財政難で諦めていた詩集『字扶桑』。ついに、ブログル仲間の齋藤氏の和綴じ製本で、これしかない、今しかないと出版に踏み切りました。詩人にやさしい価格でした。
美しい雪景色でありながら、温もりを感じさせる表紙と和綴じという製本にみなさんから驚きと称賛の感想が次から次へと舞い込みました。
詩集は、若返りの不思議な伝説を生きる、架空の寒村の物語である第Ⅰ部と、言葉とポエジーを考察した、やや観念的な第Ⅱ部、詩人の日常を描いた第Ⅲ部から構成されています。第Ⅲ部は読みやすい最近作をまとめましたが、Ⅰ・Ⅱ部は構想12年、コツコツと書き溜めてきたものをようやくまとめました。不思議な読書体験をしたという感想がきています。
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