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株式会社グラント 29周年記念忘年会を振り返って

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株式会社グラント 29周年記念... 株式会社グラント 29周年記念...
株式会社グラントは、1995年12月25日にマンションの一室で設立されました。
私がフリーエンジニアとしてERPに初めて取り組んだのは1994年12月。このため、今回の忘年会は、グラント設立29周年の節目であると同時に、私自身のERP着手30周年を祝う特別な機会でもありました。
こんな素敵な忘年会が開催できたことをうれしく思います。
 
設立の原点と成長の軌跡
設立当初から、グラントはERPという革新的な分野に挑戦してきました。ERPは基幹業務システムにおける最終形態であると確信していたからです。
 
1996年に開始したシステムインフラ事業は、当初、長年にわたり利益率の課題を抱えました。しかし、「システムインフラはどんな時代でも最新技術を提供できれば必ず需要がある」という信念が私たちを支えてきました。近年の3年計画による大改革を経て収益の大幅な改善を果たし、現在では社員数で最大勢力の部門となりました。2025年度には、収益面でも最大部門となる見通しです。
 
一方、2012年に開始した電子投票事業は、ガラケーと3G電波環境という当時の技術状況の中で船出しました。QRコードなどの新しい技術を一般利用者に普及させることに苦労した部門です。しかし、私たちの発想に時代が追い付く形で、コロナ禍において「人が集まる」ことが否定された際に大きな需要が生まれました。現在では、日本で最も採用されている電子投票システム「e投票」として、その地位を確立しています。
 
 
ERP事業の転機
ERPは設立当初からグラントの収益基盤でしたが、当初のコンサルタント中心の事業は次第にアドオン開発へと偏り、ERP本来の業務改革や最適化とは距離がある状況に陥っていました。この状況を転換するきっかけとなったのは、AI技術の登場です。
 
キャッチフレーズ「The sky is the limit.」のもと、ERP事業の可能性を最大限に引き出すため、新たな方針が打ち出されました。全員がコンサルタントとしてのスキル向上を目指し、同時にアドオン開発を支援する自動生成ツール「D2AQ」を開発。これにより、ERPの持つ本来の力を顧客に届ける環境を整えました。
 
 
忘年会の意義
今回の忘年会では、これまでの歩みを支えてきた社員および契約社員の皆様に感謝の言葉を述べさせていただきました。グラント黎明期から在籍するエンジニアの紹介や、システムインフラ部門の成長、電子投票事業を含む3部門が安定黒字を確保していることをご報告しました。
 
「グラント」という社名には、「認める」「承諾する」という意味が込められています。この名前には、社員一人ひとりの夢を認め合い、助け合いながら共に実現していくという思いが宿っています。この組織を通じて、関わるすべての人々が成功をつかむ――これがグラントの存在意義です。この理念を改めて共有し、全員で意識を新たにしました。
 
 
2025年に向けて
2025年にはAI技術のさらなる進化や「e投票」の新バージョンリリースが控えています。今回の忘年会は、過去の挑戦を振り返りつつ、未来への決意を共有する貴重な場となりました。
 
 
まとめ
設立以来、挑戦と革新を続けてきたグラント。その29周年記念忘年会は、これまでの成果を称え合い、さらなる成長を誓い合う場となりました。これからも「革新的な価値をもたらすIT技術を提供するエンジニア集団」として、未来への歩みを続けていきます。

演奏は、"RYOCOMonster and LUCKY ComeComeS"(cl山下拓郎/gt高田亮介)
異世界をデリバリーしていただきました。

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