ハルのブログ

函館空港離陸直後の飛行機音が聞こえる。・・おっ！一位の実じゃないか？確か甘いはず。口の中に入れて見れば、ゼリー状の食感にホワ～ッとやさしい甘味が広がる。これって誰も食べないのかな？子供時分野山を駆けずりながら、食べたもんサ。 下の駐車場から香雪園（コウセツエン）への小径。庭園に入る前のここから既にワクワクが始まった。 お～っ！スクッと気持ちいイイね。ここは庭園に入って直ぐに飛び込んで来る場面。この場面を見ても、この庭園が僕の庭園概念とは趣が違うことを期待させる。外部とを隔てる柵なる物がない。そして広大。もちろん入場無料。 園亭（茶室） とりあえず訪問の証拠写真。 とてもイイ感じ。苔が素晴らしくイイのだ。 ここでさえ無料、かつ監視員も居ない。訪問者のモラルに任せた管理だ。身がピリッと引き締まる。 見事！この苔の上を歩いちゃいけない、何て言う立て札は無い。モラルに任されている。 紅葉の盛りには３週間ほど早いか？森の綠に赤松が自己主張している。 興福寺の阿修羅像を連想した。 綠の中に紅葉する樹木が点在している。さぞや紅葉時期は・・その時期に来てみたいゾ！ すでに紅葉が始まっている場所もある。紅葉時期になると落葉で深紅の絨毯になるそうな。 雪虫。昨年北海道に来て知った事。雪虫が飛び交うと、１週間以内雪が降ると言う。本当だろうか・・ ・・あ～何と素敵な事よ！この庭園、気に入った！函館で一番来たい所になりそうな予感。

05:29　函館山中腹からの東の空。 05:48　来たぁ～！今日もよろしくお願いします、と手を合わせる。 明日以降、数日飛べる条件にはなりそうにない。練習生が一所懸命この斜面を登って練習飛行。 この練習生は結局この斜面トップから11本飛んだ＝11回登ったって事ね。飛びたい一心で、ぐぁんばるぅ！ ・・この気持ち、解るぅ。 今日のお昼はこれ＝お茶漬け。 食後はしばらく歓談。その後「暇千家」のお点前。 このお方、暇千家の創始さまです。

天気予報では、正午から風向きが西がらみになって良くなる。現地10時到着。無風。お二人は11時到着予定。日向ぼっこしながら本を読み、イイ時間を過ごす。 お二人も到着。・・で、三人とも１本飛んで、休憩。 僕よりも人生経験の長いお二人。元気なお二人。学ぶことは多いヨ。 僕の昼ご飯は、季節外れのそうめん。だって茹で時間１分半で出来る。しかし麺の洗い水がぬるくてパンチがない、ヘロ。もう１個「しかし」・・そうめんは「揖保乃糸」に限る。 腹満腹になったら、また舞い上がるよ。 テイクオフ前通過。 「小川」を越えて、さあ！「白壁」に向かうよ。高さは充分だ。・・が、しか～し・・ あれ～・・「お助け」でちっともお助けにならず、上がらない。あえなく浜の人に。ヘロ。 浜を１km歩いて車に戻る道中。名手正津さんがお助けを目指すが、彼もあえなく浜の人。今日は結局、白壁には行けなかった｡白壁どころか、お助けで撃沈。ヘロ。 夜はここで一杯＆夕食。 鯛のポワレ。この前に二品あった。この後にお肉料理。いずれも上品な味。量も上品ね。・・もっとバックと食べた～い。 このアイス、美味い。これにて終了。2,500円コース。ルン。 今夜は両手に花でした、ルン。

