツナ缶をベースにスモークを彷彿させる香味がついた。別の味は殆どついてないし、辛みはまったくない。お子様大歓迎の味だ。液汁まぐろ身ともに塩分も強いため、つまむのにちょうどよい。
 ベース綿実油フレークの無難な味なので、そのまま食べても味が破綻しない。
 
 ピザの具にしたら味と見た目で目立ちそう。あとは餃子の具。お手頃なドラキュラ避けにも。
 このにんにくスライスの香味と見た目を生かせる料理で活躍しそうだ。

 なお、レビューに使用した製品は提供品である。
 発売のアナウンスと共に本品を提供していただいたモンマルシェのK氏に、この場を借りて深く御礼申し上げたい。


・グレード ★★★★☆4.6
・価格   ★★★★☆4.4 #378円/個
・味覚評価 ★★★★☆4.1 #見た目のインパクトに反した無難な味
・入手性  ★★☆☆☆2.0 #公式通販、静岡駅パルシェの直営店など
・原産国  国産

☆スペック
内容量 90g
206kcal/缶 食塩相当量0.9g
原材料 びん長まぐろ、綿実油、にんにく、食塩、たんぱく加水分解物、野菜エキス、トマトペースト、増粘剤(グァーガム)
(原材料の一部に大豆を含む)
JAN:なし 製造固有記号AC9. M07
販売者 モンマルシェ株式会社(静岡県静岡市清水区本町1-7) 製品ページ
Tuna canning review No.88
#びんながまぐろ #モンマルシェ #味付

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