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posted 2018-08-27 05:38
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
細田守氏が監督・脚本・原作を手がけた映画『未来のミライ』(東宝配給)が、2018年7月20日に公開されています。本書『未来のミライ』は、細田監督による原作小説になります。 物語の舞台は、横浜市磯子区の一軒家で、中庭に小さな白樫の木がある。建築家のおとうさんは、芸術家肌でマイペース。出版社に勤めるおか...
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posted 2018-08-25 05:38
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ファルコン
第1作目の 『院内刑事(デカ)』 を読み終えたときに、この魅力的な主人公はシリーズになるなと予感したとおり、第2作目が本書です。 病院内に起こるあらゆるトラブルに対して、対処するのが、元公安部総務課出身の<広瀬知剛>です。病院に常駐し、モンスターペイシェント・院内暴力・暴力団関係者の対処等に的確に対...
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posted 2018-08-16 05:38
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ファルコン
1983年の東京が舞台。主人公の<波田憲司>は、奨学金とバイトでなんとか下宿生活を過ごしている法学部の大学2年生です。ある日、「日給1万円」というアルバイト募集のチラシを見つけます。そこはテレビにも出ている<北川啓>が主宰しているアンケート調査研究所でした。通行人からアンケートを取り意識調査を行う研...
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posted 2018-08-11 05:38
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ファルコン
落語家を主人公とする小説は多々ありますが、寄席を取り上げた作品は珍しいなと手に取りました。 主人公は3人の弟子を持つ大工の棟梁<秀八>です。「噺(落語)」好きが高じて、寄席の席亭になるのが夢でした。仕入先の材木商<木曾屋庄吉>の勧めで、30両を借り受け(のちに騒動の種になるのですが)、35歳にして席...
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posted 2018-08-08 05:38
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著者の<島本理生>(1983年5月18日~)は2018年7月18日、『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞したばかりです。7月10日発売の本書は、最新刊です。2015年の芥川賞候補作「夏の裁断」に書き下ろし三篇を加えた文庫オリジナルです。 「夏の裁断」「秋の通り雨」「冬の沈黙」「春の結論」の順に...
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posted 2018-08-04 05:38
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刊行順とすれば第1作目の『百舌の叫ぶ夜』(1986年2月)に始まり、第5作の『鵟(のすり)の巣』(2002年6月)に次ぐ、久しぶりになるシリーズ復活です。 前作では<大杉>の娘<東房めぐみ>は中学3年生でしたが、本書では28歳の刑事として登場していますので、物語としては13年が経過していることになり...
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posted 2018-08-02 04:01
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強行犯係出身の<沖田大輝>と警視庁随一の捜査分析能力を持つ<西川大和>という対照的な二人の刑事を主人公とする「警視庁追跡捜査係」シリーズも、第1作目の 『交錯』 で始まり本書で8作目となりました。 新人刑事時代のある捜査に違和感を抱いていた追跡捜査係の<沖田>は、二十年ぶりの再捜査を決意します。自殺...
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posted 2018-07-19 05:37
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ファルコン
本書『純喫茶「一服堂」の四季』は、 『謎解きはディナーのあとで』 で2011年本屋大賞を受賞した<東川篤哉>による、喫茶店を舞台にしたユーモアミステリーです。 タイトルの「四季」が表すとおり、春夏秋冬4つの事件が納められています。密室で十字架に磔にされた大学教授「第一話 春の十字架」。農家の納屋...
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posted 2018-07-15 05:37
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ファルコン
堂場瞬一は好きな作家のひとりで、<警視庁失踪課・高城賢吾>シリーズ、<汐灘サーガ>シリーズ、<警視庁追跡捜査係>シリーズ、<アナザーフェイス>シリーズ、<捜査一課一之瀬拓真>シリーズ、<警視庁犯罪被害者支援課>シリーズといった警察物を読み継いできています。 2001年のデビュー作『8年』で、第13回...
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posted 2018-07-10 05:47
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ファルコン
著者の作品としては、第48回吉川英治文学賞作の 『海と月の迷路』 以来久しぶりに手に取りました本書です。 裏社会の大物である祖父の威光を頼りに、夜の世界で遊びまくっていた<望月拓馬>は、ヤンチャが過ぎさらわれて殺されかかりますが、祖父の息のかかったマンションの管理人助手として、無事に1年間勤めあげれ...