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posted 2024-09-27 03:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者<松嶋智左>は、1961年生まれ。元警察官で女性白バイ隊員でした。退職後小説を書きはじめ、2005年に北日本文学賞、2006年に織田作之助賞を受賞。2017年、『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しています。文庫本として発売されています『女副署長』...
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posted 2024-09-24 04:25
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ファルコン
ミステリー作品主体の作家<湊かなえ>ですが、本書『残照の頂 続・山女日記』は、『山女日記』に続く、登山を主体とした4篇が収められ、2021年11月に刊行され、2024年8月10日に文庫本が発売されています。 それぞれに日々の悩みを抱えて山を訪れる女性たちが、それでも次の一歩を踏み出す姿を描いてい...
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posted 2024-09-05 04:05
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ファルコン
司法解剖の世界を描いた、<小松亜由美>の『イシュタムの手』(小学館文庫)がありましたが、本書『警察医の戒律(コード)』も司法解剖の法医学者が主人公の物語が3篇収録されており、2022年9月に刊行、2924年8月18日に文庫本が発売されています。 主人公「幕旗治郎」は、犯罪都市ニューヨークの検視局...
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posted 2024-08-30 04:05
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ファルコン
本書『人生の道しるべ』は、<宮本輝>と<吉本ばなな>の対談集で、2015年10月に刊行されていますが、2024年8月30日付けで文庫本が発売されています。 <宮本輝>が単行本・文庫本共に〈まえがき〉、<吉本ばなな>が単行本・文庫本共に〈あとがき〉を書いており、ふたりの作家が20年ぶりに出会い、そ...
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posted 2024-08-27 04:05
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ファルコン
<桜木紫乃>の前作『ブルース』(2014年12月刊)では、「影山博人」という一人の男に対して8人の女が繰り広げる物語でしたが、その続編となる本書『ブルースRed』は、2021年9月に単行本が刊行され、2024年8月10日に文庫本が発売されています。 小気味よい文体で好きな作家でもあり、場面の展開...
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posted 2024-08-22 05:05
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ファルコン
著者<ジョージ・ドーズ・グリーン>は、MWA新人賞受賞作『ケイヴマン』で衝撃のデビューを飾ってから約30年が経ち、待望の第4作目が『サヴァナの王国』です。本書はCWAゴールド・ダガー受賞作品として、歴史の大きな闇を抉りだす、米南部を舞台とするゴシック・ミステリーの傑作です。 ジョージア州サヴァナ...
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posted 2024-08-10 03:05
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ファルコン
<深町秋生>の作品としては、<組織犯罪対策課 八神瑛子>シリーズの『アウトサイダー』以来久しぶりになりますが、期待通り面白く楽しめました。 本書『鬼哭の銃弾』は、2021年1月に刊行され、2024年7月13日に文庫本として発売されています。 警視庁捜査一課の刑事「日向直幸」は多摩川河川敷発砲...
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posted 2024-07-27 04:45
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ファルコン
本書『ナゾコキ・ジパングSAKURA』は、2022年6月に刊行され、2024年7月10日に文庫本が発売されています。 本書には、精南大学の男子寮《獅子辰寮》の代表となった「長瀬秀次」と、《獅子辰寮》で同室となるアメリカ ・ロサンゼルス出身の「ケビン・マクリーガル」を主人公として、脇役にロサンゼル...
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posted 2024-07-17 04:05
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ファルコン
本書『イシュタムの手 法医学教授・上杉栄永久子』は、『STORYBOX』に掲載された3篇を文庫化に当たり加筆改稿され、書下ろし2篇を加えて、2024年7月10日に文庫本として発売されています。 医者ぞろいの家族として、大学受験に失敗し、東京の実家を出て秋田医科大学に進学した「南雲瞬平」です。ある...
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posted 2024-07-10 05:05
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ファルコン
2021年 本屋大賞候補に選ばれました『六人の嘘つきな大学生』 の著書<浅倉秋成>による『俺ではない炎上』は、2022年5月に刊行され 。2024年6月15日に文庫本として発行されています、 SNSの炎上をテーマに展開し、無実の中年男が罪をなすりつけられ逃亡するという展開で、最後にはお得意のどん...