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翻訳・広告代理店Ru Communications LLC便り

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またもや逆切れ母親降臨

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またもや逆切れ母親降臨



昨日、ご近所SNS「Nextdoor」で、Fワードを連発してご近所さんを罵った母親のことを書きましたが、日本人の私にはちょっと理解が追い付かない母親の反応はこのSNSで多々見られます。

例えば昨年、これは地元ニュースでも取り上げられたのですが、ティーンが公園などに自転車で集まり、通行人を脅す、追いかけるなどの出来事が頻発しました。

Nextdoorには、Fワードを発しながら父子の周りをぐるぐる回るティーン(男)の動画がアップされ、投稿者が「この少年の親よ!子どもをきちんと監督せよ!」と訴えました。そして同じような被害に遭った人や近隣に住む人の怒りのコメントで溢れました。

と、そこに、「私はこの動画の子の母親です!」。またしても母親が降臨! 

本名も、住んでいる町名も公表されるSNSですから、この母親はきっと慎重なコメントをしているのでしょう―――と思ったら「息子は私の誇りです!私は良い母です!こんな投稿をして恥を知りなさい!」と、逆に激怒。

さすがに皆の反応は、「あなたの息子はいつかwrong person(つまり、銃を持った人など)に会うかもしれませんよ。それを教えてあげて」というようなものばかりでしたが、やはり母親の反応は「Leave us alone!(ほっといて!)それよりこの投稿を今すぐ消しな!」でした。

タイトルには「逆切れ母親」と書きましたし、自分の子どもならきつく叱りますが、「いつでも自分の味方をしてくれる母親」と「悪いことは悪いと叱ってくれる母親」――実際のところ、どっちが良いんでしょうね。


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ご近所アプリで隣人が大喧嘩

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Nextdoorは日本にも進出... Nextdoorは日本にも進出するんですね




私はご近所SNSアプリ「Nextdoor」を利用していますが、これがなかなか役立っています。都会で近所付き合いが希薄なのはアメリカも同様でして、このSNSを通して、近所で起こっているさまざまな出来事を把握することができます。

Nextdoorで気に入っているのは、「匿名で利用できない」点です。登録時に本名と住所確認が行われ、投稿時には本名と住まいのある町名が表示されます。

「本名と町名が表示される」となると、匿名サイトのような罵り合いはないだろうと思っていましたが、さすがアメリカ、本名をさらしながらネット上で大喧嘩する人たちがいます。

例えば去年のクリスマスの投稿。始まりはとても可愛らしいお願いでした。

「私は13歳の女の子です。お母さんにクリスマスギフトを買ってあげたいけど、お金がありません。草むしりなどアルバイトをさせてください。連絡をお待ちしています」。

反応は「おおー!スイート!草むしりを早速お願いするわ」といったものばかり。女の子の返信投稿も「すぐに行きます!」。

とはいえやはり13歳の女の子が、たとえ住所と本名が確認されているSNSだとしても、知らない人の家を一人で訪ねるのは危険です。と思っていたらある人がこんな返信をしました。「決して1人で行かないでね。親御さんに付き添ってもらってね」。それは私にはとても大切な忠告に思えました。

すると次の書き込みは、「私はこの子の母親です!」。

「仕事を依頼する気がないならFuxx off!(うせろ!)もちろん私(「あたい」とでも訳したい感じ)が着いて行くにきまってるでしょ!」。

すると助言を書き込んだ人が、「私はあなたのお子さんを心配して書いたの。世の中、変な人がいますからね」。

と、そこでやめとけば良いのに、「ビッチ(性悪)な反応をする必要ないのよ」。

するとまた母親が「だからFuxx offって言ってんだよ。あんたなんてお呼びじゃないの!Fuxx off!」。

他の人の「確かに危険だから気を付けて」という加勢にも母親は全く耳を貸さず、Fワードを使いまくって大暴走。

ご近所アプリでは今日も何かしら、言い合いが起きています。
#ご近所SNS #ネクストドア

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嬉し恥ずかし誕生日会&奇妙な不安

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2人で昼間からシャンペンを1本... 2人で昼間からシャンペンを1本あけました。



孤独な私に話しかけてくれたメイ。毎朝一緒にジムに行くようになって、ジムに行くようになればランチにも行くようになり、さらには、いいというのに今月、誕生日会まで開いてくれました♡

