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posted 2011-03-17 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者の北海道ススキノを舞台とした処女作 『探偵はバーにいる』 (1992年刊行)に始まる<ススキノ探偵シリーズ>として、第11作目の作品ですが、内容は<俺>が24歳でまだ北海道大学文学部哲学科に在籍している時代の物語です。 シリーズを読み続けている読者にはお馴染みの<高田>や<桐原ミツオ>などが登場...
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posted 2011-03-15 05:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前作 『動物学科空手道1年生高田トモ』 の主人公<高田友恵(トモ)>も、無事2年生に進級、4月には自分も憧れて入部した空手道部に新人たちが入り、また新学期が始まりました。 動物応用科学科は2年生になるとレポート提出も多く、実家から通っている<岡本藍子>は練習に出てこないので、(トモ)としては心配でな...
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posted 2011-03-13 05:33
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書には、11話の恋愛に関する短篇が収められています。 短篇集の場合、収録されている作品名からタイトルが付けられる場合が多いのですが、本書は例外で、著者の隠された意図があるのかなと読み進めました。 「ポラリス」とは2100年前後数世紀の間の「北極星」を意味する言葉で、『冬の一等星』の文中に<ほの白い...
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posted 2011-03-12 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第一巻の 『荒野 12歳 ぼくのちいさな黒猫ちゃん』 は、中学の入学式に一人で出向く主人公<山野内荒野>で、父親の恋愛小説家<正慶>は締め切り間近の原稿を書いており、母は他界しています。 入学式に出会った<神無月悠也>に恋心を持ちますが、その<悠也>の母<蓉子>が<正慶>の後妻になってしまいます。 ...
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posted 2011-03-09 04:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<池波正太郎>は『鬼平犯科帳』や『剣客商売』などの時代小説でファンも多く、また美食家・映画評論家としても有名ですが、1990(平成2)年5月3日に没して早や20年が過ぎています。 本書は、フランスを訪れた紀行文である『あるシネマディクトの旅』・『続・あるシネマディクトの旅』・『新・シネマディクトの旅...
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posted 2011-03-05 04:35
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公の<しずか>は25歳、妻子ある男性<剛>と別れ、勤めていた会社は倒産したという状況の中、伯母の<渕上>は薬品会社に勤めている<小村栄治>36歳との見合い話を持ちかけてきます。 中途半端な気落ちで<しずか>は<小村>との見合いを行い、何回かのデートの途中、彼は踏切事故で無くなってしまいます。 <...
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posted 2011-03-02 18:25
四季織々〜景望綴
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keimi
『ぬばたま』って、何? 「たま」からは「魂」を連想します。 調べると「檜扇」の実(種)のことでした。 この種は、射干玉と表記して、 漆黒色 をしています。 古の万葉集に枕詞として「ぬばたまの」が登場しています。 これに続くのは「夜」、その他にも「夢、黒、夕、月、妹(いも)」があります。 『ぬばたま』...
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posted 2011-02-28 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
時は天正年間、忍者の里として有名な伊賀衆を引き連れる<百地三太夫>と、隣接する<織田信長>の次男<北畠信雄(のぶかつ)>の伊勢衆との戦いを主軸に据えた物語です。 「信雄軍」を壊滅させようと、伊賀衆を束ねる「十二家評定」のメンバー<百地三太夫>や<下山甲斐>は、術策をもってなんとか伊勢衆をおびき寄せて...
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posted 2011-02-27 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第一作目の『蝕罪』 をスタートに<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズも、前作 『裂壊』 に次いで、本書で六作目になりました。 ある事件で出世の道を閉ざされた三方面分室室長<阿比留真弓>は、庁内営業の意欲もなくなり、失踪課の重鎮<法月大智>警部補の警務課への移動を止めることもできず、失踪課全体に元気がな...
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posted 2011-02-26 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
誤って恋人を死なせてしまった<田中健一>は、7年間服役したあと、父親の元で生活をしています。 ある日<健一>のところに週刊誌の記者が現れ、取材攻撃にさらされます。 加害者家族、被害者家族のそれぞれの立場が、マスコミの扱いによって逆転してしまうという設定は納得できるところですが、ノンフィクション作家と...