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posted 2024-04-26 04:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
<石持浅海>による「殺し屋」シリーズ第3弾『弾女と男、そして殺し屋』が、2024年3月10日に文庫本書下ろしとして発売されています。本書には短編4作に加えて、表題作でシリーズ初の中編『女と男、そして殺し屋』の5作品が収録されています。 本書の主人公は、普段は経営コンサルタントとして働く「富澤允」...
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posted 2024-04-22 05:05
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ファルコン
『白鳥とコウモリ(上)』では、時効が成立した殺人事件の真犯人であり、今回の白石弁護士殺人事件の犯人であると自首してきた「倉木達郎」を巡る事件の概要が描かれ、自供内容が父らしくないと疑問を感じた息子の「和真」と、「倉木達郎」の供述による殺人の動機が、殺された弁護士の言動には納得できない娘の「美令」が、...
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posted 2024-04-19 03:25
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ファルコン
本書『白鳥とコウモリ』は、2021年4月に刊行され、文庫本として2024年4月6日に(上・下)2分冊として発売されています。 2017年、東京竹芝の河川敷で善良な弁護士「白石健介」の刺殺体が発見されます。 本庁捜査一課の刑事「五代努」は、所轄若手の「中町」巡査と組み捜査を始めます。自首してきた「...
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posted 2024-04-11 04:05
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ファルコン
<堂場瞬一>の「ラストライン」シリーズとして、『ラストライン0 灰色の階段』に次ぐシリーズ7冊目の『ラストライン6 罪の年輪』が、2024年3月10日に文庫書下ろしとして発売されています。 立川中央署の捜査一課の主人公「岩蔵剛」も55歳になり、定年延長であと10年は刑事生活が続くと考えているとき...
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posted 2024-03-23 04:45
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ファルコン
著者<玉岡かおる>は、兵庫県三木市生まれということで、大正から昭和初期にかけて日本一の年商を誇った商社・鈴木商店を、女主人<鈴木よね>の視点で描き織田作之助賞を受賞した『お家さん』、皇室御用達百貨店「高倉屋」の礎を築いた女主人の人生を追った『花になるらん―明治おんな繁盛記―』など、関西発祥の企業を題...
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posted 2024-03-08 03:25
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ファルコン
元警察官として『女副署長』で華々しくデビューしました<松嶋智佐>の最新刊『巡査たちに敬礼を』が、2024年3月1日に文庫本として発売されています。 『小説新潮』に2018年9月号から2022年3月号まで掲載されました6篇が収められています。 『障り』では、41歳のバツイチ・子持ちの交通課係長...
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posted 2024-02-27 04:05
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ファルコン
本書『推しの殺人』は、2024年第22回「このミステリーがすごい大賞」の「文庫グランプリ受賞作(応募時作品名『溺れる星くず』」です。 3人〈ルイ・テルマ・イズミ〉の3人は、大阪で活動する女性地下アイドル「ベイビー★スターライト」のメンバーですが、それぞれ様々な問題を抱えて危機的な状況にありました...
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posted 2024-02-21 04:05
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ファルコン
<濱嘉之>の「プライド」シリーズとして、『プライド 警官の宿命』に続く第2弾『プライド2 捜査手法』が、2024年1月16日に文庫本書き下ろしとして発売されています。 著者の小説はその時代の旬の話題・政治情勢を背景としているのが多く、単行本の刊行から文庫本化される2年ほどの間に時代遅れになる感が...
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posted 2024-02-13 03:05
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ファルコン
好きな作家のひとり<濱嘉之>は、「警視庁公安部・青山望」シリーズ・「院内刑事」シリーズ・「警視庁公安部・片野坂彰」シリーズなどを読んできていますが、この度「プライド」シリーズが加わりました。 本書『プライド 警官の宿命』は、2022年9月15日に文庫本書下ろしとして発売されています。 濱嘉之...
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posted 2024-01-27 03:05
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ファルコン
2023年12月10日に文庫本として(上・下)2分冊として発売されています。(8)『冬の狩り人(上)』に続く『冬の狩り人(下)』です。 なかなか大量殺人の所轄署のH県警に出頭できない消えた重要参考人「阿部佳奈」は、何者かに命を狙われ続けていました。H県で彼女を保護しようとする新宿署の「佐江」とH...