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posted 2018-07-05 05:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前シリーズの<古着屋総兵衛影始末>は、全11巻で完結でしたが、この<新古着総兵衛>シリーズは、『地に非ず』(2011年1月28日刊行) で始まり、本書で16巻目になります。 <信一郎>を船団長とする交易船団は、<総兵衛>の母<恭子>の安否を確かめ、オランダとの交易に入ります。新たな交易船「カイト号」...
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posted 2018-07-01 05:37
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ファルコン
タイトル通り、新米刑事として 『ルーキー』 で登場した<一之瀬拓真>シリーズとして、捜査一課畑の刑事としての成長が描かれ、『奪還の日』 に次ぐ第6作目が本書です。 前作で<深雪>と結婚した<一之瀬>ですが、本書で、妻<深雪>は出産まじかになっています。 <一之瀬>は、移動してきたばかりの係長<大城>...
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posted 2018-06-28 05:36
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ファルコン
明治18年創業の古本屋「東京バンドワゴン」を舞台として<堀田>家4世代に渡り繰り広げられる、下町人情話のシリーズの第11巻目が本書です。第一巻目のタイトルは『シー・ラブズ・ユー』であり、各巻とも楽曲のタイトルが付けられています。 4世代に渡る家族ということで登場人物の数も多く、巻頭につけられている家...
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posted 2018-06-23 04:06
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ファルコン
著者の作品は、『天使の屍』 ・ 『後悔と真実の色』 と読んだ数は少ないのですが、人生に絡む重いテーマを扱っているように思え、本書も「んん~」という感じで読み終えました。 主人公<峰岸晄>は、父親は一時は不動産で儲けたこともある殺人者で、水商売の母親とは死に別れ、ラーメン店を営む母方の伯父に引き取られ...
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posted 2018-06-19 05:36
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ファルコン
聴きなれない単語「逢魔」とは、魔物に出会うことを意味しています。 大学4年生の<高橋真矢>は、映画研究会に在籍、自主製作映画を夢見てしゅうかつもせず、文学部の大学院生を目指しています。撮影技術を買われ、民俗学の准教授<布目悟>の現地調査の助手となります。 本書には、3篇が納められており、「座敷わらし...
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posted 2018-06-07 05:36
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ファルコン
被疑者のしぐさや言動から嘘を見抜く行動心理捜査官<楯岡絵麻>シリーズは、第1作目の 『サイレント・ヴォイス』 に始まり、前作 『ストレンジ・シチュエーション』 に次ぐ第6作目が本書です。 既刊はだいたい4章からなる連作短編形式ですが、本書は珍しく一話の完結です。 高齢者に対して高額な商品を売りつける...
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posted 2018-06-02 05:36
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被疑者のしぐさや言動から嘘を見抜き事件を解決する通称「エンマ様」こと<楯岡絵麻>を主人公とする<行動心理捜査官>シリーズは 『サイレント・ヴォイス』 に始まり、前作 『サッド・フィッシュ』 に次ぎ本書で5作目になります。 本書は4章からの構成ですが、第1章の事件が各章につながっていく連作短編となって...
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posted 2018-05-26 05:35
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第1作目の『サイレント・ヴォイス』 で始まりました、被疑者のしぐさから嘘を見破る行動心理捜査官<楯岡絵麻>は、その仕事ぶりから「エンマ様」と呼ばれ、『インサイド・フェイス』 に次ぐシリーズ第4作目の本書では四つの難事件を解決します。 人気歌手の死は本当に自殺なのか。老婦が殺された原因はご近所トラブル...
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posted 2018-05-21 05:35
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しばらくチェックしていない間に、『サイレント・ヴォイス』 に始まる<楯岡絵麻>シリーズがたまっているようで、『ブラック・コール』 に次ぐ3作目が本書です。 主人公の<楯岡絵麻>は、警視庁捜査一課巡査部長。「行動心理操作感」との副題がついているように、習慣や仕草、行動パターンから相手の嘘を見破る行動心...
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posted 2018-05-15 05:35
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ファルコン
『完全黙秘』 で始まりました「警視庁公安部 青山望」シリーズも、前作 『一網打尽』 に続き本書で第11作目になります。 ある事件が起こり、その背景として韓国・中国マフィアの登場、世界の政治的流れを取り入れるとの構成は、読者としてお馴染みですが、元公安部勤務の著者の目線は、いつもタイムリーな話題で楽し...