この年(いくつ?)で誕生日会ってくすぐったい。

家にお邪魔すると、「くれぐれも食べ物は準備しないで!おいしいコーヒーだけで!」と言っていたのに、わざわざメイシーズから取り寄せたチーズやクラッカー、サラミ、おまけにシャンペンまで用意してくれていました。

実はもうすぐ愛犬が亡くなってから1年で、最近、自分でも不思議なくらい心が不安定になっています。愛する家族が亡くなった時、それを乗り越える方法はさまざまと思いますが、私は「また会える」ですとか「別の世界で生きている」ですとか、さらには「実は死んでいない」ですとか、非現実的な言葉まで駆使して自分をコントロールしてきたせいで、1年経つその日に、誰かに背中から両腕をつかまれ前に押し出され「さあ、本当に死んだんだ、現実を見ろ」と言われるような恐怖感を感じているのです。変でしょ? その「現実を見た」時、私の髪は逆立って、発狂してしまうんじゃないかと、そんな馬鹿な不安えさえ持っているのです。死んだと分かっているのに…。

話がそれました。そんな中でメイが私をまるで小さな子のように扱って(^^!)、誕生日会を開いてくれたことでどれくらい慰められたか。不安の渦巻きにふらふら入りこみそうになったら、メイや夫、友人、仕事仲間など、私の大好きな人に思考を移していく必要がありますね。

#ペットロス

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ロシア女性の美は儚いか?

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ロシア女性の美は儚いか?


先日、ひろゆきさんのある動画が目にとまりました。それは「美しいロシア美女と結婚したい」というリスナーの相談に応える内容でした。

うろ覚えですが、ひろゆきさんの回答は「いや~、ロシア人女性、年齢とともにぐんぐん横に広がりますよ。それでもいいならどうぞ」。

身も蓋もない回答ですが、確かに白人女性の美しさは、若い頃に凝縮される「太く、短く」型のような気がします。一方でアジア人女性の美しさは「細く、長く」型。

そんな中、世界の文豪・ドストエフスキーがロシア人女性の美について書いている文を見つけました。これもまた、ひろゆきさんばりに身も蓋もない表現です。

美女・グルーシェンカについて述べた文(『カラマーゾフの兄弟より』)
「この溌剌たる青春の美も、三十という年配になれば、その調和は失われ、そろそろ下り坂になって、顔の皮膚はたるみ、眼のまわりや額にはいちはやく小皺が寄って、みずみずしさのない赤ら顔になってしまうであろう、ーー結局、それは、ロシア人に特有な稲妻のようにはかないつかの間のもの」。

30歳でシワシワの赤ら顔になるとはキツイ。でもかのドストエフスキーが「ロシア人特有」と分析しているのですから、かなり的を射ているのかもしれません?




#ロシア美女

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今なぜロシア文学を読むのか

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今なぜロシア文学を読むのか



ロシアのウクライナへの侵攻が始まり、ロシアの悪魔のような所業をニュースで度々目にするようになりました。すると私の中で生まれた感情が、「ロシアは嫌い」。

そしてある時、自分のさらなる感情に気付きました。私は近所の東欧スーパーによく行くのですが、「ここにロシア人はいるのだろうか」「いるなら恥を知れ…」。

しかしそう思った瞬間、これは全く正しくない感情だと気付きました。国がどのような決断をしたにしろ、市井のロシアの人々を白眼視するのは違う…自分こそ、恥を知れだよ…。

そんな感情と向き合うために始めたのが、ロシア文学の読書です。再び『罪と罰』を読み、ツルゲーネフを読み、『貧しき人々』を読み、そして『カラマーゾフの兄弟』へ。小説という作り物ではあるものの、そこには日々を生きるロシアの人々の姿が描かれていて、登場人物に肩入れしていくうちに、ロシアの人々が私たちと変わりないことに気付きます。

本当はロシアの人々と話せたら、こういう気付きがより確実に訪れるのでしょう。でもそれができないから、私はせめてロシア文学を読みます。

#ウクライナ侵攻 #ロシア文学

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古い翻訳版は安い:名作読書

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古い翻訳版は安い:名作読書




私は電子書籍での読書を紀伊国屋書店のアプリ「KInoppy」で楽しんでいますが、最近、至極当たり前のことに気付きました。それは翻訳書籍の場合、「古い翻訳版の方が価格が安い」ということです。

