日刊工業新聞を見ていると、毎日毎日「海外生産を開始」とか、「海外調達を開始」といったニュースばかりなのだ。 これが日本の現状。 「関西電力が電力需要を水増しして予測した」とか、「節電効果が出ている」というが、景気が良好で生産現場フル稼働ならば、節電なんてそう簡単にはできないものだ。 つまり、電力需要は景気を表す有効な数値なのだ。 節電じゃない。 企業が日本での生産活動ができなくなっている現状が見える。 そんな中、今日はトヨタがターボユニットを内製化するというニュースが目を引く。 トヨタは製造技術が確立されているものに関して海外で生産し、高付加価値の部品に関しては国内生産をしようとしているようだ。 トヨタはハイブリッドからEVの方向に力を入れているので、直噴ターボによるエンジンのダウンサイジングに関しては出遅れている。 しかし、以前はターボも内製していたメーカーである。 今回はアジア需要を見ての内製再開らしい。 これはいい流れだ。 MADE IN JAPANの誇りを復活させたい。
Posted at 2012-07-27 03:44
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Posted at 2012-07-31 05:41
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