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posted 2011-12-09 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
6話の短篇集が納められていますが、普通は収録作品の中からタイトルが決められていると思いますが、これはそうではありません。 作品を純文学やミステリーなどに分けるのはあまり好きではありませんが、この6話の短篇は、ジャンル分けができない内容で、また分ける必要もないほど完成された構成でした。 どの短篇にも主...
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posted 2011-12-06 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
東京の生活から離れ北海道有珠駅の近い場所「月浦」に移り住み、小さなオーベルジュ形式の「カフェ・マーニ」を<りえ>と<水縞尚>の夫婦が営んでおり、そこに訪れるわけありの客との心温まる交流が、連作短篇で描かれています。 沖縄でお誕生日を祝ってもらう旅行をトタキャンされた<香織>は、急きょ旅行先を北海道に...
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posted 2011-12-04 02:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
多くの推理小説は、作者の書かれた文章中の手掛かりを探りながら、犯人を推理してゆく形をとるのが、一般的だと思います。 今回取り上げた『君の望む死に方』は、倒叙型の推理小説で、「刑事コロンボ」のようにあらかじめ犯人が分かっていてストリーが展開していきます。 冒頭、主人公が死んでいる描写から始まります。 ...
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posted 2011-12-02 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸深川の菖蒲長屋で、医者である父<藍野松庵>の仕事を手伝っている<おいち>は16歳です。 <おいち>が他の娘と違うことは、この世に思いを残して死んだ人の姿が見える能力を持っていることで、自分が従事している医療の世界にこの能力を生かされないかと考えています。 そんなある日伯母の<おうた>が持ち込んで...
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posted 2011-12-01 06:10
カイの家
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hiro
今年出版されたロストランドのコレクター本である。これもカールさんからクリスマス・プレゼントとして頂いた。ドイツのロストランド・コレクターが所有しているものを中心にたくさんの作品が掲載されている。解説しているのは、13年前に私がストックホルムで購入した本と同じスウェーデンの作家である。解説は英語とド...
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posted 2011-12-01 04:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
22歳の<工藤悠人>は、ある日「コエ」を耳にして惹かれるように廃車置き場に来てみると、一人の住職<筒井淨鑑>がおり、捨て置かれた冷蔵庫の中から5歳の少女<ミハル>を発見してしまいます。 生と死を扱う職業柄、<淨鑑>は<ミハル>と<悠人>を一緒にさせるとまずいと判断、遠くに養子に出したこととして、母<...
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posted 2011-11-30 19:52
日々是勉学
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らっち
「ローマ人の物語」完。 11月の読書メーター読んだ本の数:10冊読んだページ数:2029ページナイス数:25ナイス孤独と不安のレッスン時間をおいて再読 読んで良かった 気になる一文:人間はみたいものしか見ないのです/あなたが出会う人は、あなたの水準と対応します/僕たち日本人は、共同体が神だったのです...
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posted 2011-11-30 06:59
カイの家
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hiro
ドイツのRCとB&Gのコレクター、カールさんとあざみ野の居酒屋にいって、親交を深めてきました。お互いとても有意義な時間を過ごしました。そして、いろいろ勉強になりました。詳細は、後日少しずつアップしていきたいと思います。写真は、ドイツ・ライン川の写真集です。カールさんはライン川沿いの町に住んでいるの...
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posted 2011-11-30 04:30
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は、角川書店が発行する『小説 野生時代』に掲載されていた4篇と、描き下ろし2篇を加えた6編からなり、連作短篇の構成になっています。 高校時代の同級生、<柿崎美和>・<滝澤鈴音>・<八木浩一>は同じH大学の医学部を目指していましたが、<柿沢>は安楽死疑惑で離れ島の診療所に左遷、<滝澤>は離婚して、...
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posted 2011-11-23 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
冒頭、いきなり血にまみれた女性と、高校生<望月悠>が殺害された場面から物語は始まります。 頭痛が治らない高校1年生の<伊東さやか>を心配したクラスメートの<望月>は、医療コーディネート会社の<中原永遠子>に聖カタリナ総合病院の脳外科医<桧山冬実>を紹介され、<さやか>は「脳幹部海綿状血管腫」と診断、...