そんなことを何も考えずに、『カラマーゾフの兄弟』が上中下巻あわせてたったの「160円」だった時、大急ぎで購入ボタンを押したのですが、いざ開いてみると、言葉が古くて、非常に分かりにくい――それもそのはず、私が購入した中山省三郎氏訳版は1937年に訳されたものでした! 戦前か…。

冷静になって、この本にどれだけの翻訳版があるのかウィキで調べてみると
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・原卓也訳 新潮文庫 
・亀山郁夫訳 光文社古典新訳文庫 
・米川正夫訳 岩波文庫 全4巻
・米川正夫訳  河出書房新社
・小沼文彦訳  筑摩書房
・原卓也訳 新潮社
・池田健太郎訳 中央公論社
・江川卓訳 集英社版
・北垣信行訳 講談社版
・中山省三郎訳 戦前の三笠書房版
・原久一郎訳 旧新潮文庫
・米川和夫訳 集英社
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

やはり新しい訳版になるにつれ、現代日本人に理解しやすい日本語になっており、それと共に値段もアップするようです。ちなみに、2011年に発売された亀山郁夫氏の訳版は全巻で4500円。私の払った「160円」の約28倍(^^!)。

私の160円の戦前訳版では必然、現代人があまり使わないような単語や言い回しが頻出するため、辞書で調べながら読書を進めることになります。

例えば「鹿爪(しかつめ)らしい」なんていう単語が何度も出てきますが、私はこの意味を知りませんでした汗。調べてみると、「真面目くさった」「堅苦しい」という意味。しかしもう1カ月間この本を読み続けているうちに、私の中では当たり前に使う言葉になってきました。

古い本を読むのは難儀なことですが、こうして1カ月間古い日本語と付き合ってみると、外国語を学んでいるような刺激を感じます。160円で言葉の時間旅行が楽しめるなら、それも良いことかもしれませんネ。



#カラマーゾフの兄弟

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『カラマーゾフの兄弟』を飛ばし読みする

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『カラマーゾフの兄弟』を飛ばし...






ドストエフスキーの『罪と罰』が好きな私はもう、これだけは何度も繰り返し読んでいるのですが、同時に、この小説家の他の長編作に手を出すのには尻込みしていました。

なにしろ大好きな『罪と罰』でさえ、時々、猛烈に退屈な長話があり、意識が途切れそうになりながら耐え抜く必要があるのです(^^!)。読みたいけどコワイ、そんな心境。

しかし仕事仲間の江戸さんに勧められ、この度、遅ればせながら超長編『カラマーゾフの兄弟』を読み始めました。

これは手強い。早く次を!と急いて読みたくなる素晴らしさではあるものの、興味のない宗教の奥深いやり取りが長々と続く部分があり、とてつもない眠気を誘います。

ネットで調べてみると「カラマーゾフの兄弟、長い」「カラマーゾフの兄弟、つまらない」などという単語でよく検索されており、この世紀の名作には多くの人が難儀をしているようです。

そこで決めました。飛ばし読み。まるで麻酔の注射でも打ち込んでくるような宗教談義の部分はもう飛ばします。

私は最近、いったん読んだ後、今度は再びYouTubeなどでどなたかが朗読してくださったものを聴く、という方法で一冊の本を味わい尽くそうとしているのですが、こういう宗教談義のところは、上手な朗読家さんが抑揚を付けて読んでくださっているのを聴くと割と楽しめたりします。

といいつつ、今日、この宗教談義の部分を朗読で聞いていたのですが、気付いたら寝ていました。




#カラマーゾフの兄弟 #ドストエフスキー

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やっぱり…先生の大家さんの反撃

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やっぱり…先生の大家さんの反撃




先生、毎回ネタにしてすみません…。

「私の先生は電磁波過敏症」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/457585/2022-12-02  
で紹介した私の英会話の先生は、アパートの壁のどこからか電磁波が流れ込んできて体に衝撃を与えると言って、大家さんに配線か何か?を直すように長らく何度も苦情を入れています。

ーーでも大家さんも直しようがなく、困っているのではないでしょうか…

この他、私が以前から気にかかっていたのが、先生がアパートの共用廊下に植木鉢を50鉢も並べていることです。アメリカのアパートは共用部分の管理がうるさく、自分のバルコニーですら「見た目が悪い」ということで洗濯物を干すことが禁じられている所がほとんど。しかも先生の鉢は色も形もバラバラで、さらに安全面からいっても、いつか文句を言われるんじゃないかと思っていました。すると先月、ついに大家さんから苦情が入りました。

