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posted 2023-07-18 05:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書『ダ・ヴィンチ刑事』は本格的な刑事推理小説ではなく、バディーを組んだ二人の凸凹刑事が事件を解決する3篇が収められ、2023年5月13日に文庫書下ろしとして発売されています。 警視庁楠町西署の刑事「小暮時生」38歳は三女一人の子を育てながら、離婚した姉「仁美」と家事に仕事に奮闘する日々を送っていま...
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posted 2023-07-13 05:05
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ファルコン
多方面の分野と多くの作家の娯楽小説を読み続けていますが、文庫本として発売が待ち遠しい代表格は、<今野敏>の『隠蔽捜査』シリーズと〈濱嘉之>の『警視庁公安部・片野坂彰』シリーズです。 <濱嘉之>の本書『天空の魔手』は、2023年5月10日に『隠蔽捜査』シリーズ5冊目として文庫書下ろしとして発売されてい...
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posted 2023-07-01 04:05
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ファルコン
<古野まほろ>の『新任警視(上・下)』に続いて、警視総監、警視監、警視長、警視正に次ぐ第5位の階級として規定されている「警視」を主人公とした<神野オキナ>の『伏龍警視・臣大介』は、2023年5月7日文庫本として発売されています。 この階級からが、いわゆる「キャリア組」と「ノンキャリア」との大きな壁と...
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posted 2023-06-23 04:05
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ファルコン
単行本では1冊ですが、文庫本では2分冊となり、『新任警視(上)』(495ページ)に続く『新任警視(下)』(542ページ)です。 「やっと読み終えた」というのが、正直な感想です。多くの警察小説を読んできていますが、最後まで物語に《ノル》こともなく読み終えました。 <古野まほろ>は、元警察キャリアの著者...
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posted 2023-06-18 00:05
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ファルコン
著者<古野真帆路>による新潮文庫『新任巡査(上・下)』・『新任刑事(上・下)』に続き、警察組織としての階級が上がり『新任警視(上・下)』ですが、シリーズとしての連続性はなく、それぞれ独立した小説として構成されています。この『新任警視(上)』は、2020年5月に単行本が刊行され、2023年4月1日に文...
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posted 2023-06-10 05:05
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ファルコン
『小説推理』に掲載されました4篇と書下ろし1篇を加えた短編小説集として、2023年5月13日に文庫本として発売されています。 面白そうなタイトルで、著者<柴田哲孝>の作品は、『中国毒』を面白く読み終えていますので、手にしてみました。 主人公は、「殺し屋商会 復讐代行相談所」を名乗る「水島亜沙美」と、...
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posted 2023-06-06 04:05
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ファルコン
(34)『MRエムアール(上)』に続く『MRエムアール(下)』です。 追いつめられた天保薬品酒井営業所長の「紀尾中」とその部下たちは、韓国に出向きライバル社タウロス・ジャパンの新薬「グリンガ」への反転攻勢のため死力を尽くします。 ようやくガイドラインの行方に決着が見えたころ、かねてより「紀尾中」が大...
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posted 2023-06-03 03:25
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ファルコン
医者で作家は数多くいますが、<久坂部羊>もデビュー作品『廃用身』・神戸を舞台とした『無痛』で強烈な印象を持った作家のひとりで、『嗤う名医』以来久しぶりに手にした本書『MRエムアール(上・下)』は、2021年4月に単行本が刊行され、2023年4月10日に文庫本2冊として発売されています。 上巻の書き出...
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posted 2023-05-30 04:05
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ファルコン
<朝井まかて>の『輪舞曲(ロンド)』は、2020年4月17日に単行本が刊行され、2023年4月1日に文庫本が発売されています。シーボルトを描いた『先生のお庭番』や植木屋稼業の『ちゃんちゃら』など植物好きとして《植物系小説》として読み始めましたが、小気味よい文体で読みやすく、江戸時代の介護問題を扱った...
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posted 2023-05-27 04:05
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ファルコン
単行本としては2020年11月に刊行、文庫本として2023年3月5日に発売されています、<青山美智子>の『お探し物は図書室まで』の文庫本の帯には「2021年本屋大賞第2位!」の文字、タイトルに「図書室」とくれば、気になる一冊として手に取りました。 それぞれ独立した5つの短篇が収められています。最後は...