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posted 2023-12-30 03:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年最後の読書は<東野圭吾>の『ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人』です。2020年11月に単行本が刊行され、2023年11月20日に文庫本が発売されています。 「神尾真世」の元中学校の国語教師である父が故郷の実家で殺害されます。不動産会社でリフォームを担当している「真世」は仕事と結婚準備を...
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posted 2023-12-23 04:05
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ファルコン
医師であり作家の<南杏子>は、<吉永小百合>主演映画『命の停車場』(2021年・監督:成島出)の原作者ということで、気になっていましたが、解説者が<久坂部羊>ということで、今回本書『ヴァイタル・サイン』を手にしました。 2021年8月18日に(小学館)から刊行され、2023年10月11日に文庫本...
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posted 2023-12-19 03:05
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ファルコン
本書『赤の呪縛』は、著者<堂場瞬一>の作家デビュー20周年の節目として、「父と子の相克」というテーマに真正面から挑み、2021年5月21日に刊行され、2023年11月10日に文庫本として発売されています。 36歳の警察官である息子「滝上亮司」と、政治家である父「喜多安武」の親子の確執を元に権力と...
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posted 2023-12-08 02:05
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「二係捜査」シリーズとして『宿罪 二係捜査1』・『逆転 二係捜査2』と続き3ケ月連続刊行として本書『ゴースト 二係捜査3』が、2023年11月25日に文庫本書下ろしとして発売されています。 新大久保の路地裏で、喧嘩の仲裁に入った医師「柿沢孝洋」が殴られ、反撃して相手に重傷を負わせる過剰防衛事件が起き...
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posted 2023-12-05 03:05
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本書『逆転 二係捜査2』は前作『宿罪 二係捜査1』に続く書下ろし3ケ月連続刊行の第2弾にとして、2023年10月25日に発売されています。 10年前、日野市の女児殺害の容疑で逮捕された「野村栄慈」 は、二審で逆転無罪となっていますが、その「野村」が、再び逮捕されます。茨城で殺害された女児の発見現場付...
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posted 2023-12-02 02:05
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著者の作品としては、『その女アレックス』・『監禁面接』以来となる本書は、2023年10月10日に文庫本として発売され、本書は年代ごとの3章で時代ごとに描かれています。 〈1999年〉 母とともに小さな村に暮らす12歳の少年「アントワーヌ」は、サントゥスタッシュの森で、自作した秘密基地(ツリーハウス)...
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posted 2023-11-21 03:05
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ファルコン
著者<篠田節子>の作品は、公害問題と自然の驚異と神秘に触れた『アクアリウム』以後、NHKでも放送が控えていますドラマ『仮想儀礼』の原作となりました、宗教問題を扱った『仮想儀礼』にいたく感動、『沈黙の画布』・『冬の光』・『銀婚式』・『鏡の背面』と読み継いできています、お気に入りの作家です。 本書『田舎...
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posted 2023-11-15 03:25
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本書『もう、聞こえない』は、2020年8月に単行本として刊行され、2023年10月5日に文庫本として発売されています。 なんとも不思議な構成の『もう、聞こえない』でした。全体的には、殺人事件を中心とする〈警察小説〉なのですが、背景となる二人の女性の〈シスターフッド小説〉や、〈言霊〉としての幽霊が事件...
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posted 2023-11-07 04:05
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アルツハイマー病を扱った『神域』に続く医療問題を扱った本書『レインメーカー』は、2021年10月に単行本として刊行され、2023年10月5日に文庫本として発売されています。 タイトルの《レインメーカー》は文中にも説明が出てきていますが、米国において「訴訟で大儲けをする弁護士」のことを意味しています。...
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posted 2023-11-03 04:25
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本書『棘の街』は、2004年3月に 幻冬舎より刊行され、 2009年10月 に幻冬舎文庫としてすでに発売されていますが、2023年9月25日に、角川文庫として発売されています。 「刑事・鳴沢了」シリーズ〈全10巻+番外編『七つの証言 刑事・鳴沢了外伝』、 第4作目からは文庫書き下ろしで刊行〉が3冊...