ダウ平均株価(2月8日)@終値3万6462ドル78セント
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米長期金利が一時(1.96%)に上昇し、利ざや拡大の思惑から金融株が総じて買われています。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めの観測に加え、10日発表の1月の消費者物価指数(CPI)の上振れを警戒した売りが債券に出ています。これを受け、JPモルガン・チェースなど金融株が買われています、
アムジェンは一時(7%)近く値をあげています。8日朝に2022年12月期の業績見通しと併せ、1~3月期に最大60億ドルの自社株買いを実施すると発表したバイオ製薬のアムジェンが大幅高となったのもダウ平均を押し上げています。
米国では新型コロナウイルスの新規感染者数の減少で経済活動の正常化が進む見通しが強まり、恩恵を受ける景気敏感株の一角にも買いが先行しています。
半面、長期金利上昇を嫌気して高PER(株価収益率)銘柄は売られやすく、ハイテク株やヘルスケア株は総じて値を下げました。