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posted 2017-11-24 04:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2014年に発行され、第152回の直木賞を受賞し、2015年に本屋大賞第2位となった『サラバ!』が3分冊で文庫化されています。 父親の転勤先のイランで生まれ、大阪で幼少期を過ごし、エジプトの小学校に入った主人公の圷歩(あくつあゆむ)には、少々変わった性癖の姉がいた。自分のこと以上に熱心に姉のこと...
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posted 2017-11-15 04:35
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ファルコン
主人公<三崎皓湖子>は51歳、36歳で再婚した東都大学大学院の経済学の教授で、経済問題のテレビコメンテーターとして、わかりやすい解説で人気があります。 テレビ番組終了後、テレビ局の役員をしている前夫<八木沢>より、明正党総裁の<山城泰三>を紹介され、勉強会立ち上げの座長としての依頼を受け、経済活性化...
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posted 2017-11-11 04:31
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ファルコン
新米弁護士のイソ弁である<本條 務>は、ある日突然、所属事務所のボス<高階徹也>から殺人事件の担当を任される。弁護するのは町工場の経営者<戸三田宗介>。金銭トラブルから金融業の<成瀬隆二>をペーパーナイフで刺殺し、翌日自ら警察署に出頭して殺人容疑で逮捕された事件です。 逮捕後、<戸三田>は<成瀬>か...
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posted 2017-11-02 05:32
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本書は、短編39編、長編33編を書かれてきた<宮本輝>さんのエッセイ集です。作品の背景から大阪生まれだと思われがちですが、兵庫県神戸市生まれです。単行本刊行後の5編が加えられており「完全版」となっています。 著者が人生の折々に巡り合った忘れ得ぬ人々の面影が、円熟した筆致で描かれています。 いままで語...
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posted 2017-10-24 05:32
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ファルコン
B級グルメ派として、著者の作品は初めてになりますが、タイトルにひかれて読んでみました。 主人公<寺島妙子>は、病院勤めの定年を迎え、10年前に突然に失踪した料理人の亭主<秀一>から届いたはがきの消印を頼りに、有給を使い滋賀から東京に出向きますが、到着早々に財布を失くし途方にくれていましたが、谷中にあ...
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posted 2017-10-06 05:36
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ファルコン
解説を含め607ページ、非常に重たい気持ちで読み終えました。 前半は、認知症病棟に入居すべく訪れた人たちのそれぞれの人生が本人により語られ、その後認知症病棟勤務の看護師<城野>の目線から、40人の病棟内の日常の出来事語られていきます。 読み手には、認知症病棟のルポjルタージュを読んでいると思わせるほ...
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posted 2017-09-18 05:35
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2011年5月から2012年5月まで『日本経済新聞電子版』に連載され、単行本になる際に1話追加され、全8話の連作短篇集となって刊行されています。 「ソニック」の子会社「東京建電」を舞台として、売上至上主義のもとに起こった不祥事に巻き込まれてゆく肩書きや職務の違う社員たちを描いた群像小説です。 それぞ...
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posted 2017-09-16 05:36
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ファルコン
『ストロベリーナイト』 に始まる<姫川玲子>警部補を主人公とする誉田哲也の代表作ともいえるシリーズの短篇集で全8話が収録されています。 本庁の捜査一課地ダウの「姫川班」解散後、池袋署に移動した<姫川>ですが、あいかわらず元気に動き回る<姫川>の姿が楽しめ、また「姫川班」としてかかわってきた懐かしい仲...
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posted 2017-09-13 05:33
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のんびりとロクガシタサッカーの試合を見て夜勤を過ごそうと考えていた<フロスト>警部でしたが、多くの事件が重なり、てんてこ舞いの状況に陥った<フロスト>でした。 コンビニ強盗事件は、運よく解決させましたが、まだ、幼児誘拐事件と連続娼婦殺人事件のめどが立たない中、幼児誘拐事件の容疑者が、留置場内で自殺し...
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posted 2017-09-09 05:39
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ファルコン
大好きな<フロスト>警部シリーズも第6作目の最終巻 『フロスト始末(上・下)』 が発行されていますので、今回は長年気にしていました第5作 『冬のフロスト』 です。 寒風が吹き荒れる1月、<フロスト>は、夜勤の間に経費の水増し作業を作り終えて、録画したサッカーの試合を楽しみにしていましたが、思い通りに...