夜は星空がバッチリだったのに、朝方、強い雨が降った。しかし今、05:55、雨はあがっている。さて五厘沢に移動する。距離、一般道180km。 気温は下がったよ! 五厘沢にはいつもの仲間が居た。しかし北風強風で・・由香ちゃんが持って来た高価なホルンに触らせてもらう。 ビニールホースでも、ホルンの音が出せる事に、みな驚き、好奇心旺盛な吉田さん、挑戦。 風向き＆風速が、少しずつ整って来た。もう少しで飛べるぞ！・・と、ホルン吹きに興ずる・・もちろん本物の音なんて出っこない。 先ずは、強風にも強いハンググライダーの二本柳さんがテイクオフ！（この斜面のハング持ち上げは大変よ！） 12:30。強風を切るように、ハングが飛ぶ。パラグライダーはまだ飛べない。 パラはまだ飛べない。昼食を食べる。レタス炒飯のつもりだが、レタスが道の駅に出ていない、シーズンは終わったのだな。仕方無く、キャベツでやってみた。・・うん、いけるよ、キャベツでも。千切りキャベツにお醤油＋マヨネーズで食べてみた・・固くてダメだった。 適当な風になった。「ゼロソワ」＝海抜０mでパラを立ち上げて、その状態をキープし斜面を登って行く。そして適当な高さに達したら、そこからエイ！とテイクオフし、ソアリング体勢に入る事。僕もパラを立ち上げて斜面を登り、中段からエイヤ！とテイクオフ。そしてソアリングに入った、ルン。 海岸線一番向こうの白い所、あれが目指す「白壁」。まだミニウイングで白壁のアウト＆リターンは居ない。今僕も目指してみるが、手前の「小川」さえ越せない。もちろん越せるが戻らねば意味が無い。結局「お助け」＝風車の少し向こう斜面。まで行ったけど、お助け下の浜に着陸。そこから車まで約１km、全部「グラハン」で戻って来た。ゼーゼー、ヘロ。 北風追い風で、南に向かう時は、バビュ～ン、って云うスピードで飛ぶ。 由香ちゃん、初飛び！おめでとう！３分の飛行。やったね。この後、１分飛びが２本。たった１分だ、けど素晴らしい１分なのだ。だって人間が空を動力無しで飛ぶんだゼ！！普通の人間には出来ない事よ。これで絶滅危惧種のパラ飛行人が１羽誕生。ケガなくこれからも大空を楽しもう。

すっかり秋だね。 神殿に上がって床几に座ると、シャキッとするもんだね。飛行と人生の安全を願って、留寿都神社社殿に上がり祈祷・・・かしこみ、かしこみもう～す～。神社はあまたあるが、神主が常駐する所は少ない。ありがたい事に、ここ留寿都神社には神主がお住まいだ。 このお二人の「姫」達が、最近山からのパラ飛行をするようになられた。で、祈祷をして頂いた訳。僕もこの機会に。 なんか、スッキリ。祈祷をして頂く直前まで雨がぱらついていたが、終わった頃、雨は止み青空が出て来た。不思議な事だ。 信チャン、車に積んでいた自転車をチェック中。オイラは椅子に座って、彼の動きを眺めている。人が一所懸命動く様を責任無く眺めている事は楽しい。公園のナナカマドが見事だ。今日はここで泊まり。 見事！この実を鳥達は食べないのかな？食べた形跡がない。 この実は？　青空に映える木の実を見上げ、ゆったりと過ごす夕方の時間は、今の自分の環境に感謝の時だ。ありがとう。

スカッと秋らしい朝だ。ここは留寿都（ルスツ）。背後はパラ飛行テイクオフの橇負山（ソリオイヤマ）。ここが僕の北海道旅のベース基地だ。 テイクオフに登る道が、秋らしくなって来ている。 タンデム（二人乗り）パイロットの「西さん」（正しくは西泉さん）、前方から風が吹いて来るのを待つ。タンデム機は翼の面積が大きい。しっかり風を読む。背後の山は羊蹄山。 今日は予報に反して風が弱いか、無風だ。僕は練習生が使う初級機翼のテスト飛行を。 ２本目は、自分のGT2-20で飛ぶ。初級機と違って、シャープに飛ぶ小気味良さが気持ちイイ。滞空時間よりも操縦性を楽しむのだ。だから翼面積小さな方が楽しい。 17:34。夕暮れが早くなった感じ。

朝ご飯は帯広市内のファミレス7時開店と同時に入店、3時間も滞在（ブログを更新していた）。そして昼食は11時開店のこの蕎麦屋（オーナーはパラ飛行人）で。もちろん新蕎麦。ミニ天丼付きで1.200円。うまい！間違いなく。蕎麦の角がしっかり保てている新蕎麦だ。 50円追加でこのアイスクリーム。珈琲味。これにお好みで蕎麦を振り掛けて召し上がれ、と。しかし食感の違うもの、どうも僕は好まない。 雨がドシャドシャ降っている。今日は日勝峠越えで日高山脈を越える。峠は紅葉が進んでいる。ピント甘くてごめんネ。 苫小牧から支笏湖湖畔を経由する。その湖畔ではよく蝦夷鹿に遭遇する。今日も１頭＋３頭＋１頭＋１頭、と４回も出会った。夜間にここを走ると、この鹿が道路に飛び出して来て、危険なのだ。 お昼の蕎麦が重たかったのか、夕食を食べたいと思わない。しかしパソコンを叩いている内に少し空腹感が出て来た。今更晩ご飯を作る気力は無い、で、これを。