先生いわく、「あの役立たずの大家が”unsightly(見苦しい、目障り)”な植木を全部どけろと言ってきたわ!unsightlyと言ったのよ!」。

今まで先生の話から、大家さんは言われるがままの感じだったのですが、この植木鉢事件で大家さんが「unsightly」という強い言葉を使ったことで、関係が急激に悪化。先生は即座に契約解除の手紙を出しましたが、またひっこめたりとドタバタ状態です。

日頃の電磁波の苦情によるストレスを植木鉢で返す!という雰囲気も単語の強さからムンムン伝わってきましたが、先生がとても大切に育てている植物なので、ワンルームの部屋のたった一つの窓の前に置けないか、提案してみました…しかし50鉢…。



#電磁波過敏症

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行方不明だった先生、陰謀説で元気もりもり

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この写真は先生本人ではありませ... この写真は先生本人ではありませんが、こんな感じの方




「私の先生は電磁波過敏症」 https://jp.bloguru.com/RuCommunications/457585/2022-12-02 
で紹介し、その後、行方不明になって戻って来た英会話の先生ですが、私の心配が何だったのかと思うほど元気いっぱい!

特に陰謀説へのイキイキとした暴走が止まりません笑。前にも書きましたが、ハリケーン「イアン」は、バイデン政権が進路を操作して共和党支持者の住む地域を襲わせたのよ…など、何ともコメントしがたい話ばかり。

とはいえ「私は信じないかな」などと言うと途端に悲しそうな表情になるので、目下のところ、授業中の空気を悪くしないために私が全力でしているのは、話題を変えることです(^^!)。

先生は「戦争はおろかです!今すぐやめるべきです!ロシアに勝利を!」という強い信念の持ち主のため、ウクライナ侵略についての話題も絶対に避けたいものです。

ところで、先生はお子さん3人のうち、2人とは決定的に溝ができてしまっていますが、唯一、会話に出てくる娘さん1人もはやり陰謀説信者なのかも……などと思っていたら、先生行方不明事件の過程で見つけ出した娘さんのツイッターのプロフィール写真は、ウクライナの国旗でした。そっか、娘さんはウクライナ支持なんだ…自分の母親がこんな感じだと、私なら喧嘩になるかも…。

陰謀論に関してはもう、機関銃的に止まらないパワフルな先生ですが、前回のレッスンで「娘がね、次の引っ越し先のそばに引っ越しなさいって言ってくれたのよ」。「それが安心ですね(私)」。「そう言ってくれるってことは…私のことを……嫌ってはないってことよね………」。この最後の言葉が弱々しく、私にどうしても確認したいような言い方だったので、なんだかやっぱり先生がいじらしく思えた私でした。
#陰謀論

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耳から血、初の気管支炎

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まだもらわれて行かないシェルタ... まだもらわれて行かないシェルタードッグ、雨さん笑




先々週の日曜日にPopeyesのフライドチキンを食べたのがまずかった…? 妙に脂っこくて、胸やけがして、夜、ズンバに出かけた後、「私、病気になるかも」と瞬間的に感じたのでした。

すると案の定?、翌日から40℃度もの高熱。喉が痛くて痛くて、吐いた唾に血が混じり、鼻水にも血が混じり、なぜか耳からまで血が出て、最終的には咳が止まらなくなり、一昨日(無意味に1週間も耐え忍んだ後)、アージェントケアに行ってきました。ちなみにコロナテストは5回陰性でした。

すると、生まれて初めての「気管支炎」という診断! ちょっとうれしいかも。何がうれしいのか分かりませんが!

その何かよく分からない喜びに加え、風邪の辛い症状はもうなくなったのに、気管支の炎症だけが残っているという体がかなり楽な状態でありながら、仕事も何もかもしないでテレビだけ見とけと強制される喜びもプラース!

さて、何をしてダラダラ過ごそうかとワクワクしたのですが、ついランチに、アクアパッツア、パプリカの肉詰めハンバーグ、スープなど、とんでもなく時間のかかる料理を作ってしまいました。



#気管支炎

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義理チョコ反対!一人だけあげなかった若い頃

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義理チョコ反対!一人だけあげな...






