Search Bloguru posts

猫の揺りかご Blog

https://en.bloguru.com/catscradle

freespace

thread
時間も字数も守れていないので、タグ付けはしませんが、
Twitterで流れてきた300字小説のお題で詩を書いてみました。

かなり抽象的な表現にはしていますが、
不衛生な描写や暗い表現が含まれますので、ご注意ください。

********************************************************************

開けない朝はない。止まない雨はない。
そんな言葉なんて届かない。

嗅覚は衰えた。
鈍くならないと生きてはいけなかった。

果てしないゴミ屋敷。土足で上がる居間。
あちこちに蜘蛛の巣が張った天井。

破れたカーテンに群がる子猫。

いとも簡単に消える命。
不意に淡々と伝えられる、誰かの訃報。

その先にある、暗くて深いトンネルと山積みの仕事。

時に命の消え方は残酷で、
心が追い付かぬまま、ただひたすらに仕事に向かう。

徐々に心が麻痺していった。
衝撃的な訃報を聞いても、前ほどは衝撃を受けなくなった。

否、そうでもしないと、生きてはいけなかった。
衝撃に慣れないと、生きてはいけなかった。

正直、よく、生きていたと思う。

ようやく、朝が来たような気はするのだけれど、
この朝焼けがどこに続いているのかはまだ、わからなくて。

ただ茫然と、空を仰ぐ――。



#オリジナル #ポエム

People Who Wowed This Post

記録という名で近況を呟く。

thread

汚れても良い服・靴が必須の仕事から、
スーツが必須の仕事になった。

世界が違いすぎて戸惑った。
加減がわからなくて戸惑った。

地獄から行き着いた先は、
思いもよらない異空間。

心地良いかどうかはまだ、わからない。

わからないけれど、
地獄よりははるかにマシだと思ってる。

思ってるけど、特殊な現場に3年もいたから、
こっちの世界がわからない。


こっちもそっちもわからない。


わからないけど、
全体を知らなきゃいけないポジションなので、
戸惑っている。

そんな今日この頃の記録。



#雑記

People Who Wowed This Post

物語を託す、その先に~「勝利の法廷式」見返しレビュー~

thread
久しぶりの投稿は、今期夢中になったドラマ、
「勝利の法廷式」のレビューからスタート。

この作品、ちゃんと最初から一貫している。

最終回見た後で1話と2話見たら、
ああ、そうかって思って、鳥肌が立った。

全部つながってるって思った。

 脚本家 黒澤 仁と弁護士 神楽 蘭との
まるで因縁みたいなつながり。

2話の依頼人が、夫からのDV被害に遭っている元アイドルを、
あそこまでして救おうとした訳。

そして、この作品を通して描かれる、
連続殺人事件の真相。

真犯人の生い立ちと動機、行動原理。

ちゃんと、最初から考えられて作られている。
ちゃんと、つながっている。

ところどころ、細部の設定が緩いのは否めないけど、
でも、たぶんそれはあえて捨てた部分なんだ。

あえて捨てた上で、キャストにかけたんだ。
まさに、「脚本」を託したんだ。

黒澤 仁が神楽 蘭に対して、そうしたように――。



#ドラマ #レビュー

People Who Wowed This Post

届いたって、いいのにな。

thread
雨女晴音子 - デンパ (Music Video) 


#動画探索

People Who Wowed This Post

応答セヨ、愛シイ人 ~宵闇の祷りお題bot @yoiyami_inoriより

thread
その言葉はまるで、暗号のようだった。

唯一の手がかりは不確かすぎて、
肝心なことが掴めない。

今の僕にできるのは、
ただひたすらに、待つことだけだ。

君が応答してくれる、その日を夢見て――。



#オリジナル #ポエム

People Who Wowed This Post

空想的な現実主義者~宵闇の祷りお題bot @yoiyami_inoriより

thread
君に繋がるワードを手にした。
その先にあるのは、夢の続きか、夢の終わりか。

初恋は叶わないから良いんだと、誰かが言った。
想い出は綺麗なままの方が良いんだと、誰かが言った。

焦げつく想いは、果たして綺麗と呼べるのだろうか。

空想は空想のままで、現実は現実のままで。
僕は今、岐路に立っている。



#オリジナル #ポエム

People Who Wowed This Post

この想いは行き場をなくして窒息した~秋桜お題bot @cosmosnoより

thread
初恋はいつまでも甘く、いつまでもほろ苦い。
それはまるで、行き場をなくして染み渡るカラメルソース。

喉元を滑り落ちてもなお、あの味が消えず、
僕は悶え続ける。

もはや夢まぼろしのような存在の君に、
今日も想いを巡らせて、正しい呼吸を見失う。



#オリジナル #ポエム

People Who Wowed This Post

  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account
Happy
Sad
Surprise