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posted 2012-03-11 03:26
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
文庫本(上・下)で、1200ページを超す大作です。 著者の作品は今回が初めてでしたが、緻密な構成と人物設定の見事さに、圧倒されました。 2009年に「柴田錬三郎賞」をこの作品で受賞していますが、十分に納得できる作品でした。 ゲーム作家に憧れて職を失くした元東京都職員の鈴木正彦は、ゲーム本出版社が倒産...
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posted 2012-03-08 03:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2004(平成16)年、『ボーナス・トラック』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞している著者ですが、この一冊を読み終えて「なるほどな」と思いました。 さわやかな大人の恋愛小説でもあり、最終的にはファンタジーの世界で締めくくられます。 詳しく書きますと、今後読まれる方に悪いので、ほのぼのとした気...
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posted 2012-03-06 03:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『サクリファイス』というタイトルだけでは、どのような小説なのか理解しにくいのですが、表紙の写真の通りプロのロードレースを舞台とした、青春小説でもあり、ミステリーでもある小説です。 主人公の白石誓は、陸上選手でしたが自転車競技にあこがれ、ロードレースの世界に飛び込みます。 所属したチームでは、プロ選手...
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posted 2012-03-06 03:00
日々是勉学
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らっち
2月の読書メーター読んだ本の数:7冊読んだページ数:1598ページナイス数:17ナイス小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へたぶん、僕が今後やっていきたい仕事の進め方が書いてるんだと思うが、漠然としていて把握できていない。時間をおいて読んだらちょっとは分かるんだろうか? 気になる一文:...
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posted 2012-03-04 02:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
講談社100周年記念の一環として『悪道』が出版され、2011(平成23)年に第45回吉川英治文学賞を受賞しています。 五代将軍・綱吉の急死をうけて、権臣・柳沢吉保は秘密裏に影武者を立てて徳川家存続を図りますが、陰謀に気づいた伊賀忍者の末裔・流英次郎に刺客を向けるという荒筋でした。 『悪道 西国謀反』...
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posted 2012-02-29 22:33
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
早稲田大学競走部駅伝監督である渡辺康幸さんの著書です。 『自ら育つ力』(日本能率マネージメントセンター)を、2008年に出版されていますが、昨年の第87回箱根駅伝において18年振りに総合優勝をを果たし、新たに1章を追加されての文庫本化です。 度重なるアキレス腱のトラブルで29歳で現役を引退、以後母校...
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posted 2012-02-28 03:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の本は、『女神』 (光文社文)・ 『汝の名』 (中公文庫)・ 『澪つくし』 (文春文庫)と読んできて、4冊目になります。 どの作品にも共通して感じることは、「女」の執念・怨念・すさまじさです。 お化けは男も女もおりますが、幽霊は女性だけということを、いつも認識させられます。 今回登場する主人公の...
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posted 2012-02-26 02:22
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は、2002年に<第1回小学館文庫小説賞>を 『感染』にて受賞し、その後2005年に文庫本化されています。 2作目からの『転生』、『繁殖』、『再発』、そしてこの5作目の『潜伏』とも、すべて小学館文庫のための書き下ろし作品です。 大阪大学大学院医学系研究科を卒業、日本経済新聞社に就職し、医療技術・...
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posted 2012-02-24 03:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の芹沢晃は、若い頃はバックパッカーで世界中を旅していましたが、今は遊園地でカエルの着ぐるみを着てバイト5年目の30歳です。 日々、小さな子供相手に明け暮れているなか、突然彼を父親だという少年が飛び込んできます。 芹沢がアメリカ滞在中に、関係を持った女性が母親として話しは進んでいきます。少年は母...
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posted 2012-02-22 03:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
在宅医療を推し進めている 平野国美さんの『看取りの医者』 を紹介しましたが、今回は東京・山谷のドヤ街の一角で行き場のない人々が寄り添う「きぼうのいえ」が舞台の、ノンフィクションです。 元蒸気機関車の運転手、元731部隊員、元板前、元ヤクザ等、それぞれの人生を歩んできた人たちの人生の聞き取りを通して、...