風速は変わらず上がって来ないが、風向がわずかに良くなって来た。なんとか浮いて居られる。信チャンが撮ってくれた。 これも信チャン撮影の僕。 この海岸リッジを飛ぶ。 「教授」も近づいて来た。一緒にしばし飛ぶ。 すみません、でかい面で。僕の髭、無くなってもう２ヶ月以上。気づいた友は、数人だけ。 おっ！イイ風になって来た。 道路に沿って飛ぶ。運転手と視線が合うことはしばしばだ。向こうは乳牛の牧場だ。 大型トラックが砂利道を砂埃を舞上げて行く。その上を信チャンと今野さんが飛んでいる。 信チャンは、超オーバーウエイトでSサイズのパラを飛ばしている。 ここのベテランパイロット、釧路在住の今野さん 信チャンがグライダーを更に小さな、ミニウイング、GT2に乗り換えて飛び始めた。よし！僕もGT２で飛ぶ。 かつてはオートバイ乗りだった僕らには、このリトル・クラウド社のGT2のスピードとシャープな旋回が楽しいのだ。空中に浮いて居るのではなく、空中を飛ぶのだ。 揚力が弱くなって来た。「浜の人」になる前にテイクオフ地に着陸だ。 テイクオフ＆ランディング上空。降りま～す。今日は「トンネル」に行けなかったけど、楽しかった！田代さん、ありがとう。 信チャンも降りて来た。 十勝太で楽しく飛んだ後は、お決まりの豚丼。帯広市内のこの豚丼屋、お店の場所が変わっていた。 味、値段、盛りは変わらず。お店がキレイになった。注文したのは、特上バラ肉丼＝1,200円。タレが鰻丼とそっくり。だから山椒を振り掛けて頂く。・・うまいぃ！ルン。

今朝、新冠から残り180kmをゆっくり走って来た。午後からの方が良い風になるとの予報でね。到着は正午。弱い風の中を「仙人」が辛うじて飛んでいた。 信チャンはミニウイングしか持って来ていないから、しばし様子見ね。 僕も様子見。 しかし、しびれを切らした信チャンが、超重量オーバーになるSサイズで飛び出した。・・さよ～なら～。と「浜の人」へ。 浜の人は、エッチらオッちら、15分登って来る訳よ。この写真を撮っているのはオイラ。って事はオイラも浜の人。ふ～！ 二人して浜の人。「ぶっ飛びが怖くて十勝太で遊べるかぁ！」と強がりを言っちょります。結局この御仁、３本半、浜の人に。半は途中の台地の降りたから。 オイラ。風が後１m欲しい。風向きは正面風では無く45度の南東風。さて？浮くか？えい！ままよ！と、ノーマル機（と言っても22m2の古いMK3)でテイクオフ。 田代夫人が爽やかにテイクオフ。浜の人になることも無く、しっかり空中の人に。さすがだね。

今日の朝食はこの海の見える所でネ。 ゆったり過ごす。潮騒が心地いい。 今朝食べる物を全部並べてみた。 昨晩の残り物、カツサンドを焼いてみた・・いけるね。 このフライパンはお皿としても使う。この手のシュークリーム、好き。 路傍の花草が、いつの間にか代わっていた。オオハンゴン草からこの紫色の小菊に。 何という名前？これが道路脇をダ～ッと飾っている、今の北海道。 新冠、静内、浦河辺りは牧場が多い。そりゃそうだトップクラスの競走馬の育成牧場地帯だからね。 この街道は別名「天馬街道」と言うのだそうだ。ぴったりだね。 国道にこの標識。 カメラを向けたら、遠くからゆったりと僕に近づいて来た。 かわいいね。この子馬達が、いつか見事な走りを見せてくれる訳だ。 日高と十勝を分ける野塚トンネルを越えて、十勝平野に降りたら、馬では無く乳牛に変わった。 夏の北海道を盛大に飾っていたオオハンゴン草は、今、こんな姿。