「もしも」はなくて、
「もう一度」もなくて、「巻き戻し」もできなくて。
かつて、親友に贈ったこの曲で、
自分がこんなにも泣くことになるとは思いもしなかった。
こんなにきつい業務をすることになるなんて、
思ってもいなかったから。
仕事に忙殺されて、
結婚適齢期や出産適齢期を逃したくはないと、
家庭を持たずに仕事に生きる道を選ぶにしても、
このままなし崩し的に進むのではなくて、
一度しっかりと、
ライフプランやキャリアビジョンを
見つめ直した上で進みたいと、
だから働きやすい部署へ異動させてくれと、
そう強く訴えて、
念願叶ったかのように見せかけて。
異動した先が、
実は今までで一番激務だった。
組織の末端で、
誰にも顧みられることもない、
けれど過酷な業務。
時間がいくらあっても足りない。
残業をいくらしても足りない。
けれど残業代がろくに出ない。
もう、哀しくて悲しくてたまらなくて。
自分の何がいけなかったのかと、
希望調書の書き方がいけなかったのか、
ヒアリングの内容がいけなかったのか、
前の配属先での働き方がいけなかったのか。
時間を巻き戻したくてたまらなかったし、
「もしも」を叶えたかったし、
「もう一度」を叶えたかった。
でもそれができない現実に、
哀しくて虚しくて泣いた。
ようやく、「今」を生きるしかないと、
「自分が進むことのできる道」を進むしかないと、
そう思えるようになってきたけど。
ここに至る道は茨の道だったし、
これからもしばらく過酷な道が続きそうです。
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