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※今だけキッチンテーマで公開中
友人からお借りした本です。
いつものように帯を見ず、作家も知らず
目次を飛ばして読みはじめます。
今回は途中、なかなか読み進まず
290ページまでたどり着くのに
なんと4カ月も経過してしまいました(~_~;)
しかし、第4章の後半から最後(411ページ)までは今日、一気に読みました。
4か月も温め続けた(?^^;)甲斐があったと言えるほどに
最後は圧巻でした。
正直、度肝を抜かれました。
驚きの結末。お見事です。
で、今、初めて書店のブックカバーを外してみます。
帯には妻夫木聡の感想で「最後にどんでん返しがあってね、、、」
と書いてあります。
この帯を読まなくて本当に良かったと思いました。
『どんでん返しがある』って何だろう?
って思いを馳せながら読むのも良いのかも知れませんが
事前情報ゼロ、先入観なしで読んでみて
「うわっ!こんな大どんでん返しあるかよ!」って驚愕する方が
よほど楽しいと思うのです。
勘の良い人なら「鏡の中で小首を…」のくだりで
『あれ?もしや?』と思うかもしれないのです。
そうなると最後は『やっぱりな』で終わってしまうのです。
第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作品です。
作家は文体から(名前ではなく)女性だと思っていました。
男性なのですね、失礼いたしました。
とにかく、読ませていただきまして
ありがとうございました。
十分に時間をかけた分(?^^;)とても面白かったです。
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