これが私の生きる道
Nov
13
「もしも」はなくて、
「もう一度」もなくて、「巻き戻し」もできなくて。
かつて、親友に贈ったこの曲で、
自分がこんなにも泣くことになるとは思いもしなかった。
こんなにきつい業務をすることになるなんて、
思ってもいなかったから。
仕事に忙殺されて、
結婚適齢期や出産適齢期を逃したくはないと、
家庭を持たずに仕事に生きる道を選ぶにしても、
このままなし崩し的に進むのではなくて、
一度しっかりと、
ライフプランやキャリアビジョンを
見つめ直した上で進みたいと、
だから働きやすい部署へ異動させてくれと、
そう強く訴えて、
念願叶ったかのように見せかけて。
異動した先が、
実は今までで一番激務だった。
組織の末端で、
誰にも顧みられることもない、
けれど過酷な業務。
時間がいくらあっても足りない。
残業をいくらしても足りない。
けれど残業代がろくに出ない。
もう、哀しくて悲しくてたまらなくて。
自分の何がいけなかったのかと、
希望調書の書き方がいけなかったのか、
ヒアリングの内容がいけなかったのか、
前の配属先での働き方がいけなかったのか。
時間を巻き戻したくてたまらなかったし、
「もしも」を叶えたかったし、
「もう一度」を叶えたかった。
でもそれができない現実に、
哀しくて虚しくて泣いた。
ようやく、「今」を生きるしかないと、
「自分が進むことのできる道」を進むしかないと、
そう思えるようになってきたけど。
ここに至る道は茨の道だったし、
これからもしばらく過酷な道が続きそうです。
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