一昨日、若い頃に東急百貨店本店のバレンタインチョコ売り場でアルバイトをしていたと書きましたが、やはりバレンタインだけあって、バイトの女の子らはこぞって上司にあたる男性社員さん(1人)に義理チョコを買って渡していました。

私といえば…義理チョコ反対派。好きな人にならともかく、なんでそんなものを用意しなきゃいけないの?と白けた目で見ていました。だから男性社員さんに皆がチョコを渡す中、私だけは何もあげませんでした。

まあ、お金が本当になかったというのもありましたけどネ。何しろスーパーの特売チラシで豆腐1丁が36円だと知り、お腹いっぱい食べられる!と意気込んで出かけたら、56円のものしかなく、20円が出せずに泣きながら家に戻ったような貧乏ぶりでしたから…。

そんなに困窮していたのに、何も知らない母が田舎から「ポワール」とかいう高級梨9つ入りの箱を送ってくれたのを今、思い出しました。その週はそれだけが私の食糧だったのですが、一つ一つ宝物のように鎮座したポワールが私の状況と不釣り合い過ぎて苦笑したのを覚えています。

話を元に戻すと、その後、ホワイトデーがやって来ました。気まずかったのは上司の男性が皆にお返しを配り始めた時ですね…。一人一人手渡ししていって、私の方に近付いてきます。皆、きゃあきゃあ喜んでいますが、私だけはあげてないんですから、ばつが悪いったらない…。そしてついにその方が私の前に来た時―――「はい、これは日頃のお礼です、いつもありがとう」。なんと上司の男性は、私の分も買ってくれていたのでした涙

入っていたのはチョコとハンカチーー皆に配っていたのと全く同じものでした。そして、私に恥をかかせないように「日頃のお礼」と言ってくれたさりげない優しさ。

私もこんな優しい大人になりたいな…と思った瞬間でもあり、また、義理というのも捨てたもんじゃないなと気付いた瞬間でした。金額は安くてもいいから、普段言えないお礼を小さなギフトに込めて贈る…私はあれから義理ギフトを大切にしています。













#義理チョコ

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紳士淑女が働いていた、私の東急百貨店本店【閉店】

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紳士淑女が働いていた、私の東急...




渋谷の東急百貨店本店が閉店したというニュース…寂しいですね。
実は私、学生の頃、ここのお菓子売り場でアルバイトをしていたのです。

まだ子供のような年齢の時から数々のアルバイトをしてきた私は、ここが他の場所と際立って異なることにすぐ気付きました。

百貨店の地下のお菓子売り場は時間によっては地獄のような忙しさになるのですが、そんな場合、これまで働いたあらゆるバイト先では上司が殺気立っていたりイラついていたりして、職場全体の雰囲気が悪くなっていました。でも東急ではどんなに忙しくても社員さんたちが「は~い!こちらですよ~!気を付けて持って行ってくださいね!」などと朗らかなのです。

私はここで気付かされました。誰もが殺気立って当たり前の時に、どんな態度を取れるか、そこに人としての真価が問われるんだと。編集業界も締め切りで殺気立ちますが、そういう時こそ朗らかであろうと心に決めたのを覚えています(できてますか~?自分)。

しかも社員の方々を観察していると、皆、庶民的に見えるものの、そこはかとなく気品が漂っています。

そんな場所に粗野な私が雇われたのは、ひょんなことからでした。1階に設置されるバレンタイン特設コーナーで働くチョコレートガールズ(販売スタッフ)のバイトに応募したのがきっかけです。しかし、書類審査で受かり面接に訪れたのですが、応募者が多く私の時間になっても順番が回ってきません。次に行く場所があるので1時間半待ったところで諦めることにしました。そこで図々しい私は社員さんに言いました。「私は面接は諦めます。ですが交通費を請求させてください。ここまで来るのに900円もかかったんです」。当時、私は本当に本当に、お金がなかったのです。

その結果、紳士な社員さんは900円の捻出に困ったというものあったのでしょう。私に言いました。「900円は出せないのですが、あなた合格です!」。

そこで、正式な面接で選ばれた才色兼備な(バイリンガルの美女までいた)その他のチョコレートガールズ4人と共に、このやさぐれた私がかわいい制服を着て華やかなバレンタインチョコを売ることになりました。

その後もなぜか縁あって、バレンタインが終わった後も地下のお菓子売り場でバイトを続けることになり、東急百貨店本店とは長い付き合いになりました。

東急百貨店本店は閉店になりましたが、あの素敵な方々はどこへ移動になっても、そこでもきっと温かいホスピタリティーを発揮され、幸せな空気を生み出しているはずです。







#チョコレート売り場 #東急百貨店本店 #東急百貨店本店閉店

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