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posted 2011-02-27 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
第一作目の『蝕罪』 をスタートに<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズも、前作 『裂壊』 に次いで、本書で六作目になりました。 ある事件で出世の道を閉ざされた三方面分室室長<阿比留真弓>は、庁内営業の意欲もなくなり、失踪課の重鎮<法月大智>警部補の警務課への移動を止めることもできず、失踪課全体に元気がな...
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posted 2011-02-26 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
誤って恋人を死なせてしまった<田中健一>は、7年間服役したあと、父親の元で生活をしています。 ある日<健一>のところに週刊誌の記者が現れ、取材攻撃にさらされます。 加害者家族、被害者家族のそれぞれの立場が、マスコミの扱いによって逆転してしまうという設定は納得できるところですが、ノンフィクション作家と...
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posted 2011-02-25 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
いやぁ~、昆虫好きとしてはわくわくしながら、面白く読み終えれました。 物語の世界は、学名で<ヴェスパ・マンダリニア>と呼ばれる「オオスズメバチ」たちの世界を描いています。 「オオスズメバチ」の戦士<マリア>は、「疾風のマリア」と呼ばれるほど素早い行動で餌を捕獲してきますが、働き蜂としての寿命はわずか...
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posted 2011-02-17 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
タイのバンコックを舞台に繰り広げられる、どちらかといううと猟奇物的スリラーですので、好き嫌いが出るかもしれません。 <国分隆史>は恋人の<若槻奈美>を伴ってバンコックに来ていましたが、<奈美>はバックパッカーとして現地に3年も滞在している兄<マモル>を尋ねるべく出向くのですが、途中で誘拐されたのか行...
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posted 2011-02-16 04:32
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『仮面警官』に次ぐ、シリーズ2巻目になります『発覚』です。 かっての恋人<真理子>のひき逃げ事件が、神奈川県警の上層部とかかわりがあると知り、警察官になった<南條達也>ですが、交番勤めの地域課から念願の刑事へと池袋警察署での研修が始まりました。 窃盗事件の犯人逮捕に伴い、黒幕が「貝籐組」だとわかり内...
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posted 2011-02-14 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸の街を舞台に、「妖(あやかし)」達が活躍する時代物ファンタジーとして<畠中恵>の『しゃばけ』シリーズが有名で、体の弱い若旦那を中心に「妖」たちが協力して事件を解決していきます。 本書もタイトル通り黒猫に似た雷獣<クロスケ>が登場、江戸を守る妖怪改方の若き同心<冬坂刀弥>を中心に、今は亡き上司の8...
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posted 2011-02-13 04:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
小・中学校と私立の女子高に通っていた<優子>は、高校は男女共学の学校に通い出しますが、のんびりと過ごしてきた影響で1学期の成績がよくありません。 後妻の継母<ミドリ>は、<優子>に物理学の大学院生<美和>を付けるのですが、相性がいいのか10歳も年が離れている割には、色々と人生の悩みとか、恋人のことを...
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ある意味では突っ走ってきた人生でした。 でも仕事は何度か変わっています。自分から選んだものもあれば、流れの中で身を任せたというか成り行きでそうなった部分もあります。 会社を辞める。今までの日本ではあまり考えられないことだったかもしれません。 でも歩んできたレールから途中下車して「降りる」こともいいの...
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posted 2011-02-11 01:30
日々是勉学
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らっち
読んでないなーー。 1月の読書メーター読んだ本の数:3冊読んだページ数:655ページ56歳での起業。気づき:起業する際の高揚感とその反動とか、人とのご縁の大切さとか、が、さらっとした読みやすい文章にしっかりと書かれていた。ブックオフの再販本コーナーで購入。めっけもんでした。読了日:01月10日 著者...
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posted 2011-02-09 04:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
僕こと<チョン・ダウム>は小学3ねんせですが、2年前から白血病かかり、発病・治療・入院を繰り返してきており、抗がん剤や放射線治療で苦しんでいます。 父親<チョン・ホヨン>は元記者であり詩人ですが、詩作活動を離れ、翻訳業で細々と暮らしながら息子<ダウム>のために献身的な看病を続けていますが、残る治療は...